2020年06月17日
【夢分析】親に謝罪を求めた後、乗るバスを間違える夢。
ー夢の目次ー
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両親を前にした僕は、
父に殴りかかる勢いで怒りをぶつけた。
「どうしてあんな仕打ちをしたんだよ!
どうして家族扱いしてくれなかったんだよ!」
「悲しかったよ、寂しかったよ、怒りに震えたよ!」
本当に殴らなかったのが不思議なくらいに逆上していた。
父はいつものように、
くどくどした地獄演説で返してこなかった。
弱弱しい声で
「すまなかった。
父さんも母さんも、2人とも発達障害なんだ…。」
詫びの言葉として、ただそれだけを告げた後、
目を伏せて黙ってしまった。
怒りと涙でぐしゃぐしゃの僕と、
すまなそうにする父の傍らには、
何もできず遠目から立ち尽くす母がいた。
止めもせず、何か言うでもなく、
伏し目がちなまま、こちらを見つめていた。
この期に及んでも、助けない母。
この人はずっとそうだ。
子どもに危害を加えるわけじゃないけど、守りもしない。
遠くから見守ると言えば聞こえはいいけど、
守られない側からすれば”何もできない”ように見える。
なんて弱い人なんだと、僕の怒りは失望に変わった。
僕は虚しさを抱えたまま、父のもとを去り、
近くのバス停からバスに乗った。
「発達障害なんだ」
こんな弁明を聞くために、
僕はこんなに怒り狂っているのか。
そう思うと、ここに居ても仕方なくなった。
席に座り、ふと向かい側に目をやると、
なぜか母も乗っていた。
僕をちらちら見るが、近づいては来ない。
他人のふりを決め込もうとしているようだった。
海沿いの海岸通り、ひなびた漁村のような集落がある。
ゴツゴツした岩が転がり、少し先には切り立った崖が見える。
崖を切り開いてできたような道路を、バスは少しずつ登っていく。
僕には集合場所があった。
最寄りのバス停まで、あと少し。停車ボタンを押して待つ。
ところが、
バスはなぜかそのバス停には停車しなかった。
僕は困惑し、集合時間に遅れることを懸念した。
しばらく先のバス停は、海岸公園へ続く遊歩道。
母と、残りの乗客はここで降り、僕1人になった。
ここで降りても仕方ない。
遅刻してしまうけど終点まで行って、折り返しのバスに乗ろう。
あと12分。
ため息を「はぁ…」と1つ。着いたら謝ろう。
崖を切り開いた道を登り切った先、
終点のバスターミナルで降車。
海浜公園のような、開けた場所。
さわやかな海風を感じる。
観光用の駐車場や、少し先に灯台も見える。
バスの運転手さんに
目的地まで折り返しのバスはどれか聞いてみた。
すると、
最初に乗る時点で、
僕は乗るバスを間違えていたよと教わった。
「きみの目的地のバス停には、
”東6”に乗っていればちゃんと停車してたよ」
最初から間違えたのか…。
どうしよう。
ここから集合場所まで、
歩いたらどれくらいかかるか想像もつかない。
次のバス発車まで、けっこう時間がある。
どっちにしても、かなり遅刻しそうだ…。
天気はいいし、海風が心地よい。
せっかくだから歩こうか、折り返しのバスを待とうか。
海風に吹かれながら迷っていた、その時…。
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「親に謝ってほしい」
ギリシャ神話・ヘパイストスの逸話を知って、
忘れかけていた気持ちが再燃したのかもなぁ。
→「【ギリシャ神話・ヘパイストス】親に詫びを求めたら、きっと虚しくなるんだろう。」
これは、僕の中の迷いと葛藤が映し出された夢。
再燃してしまった気持ち「親に謝ってほしい」。
その気持ちとどう向き合うか定まらない迷い。
今やってる仕事、書き続けているブログ、
TwitterやInstagramをどう続けていくか、
どう見せていくか、方針への迷い。
そして、消極的になっている自分への葛藤。
何をすればいいかわからない自分への迷い。
行き先が間違ってるんじゃないかという迷い。
そんな、迷いを映し出した夢のエピソードで、
誰かが何かを感じてくれたら嬉しい。
- 父に殴りかかる勢いで、怒りをぶつける
- 助けない母、虚しさに失望する僕
- 失意のうちに、バスへ乗車
- なぜか停車しないバス、途中下車する母と乗客
- 終点に到着、決定的となる遅刻、そして
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1.父に殴りかかる勢いで、怒りをぶつける
両親を前にした僕は、
父に殴りかかる勢いで怒りをぶつけた。
「どうしてあんな仕打ちをしたんだよ!
どうして家族扱いしてくれなかったんだよ!」
「悲しかったよ、寂しかったよ、怒りに震えたよ!」
本当に殴らなかったのが不思議なくらいに逆上していた。
父はいつものように、
くどくどした地獄演説で返してこなかった。
弱弱しい声で
「すまなかった。
父さんも母さんも、2人とも発達障害なんだ…。」
詫びの言葉として、ただそれだけを告げた後、
目を伏せて黙ってしまった。
2.助けない母、虚しさに失望する僕
怒りと涙でぐしゃぐしゃの僕と、
すまなそうにする父の傍らには、
何もできず遠目から立ち尽くす母がいた。
止めもせず、何か言うでもなく、
伏し目がちなまま、こちらを見つめていた。
この期に及んでも、助けない母。
この人はずっとそうだ。
子どもに危害を加えるわけじゃないけど、守りもしない。
遠くから見守ると言えば聞こえはいいけど、
守られない側からすれば”何もできない”ように見える。
なんて弱い人なんだと、僕の怒りは失望に変わった。
3.失意のうちに、バスへ乗車
僕は虚しさを抱えたまま、父のもとを去り、
近くのバス停からバスに乗った。
「発達障害なんだ」
こんな弁明を聞くために、
僕はこんなに怒り狂っているのか。
そう思うと、ここに居ても仕方なくなった。
席に座り、ふと向かい側に目をやると、
なぜか母も乗っていた。
僕をちらちら見るが、近づいては来ない。
他人のふりを決め込もうとしているようだった。
4.なぜか停車しないバス、途中下車する母と乗客
海沿いの海岸通り、ひなびた漁村のような集落がある。
ゴツゴツした岩が転がり、少し先には切り立った崖が見える。
崖を切り開いてできたような道路を、バスは少しずつ登っていく。
僕には集合場所があった。
最寄りのバス停まで、あと少し。停車ボタンを押して待つ。
ところが、
バスはなぜかそのバス停には停車しなかった。
僕は困惑し、集合時間に遅れることを懸念した。
しばらく先のバス停は、海岸公園へ続く遊歩道。
母と、残りの乗客はここで降り、僕1人になった。
ここで降りても仕方ない。
遅刻してしまうけど終点まで行って、折り返しのバスに乗ろう。
あと12分。
ため息を「はぁ…」と1つ。着いたら謝ろう。
5.終点に到着、決定的となる遅刻、そして
崖を切り開いた道を登り切った先、
終点のバスターミナルで降車。
海浜公園のような、開けた場所。
さわやかな海風を感じる。
観光用の駐車場や、少し先に灯台も見える。
バスの運転手さんに
目的地まで折り返しのバスはどれか聞いてみた。
すると、
最初に乗る時点で、
僕は乗るバスを間違えていたよと教わった。
「きみの目的地のバス停には、
”東6”に乗っていればちゃんと停車してたよ」
最初から間違えたのか…。
どうしよう。
ここから集合場所まで、
歩いたらどれくらいかかるか想像もつかない。
次のバス発車まで、けっこう時間がある。
どっちにしても、かなり遅刻しそうだ…。
天気はいいし、海風が心地よい。
せっかくだから歩こうか、折り返しのバスを待とうか。
海風に吹かれながら迷っていた、その時…。
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「親に謝ってほしい」
ギリシャ神話・ヘパイストスの逸話を知って、
忘れかけていた気持ちが再燃したのかもなぁ。
→「【ギリシャ神話・ヘパイストス】親に詫びを求めたら、きっと虚しくなるんだろう。」
本日の夢キャスト
- バス
集団生活の中での協調性、利他的な感情
人と接することへの好意的な気持ち
短期的な未来
バスにおとなしく乗っている
→属している集団の中でうまくやっている一方、
自己主張が足りず個性を発揮できていない
バスが知らない場所を走る
→新しい場所や可能性を模索している
バスを乗り間違える
→本当にやりたいこと、進みたい道を決めかねている
バスが目的地のバス停に停車しない
→自分の目標と、いま属している集団での目標が異なる
バスの乗客が少ない、自分しか乗っていない
→人間関係が減少傾向、消極的で受け身 - 両親への態度
ぶつけたくて、ぶつけられなかった自分の葛藤
謝罪してほしい気持ちを消せないのに、
いざ謝罪されたら虚しくなるのをわかっている矛盾
深層心理からのメッセージ
これは、僕の中の迷いと葛藤が映し出された夢。
再燃してしまった気持ち「親に謝ってほしい」。
その気持ちとどう向き合うか定まらない迷い。
今やってる仕事、書き続けているブログ、
TwitterやInstagramをどう続けていくか、
どう見せていくか、方針への迷い。
そして、消極的になっている自分への葛藤。
何をすればいいかわからない自分への迷い。
行き先が間違ってるんじゃないかという迷い。
そんな、迷いを映し出した夢のエピソードで、
誰かが何かを感じてくれたら嬉しい。
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