明日死んでも後悔しない生き方をする

僕は大きな空港のロビーでフライトを待っている。

目の前には円形のテーブルが幾つか、
そして周りには僕が知ってる何人かが一緒に待っている。



そこへ、大きな縦揺れの地震が襲う。

この時、僕の周りにいた人の顔はうっすら映っていたが、
親戚の誰かか、友人か忘れてしまった。

どうしてか、みんな逃げない。

それどころか動じる様子もなく
ただ揺れを受け入れている。雑誌なんか読んでいる。

僕だけが揺れているのだろうか。
いや、隣のテーブルも床も上下に波打っている。

床が持ち上がっては急降下するような、
本当に波に乗っているようだ。



みんなどうして逃げないのかと不思議に思ったが、
座っていられないほど上下に大きな揺れは続く。

僕はとっさに、
目の前にあった円形テーブルの下に避難した。

怖い、怖い、そして揺れが長い。



これだけ大きく縦に揺れてるのに、
空港のロビーでは何かが割れたり倒れたりせず
行き交う人の誰かが転ぶ様子すらなく、

みんな足元をセメントで固められたかのように
バランスを崩さない。

建物が崩れる様子もないまま耐え続け、
激しい揺れがやっと収まり、テーブルの下から出てみた。



欠航便なし。
フライト時刻、予定通り。



行先や航空会社は忘れたが
地震後もなぜか無傷の電光掲示板を見ると、

僕が乗る予定だった飛行機は
予定通りフライトするそうだ。

滑走路が壊れているかも知れないし
今の揺れで飛行機が破損しているかも知れない。

空港内では何事もなかったかのように
人が忙しなく行き来している。



気を取り直して、ロビーの一角に
なぜか設置されているバスケットコートへ行き、

フライト前にシューティングしよう
というところで上映終了。



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今回の夢が象徴するのは

空港：人生の転機、変身や逃避願望
地震：環境の大幅な変化、不安定な精神状態
揺れ：大きさに応じて環境変化の度合い変動



新しい旅立ちと言えば確かに来週から
就労移行支援事業所への体験通所が決まったし、

恐らくはある程度の期間、
その事業所へ正式に通所する可能性が高い。

その意味では確かに人生の転機。

→三箇所の事業所を見学し、
　二回目に行った施設が肌に合う気がした話。
「就労移行支援事業所の見学。-1回目-」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/132/0

「就労移行支援事業所の見学。-2回目-」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/142/0

「就労移行支援事業所の見学。-3回目-」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/145/0

本当に良い方向へ行ってると思うし、
そうやってポジティブに捉えられる余裕が
ようやく出てきたのは喜ばしいこと。



ただ、最近は精神的に割と安定しているように見えて、
食べたいものがわからなくなったり、

なんだか感情の起伏がなくなっているような
世界がふわふわしているような感覚があったり、

表出していないだけで
奥底ではけっこう動揺しているのかも知れない。

→「食べたいものがわからなくなる時。」
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/144/0



長い冬がようやく終わった。

最近は公園で芝生に寝転がって
アダルトチルドレン関連の本を読みふけるくらいの
穏やかさを醸し出している。

精神的に底だった三月を乗り越えたことで
吹っ切れ方がわかってきたのであれば喜ばしいが、

表面的な感情の起伏が小さくなったのと
地震の夢の出現率が高めなのは気になるところ。



何にせよ今は新しいことにぶつかっていくための
気持ちの余裕がようやくできてきたし、
夢を分析するのは殊のほかおもしろい。

運勢や占いにはあまり興味を惹かれないが、
やはり僕は心理学に興味がある。

いろんなことに対して「なぜ？」と興味を持つ。
背景、理由、原因、由来を知りたい。

夢、心理、の分析が好き。