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2019年03月13日

稼げない男に生きる価値はない。

自分で書いていて
眼を逸らしたくなるようなタイトルだが、

これは直近1年未満で
僕が実際に人から言われた言葉。



情報が溢れ、これだけ価値観が多様化し、
何かを知ろうと思えば幾らでも知れる時代、

「草食系男子」やら「女性の社会進出」やら
何かにつけて平等感が叫ばれる昨今、

未だにこういうことを言う人がいて、
しかもそれが自分の身近な人だったことに驚いた。
(※恋人や配偶者といった関係ではなく、あくまで知人)



「稼げない男〜●●」と言ってきたのは20代前半の女性、
所謂「箱入り娘」というやつだった。

容姿にも恵まれており、実家が裕福なこともあって
小さい頃からお金や男性関係に困ったことが
あまりないような人だった。



別にそれ自体を批判するつもりはないが、

周りにいる男性がみんなお金を持っている、
もしくは自分にお金をかけてくれるのが
当たり前の環境で育つと、

男性はお金を持っていて当たり前で、
自分に遣ってくれるのも当たり前、という認識が
冗談抜きで本当に出来上がってしまうから恐ろしい。



そういう男性としか接して来なければ当然、
お金を持っていない、自分にお金をかけてくれない男性は
彼女にとっては今まで見たことのない生き物に映る。

彼女が僕に対して辛辣な言葉を浴びせた背景には
自分の中の”男性とはこういうもの”という認識が
あり得ないもので許せなかったからだろう。



そんな背景に考えを巡らせるも、
揺るぎない事実は1つ、

僕が今もフラッシュバックするほど傷付いたこと。

彼女の生い立ちや人間関係がどうあれ、
言われて気持ちの良い人はあまり居ないようなことを
しかも実際に低所得である人間に言い放った。

この現場に居合わせたことで
僕の中にある「人は裏切るもの」という認識を
一層強固にしてしまった。



僕には心の安全基地という概念がわからない。

結果を出しても褒められない家庭。

資本主義の国で金を稼げない者は
価値なしと切り捨てられる他人。

何かをやって、成功しようが失敗しようが
無条件で受け入れてくれると確信できる場所がない。



”ありのままの自分を受け入れる”
なんて言葉も耳にするが、

何も成果を出せなくても
受け入れてくれる場所なんてあるんだろうか。

何も結果を出せなくても
切り捨てたり否定したりされない環境なんて

あるんだろうか。

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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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