2022年01月25日
【オリジナル歌詞】『嘘と演技』
- 歌詞
- 制作背景
1.歌詞
<作詞:2014.4.3>
演技上手がもてはやされる 正直者が打ちのめされる
嘘で飾られた世界 いつからこんなに歪んだの?
嘘と演技をまとわなければ 生きてゆけない世界なの?
飾らない笑顔なんて 何の役にも立たないの?
悪くなくてもとりあえず ごめんなさいを強いられる
卑屈な自分を疑わず 虚しささえも消え失せて
嘘と演技で飾り立てれば ”リッパナシャカイジン”なの?
純粋という言葉なんて キレイなだけの偽善なの?
従うことが善いことか? 疑うことが悪いこと?
誰が決めたか知らないが こんな世界はもう嫌だ
嘘と演技で飾り立てれば ”リッパナオトナ”の仲間入り
飾れない正直者に 居場所なんてありはしないの?
2.制作背景
「普通」「立派な社会人」「大人」への疑問を表現しました。
僕は小さい頃から「普通」でいられず、はみ出してきました。
なぜ「みんなと同じ」でなければ怒られるんだろう?
なぜ「なぜ?」と尋ねられた大人は「いいから従え!」と怒るんだろう?
なぜ「従っとけばいい」みたいになってるんだろう?
なぜ疑問を持ってはいけないんだろう?
と。
僕は音楽活動に出会うまで、
「自己表現をしてはいけない」と思い込んでいました。
「自己表現をしたら怒られる、否定される」という恐怖がありました。
ですが、作詞を始めてから
「疑問も、毒も、自分の一部なんだから表現していい」
と思えるようになりました。
「自分を表現してもいい場所」
を見つけられたことは、僕の人生を大きく好転させてくれました。
⇒過去作品
【オリジナル歌詞】『キセカエ人形』
【オリジナル歌詞】『セピア色の約束』
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