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タグ / 百獣

記事
百獣の剣 [2020/10/17 18:55]
むかしむかしある王国に、とても幼い王様がいました。政務は頭の良い大臣たちがしてくれるので、幼い王様の仕事は玉座に座って笑顔でいることだけ。そんな王様には3つの願いごとがありました。
百獣の双槍 [2019/03/07 00:00]
王は謳う。 永久の王国を、沈む事なき太陽の実現を。 王妃は歌う。 偉大なる王を、彼の成し遂げた偉業を。 王子は詠う。 反逆に怯む事無く、前進する兵の尊さを。 道化は謡う。 権力に胡坐をかいて滅んだ、三人の王族を貰う物語を。
百獣の剣王 [2019/02/10 00:00]
【0806-0002】 報告:巨大工場の地下深くに新たに旧世界の生産施設の稼働が確認された。機械生命体の反応は確認されていない。 推測:自動化された人類遺跡が現在まで活動を継続していた。 推奨:司令部への報告と、さらなる調査。 【0806-0006】 報告:巨大工場の地下深くに存在する制御システムは、旧世界の人類が作り出した物である事が判明した。 推奨:調査の継続と、各種システムのデータバックアップ及び解析。 【0806-..
百獣の双槍 [2018/03/02 00:00]
むかしむかしある王国に三人姉妹の王女がいました。三女は世界一醜いと評判でしたが、とても心の優しい少女でした。 人の役に立ちたいと願う三女は野に下り、民に救いの手を差し伸べます。けれど、その手は弾かれ好意を受け取って貰える事はありません。それどころか人々は少女を疎み遠ざけます。 三女が拒まれるのは醜いからだと、ある人が言いました。しかし少女は自分の尽くす心が足りないからだと思い、毎日無償で奉仕を続けました。毎日毎日毎日毎日―― ある日、三女は路地裏で小さくなって死んでいま..
百獣の剣王 [2018/02/03 00:00]
むかしむかしある王国に三人姉妹の王女がいました。中でも長女は世界一賢いと評判で、やがて女王となって国を治める立場に上り詰めました。 女王は国を強くする為に軍の強化を始めます。その為にお金が必要なので、民の税金を増やしました。民には稼ぎ口として、新たに建てた軍の工場で働かせました。 民は働き税金は増え軍は強くなり、軍が強くなれば工場の需要が増え民は働き税金は増え軍は強くなり民は働き――賢い女王の下で全ては計画通り効率よく進みます。 ソシテ国ヲ強クスル為ニ、我々民ハ工場デ良..
百獣の剣 [2018/01/03 00:00]
むかしむかしある王国に三人姉妹の王女がいました。三姉妹の二女は賢くはないけど世界一美しいと評判で、隣国の王の下へと嫁ぎました。 隣国の王は二女の美しさをこの上なく愛しました。毎日六回は新しいドレスに着替えさせ、毎日八回は新しい花を贈ります。愛される喜びに、二女の美貌は輝きを増していきました。 王の為にも美しくありたいと願う二女は、ありとあらゆる方法で美の技を求めます。しかし永遠に美を保つ術だけは手にできません。そんなある日、二女は妙案を思いつきました。 二女は自らをはく..
百獣の双槍 [2017/03/05 00:00]
むかしむかしある王国に3人の兄弟がいました。3兄弟の三男は毎日寝て暮らすなまけ者でした。でも、三男はとても陽気だったのでみんなに好かれていました。 国に病気が流行った時も、三男は王宮でゴロゴロしながら鼻歌鳴らすだけ。でも街の人は三男の陽気な歌声に癒されるようだと三男の事を褒め称えます。あの人は立派だよ本当に立派だよ。 国が戦争に巻き込まれた時も、三男は病気でゴロゴロしながら昔話をするだけ。でも町の人は三男の面白い話で戦争のつらさも忘れる事が出来ると慰め合いました。あの人は..
百獣の剣王 [2017/02/05 00:00]
むかしむかしある王国に3人の兄弟がいました。3兄弟の長男はその国をしはいする王様でした。王様はとても残酷でみんなこわがっていました。 王様は毎日毎日国民からひとりイケニエを選んで処刑しました。今日は家族の見ている前で母親の首をはねました。母親の頭は3回転ほどまわって、既に殺されたその息子の頭のとなりに落ちました。ああ、なんという事でしょう。王様はそれを見て笑っているのです。ゲヘゲヘと、気持ちの悪い声で笑っているのです。 そんなある日、王様は病気になりました。生きながらにし..
百獣の剣 [2017/01/09 00:00]
むかしむかしある王国に3人の兄弟がいました。3兄弟の次男は軍隊をひきいる将軍様でした。軍隊はとても暴力的でみんなおびえていました。 将軍は戦争が好きでした。もえた街や転がる死体を見ることが好きでした。将軍は征服することではなく、滅ぼす事だけを命じました。機械のように調教された兵隊達は将軍様のために村や街や国をぜーんぶ滅ぼしていきました。将軍様はそれを見ながらグフグフグフと下品な声で笑いました。 軍隊はひたすらに進軍しました。海の国も、山の国も、夏の国も、冬の国も、東の国も..
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