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タグ / 斧槍

記事
背理の鎌 [2014/04/08 00:00]
ある風の精霊が人間の若者に恋をした。精霊が人間と交わるのは禁忌であるにも関わらず、彼女の想いは日々募るばかりであった。 種族を裏切る精霊に与えられるのは死である。風の精霊の長は彼女の首を刈るように仲間に命じ、精霊にのみ効果があるという鎌を用意する。 気配を察知した彼女は、最後に若者にひと目逢おうと、森を駆け、海を渡り、山を飛ぶ。だが鋭い鎌を持った追っ手が彼女を追い続ける。 数年後、村ではある少年が元気に飛び回っていた。少年は自在に風を操ることができたのである。父親は彼を..
火鱗の戦斧 [2014/04/07 00:00]
まだ人と神の境界が曖昧だった時代、天使と悪魔の大きな大きな戦争がありました。夜の闇は赤く燃え盛り、何人もの神が燃えて消えました。 10日間の炎に包まれた後、100日間の洪水があり、1000日間の嵐が地上を吹き荒れ、動物も植物も形あるものはすべて灰になりました。 巨人族を操り、最強を誇った堕天使ベリアルもついには熾天使の手により痛手を負い、幾重にも閉ざされた氷の冥界に封印されてしまいます。 この斧は、ベリアルが封印前に傷ついた際に剥がれ落ちたウロコから削り出されて作られた..
嵐神の閃撃 [2014/04/06 00:00]
破壊的な風を巻き起こす嵐神の怒りが込められた槍。運悪く、この突風を受けてしまった者は、骨だけ残し血と肉が吹き飛ぶ。 ある村に風を自在に操るやさしい青年がいた。青年の評判を聞きつけ彼の前に現れた嵐神。「お前の力がどんなものか、わしと勝負じゃ!」 道行く剣士の外套を風の力で脱がせた方が勝ち。強烈な突風で外套を吹き飛ばそうとする嵐神だが勝負は暖かいそよ風で薄着にさせた青年に 「人間の分際で、このわしに勝つな!」怒り出した嵐神は青年の血と肉を吹き飛ばす。その時の怒りが剣士の持つ..
王妃の玉座 [2014/04/05 00:00]
アウストラシア王ジギベルト一世妃ブルンヒルデは西ゴート王アタナギルドの娘で夫の死後、あとを継いだ息子が摂政となり実権を握った。 一方、ネウストリア王キルベリク一世妃フレデグンデはアウストラシア王国の領土をいまいましく思い、ジギベルト一世国王を暗殺してしまう。 アウストラシアとネウストリアは抗争を続け、ブルンヒルデの血族やフレデグンデの家族が次々と暗殺され、両国間は深刻な状態に陥る。 ブルンヒルデはネウストリア王クロタール二世との和平会談時に謀略に遭い処刑される。この斧は..
霞切り [2014/04/04 00:00]
ある村の少年と少女が恋に落ちた。少年は清く正しい心の持ち主で、少女は慎ましやかで明るい性格の子であった。 小さな川が流れる、小さな村で、二人は野や山を一日中駆け回り、ツユクサの冠とスミレ草の指輪で小さな結婚式を二人で行った。 ある日、仕事を失った少女の父親は村を去ることになる。少女は村に残るように泣いて頼んだが、もちろんその願いが叶うことはなかった。 二人の涙は地に落ちて、小さな池を作る。この斧は、その池に住む神様が気まぐれに木こりに与えた不思議な力を持つ斧である。
双子の牙 [2014/04/03 00:00]
遠い昔、炎の力を持つ双子の神がいた。神は人間に火と知性、そして多くの言葉を与えて見守り続けていた。 だが人は堕落し、双子の神の逆鱗に触れてしまう。双子の神は多くの都市に雷を落とし、洪水をおこし、炎で大地を焼き払おうとした。 己の過ちに気づいた人間達は、神の怒りを鎮めるために巨大な斧を捧げる。それは幼い双子の血によって洗われた、呪わしき供物だった。 神は幼い双子を星にしてやり、人が二度と過ちを繰り返さぬように斧に破邪の光を封じ込めたという。
死神の大鎌 [2014/04/02 00:00]
地獄の門番である死神が持っていたといわれる、「永遠の闇」の入り口を切り開くための大鎌。闇に落されたものは二度と生まれ変わらない。 その男も「永遠の闇」の判決を受けて、死神に落されるのを待っていた。鎌の刃先が暗黒の闇を切り開きはじめる。 その時、男は死神を後ろから突き飛ばした!吸い込まれていく死神の姿。「愚か者め…意味のないことを……」 すると鎌がひとりでに男の足元を切り裂いた。地獄の門番は死神ではなく大鎌の方だったのだ。そして大鎌は、今も罪人を静かに待っている。
日出国の魔刃 [2014/04/01 00:00]
東方の大商人が贅沢の限りを尽くし作り上げた至高の刀。その鋭い切れ味は空気をも切り刻み、切られた者は痛みも感じずに絶命していくという。 しかし、持ち主の業の深さが乗り移ったせいなのか、刀身に映る己の姿は醜い魔物の姿をしている。欲深いものが覗くとその姿はより醜く映るらしい。 商人も自らの姿が誰よりも恐ろしく、目も当てられぬほど醜く映るので、できるだけ見ぬようにしていたのだが…。 ある日、魔が差して覗いてしまったその姿は、この世のものとは思えぬほどの醜い姿だったため茫然自失と..
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