2018年07月02日
世界1周の旅:アジア編 F【香港】 摩天楼都市、香港を彷徨う
A voyage round the world : Asia Edition F Wandering in skyscraper city Hong Kong
【February 2011】
中国人にもの申したい!
I want to say something to Chinese!
ラッピングされたトラムやバスを見るのは楽しかった。キムタク主演の「宇宙戦艦ヤマト」の上映時期で「熱血出撃!」と書かれたラッピング・トラムが何台も走っていた。
そもそも私の中国人に対する嫌悪感は、ネパールから始まっていた。
ネパールでも香港でもマカオでも、何に一番悩まされたかというと、汚い空気でもなければのべつ幕なしに押されるクラクションでもなく、ダントツで中国人の迷惑行為だった。
以下はあくまでも私の個人的な感想なので、不快に感じる方がいらしたら予めお詫びを申し上げる。
誰もが私と同じように感じる訳ではない、と断わっておきたい。
彼らを見ていると、改めて日本人は礼儀正しく奥ゆかしい人種だと思わずにいられない。
同じ黄色人種で見た目も区別できないほどそっくりではあるが、やはり中国人と日本人の間には見逃せない違いが厳然と存在する。
日本人の旅行者は世界中にいるけれど、群れを成した日本人は限られた場所にしか出没しない。
しかし、ここはアジア、しかも彼らの本拠地である。群れを成す中国人はどこにでも存在した。
今まで泊まった世界中のどの宿にも例外なく中国人は乗り込んできて集団で騒ぎまくり、旅人の平安を奪ってきた。
まず彼らの喋り方が絶叫に等しい。そして公私の区別が付かない。
ホテルの廊下であろうと我が家のように遠慮がない。子供の嬌声など何のそので、子供に負けじと声を張り上げる。
しかも一人や二人ではないのだ。彼らはどこに行くにも一族郎党を引き連れた大集団なのである。
ホテルの部屋に入ってしまえば静かになるかと思いきや、彼らはドアに鍵をかけずに隙間を空けておいて大声で隣りの部屋と会話するのだ!
その恐るべき喋りへの執念は明石家さんまを軽く超える。
フェリーが港に近付けば大人しく座っていられずに「船が止まるまで立たないでください」というアナウンスを丸無視して着岸5分前から出口へ殺到する。
騒がしすぎてアナウンスなど聞こえやしない。彼らにとって、自分及び家族の安寧だけが最重要事項なのだろうか?
それは人に対する態度にも表れる。駅や空港の係員も無愛想を通り越した威圧的な態度で、当然「ハーイ!」という外国人の陽気な挨拶に応えたりはしない。
インフォメーションやホテルのカウンターで情報を尋ねても無駄なのだ。
タダで人に何かを与えるなんてありえない。何故なら彼らにサービス精神など皆無なのだから。
ぞんざいにパスポートを放り投げて返す態度には毎回「サンキュー」という気が絶対に起きない。
彼らは笑顔はタダだと知らないのだろうか。
フードコート内の和食店で食べた「豚汁、五目御飯、豚肉の炒め物」
だから、親切な中国人に出会った時は、感動もひとしおだ。
犬を追い払うように出口を案内するような人々の中で、笑顔で「出口はあちらですよ」と教えてくれる係員に出会ったときは、まるで強盗から救ってもらったような気持ちで「サンキュー」と返したものだ。
宿泊したホテルでも、朝早いにもかかわらず部屋に通してくれた。
また香港の駅の階段で重いスーツケースをヨロヨロと引っ張り上げていた時「すごく重いね!」と言いながらも手伝ってくれた福士誠治似のお兄さん…ありがとう!
思わず「お礼にお茶でも…」と言いそうになってしまった。(それは下心とも云います…)
私は自分が差別主義者ではないと思うけれども、身贔屓だとは感じる。
もちろん全ての中国人がマナーを知らない厚顔無恥な人々という訳ではないことはわかっているし、世界中を旅する中で中国人に助けられたことも数多くある。いい人たちはたくさんいる。
人口が多く貧しかった中国人にとって、まず自分と家族の利益を確保しなければならなかった歴史的背景も認識している。
だが、日本人にとっての「沈黙は金なり」という言葉は彼らにとっては「馬の耳に念仏」なんだろうなぁ。
もちろん、迷惑な日本人だって存在するだろう。私もどこかで「迷惑な日本人」と思われているかもしれない。
人のふり見て我がふり直せ、ってことかな?
暗い気分で彷徨う香港
Wandering HongKong with gloomy feeling
長旅に出ると疲れが溜まって何もできなくなる日がある。
その日も朝からすこぶる具合が悪く部屋で読書などして過ごすが、ルーム・クリーンもしてもらわなければならないので仕方なく外へ出た。
が、何の興味も持てない香港をあてもなくふらつくのも厳しいものだ。
スカイスクレイパーが無秩序に林立し、東京に負けない大都会の様相だが、その殆どがショッピングモールといった商業施設、買い物のための場所であり、興味のない者にとってはこれ以上無駄な施設はないのだった。
一体どれだけの数のショップがひしめき合っているのだろう。
真冬のネパールを後に香港へ移動してから春のような陽気が続いていたのだが、前日から急に寒くなっていた。
海に面したプロムナードを散歩してみたが、どんよりした空の下、寒すぎて気分が一向に高揚しない。
霧雨の中の摩天楼は、わりと好きな景色のはずなのだが…。
日本から到着する友人を迎えに行くまでまだ時間があるので、お腹に何か入れなければと思い立ち、飲食店の多いワンチャイ駅の方まで行って見る。
微熱を感じ、喉の腫れも認められる今の状態では力のつくものを食べなければならないのだが、駅の周りにひしめく安い中華料理の店は、とても一人で入れるような雰囲気ではない。
しかも小綺麗なレストランに入るほど財布の余裕はないときている。
フラフラと彷徨った挙句に貧乏旅行者の行きつく先はやはり、グローバル・スタンダード、マクドナルドなのであった…。
なけなしのお金で約180円のポテトとコーヒーにありつく。(ハンバーガーは高すぎた)
あぁ、コーヒーなど胃を痛めつけるだけなのに、悲しいかな一番安いのだった。
世界一周旅の始まりはこちらから。
香港が舞台の映画に関する記事はこちら。
【February 2011】
中国人にもの申したい!
I want to say something to Chinese!
ラッピングされたトラムやバスを見るのは楽しかった。キムタク主演の「宇宙戦艦ヤマト」の上映時期で「熱血出撃!」と書かれたラッピング・トラムが何台も走っていた。
そもそも私の中国人に対する嫌悪感は、ネパールから始まっていた。
ネパールでも香港でもマカオでも、何に一番悩まされたかというと、汚い空気でもなければのべつ幕なしに押されるクラクションでもなく、ダントツで中国人の迷惑行為だった。
以下はあくまでも私の個人的な感想なので、不快に感じる方がいらしたら予めお詫びを申し上げる。
誰もが私と同じように感じる訳ではない、と断わっておきたい。
彼らを見ていると、改めて日本人は礼儀正しく奥ゆかしい人種だと思わずにいられない。
同じ黄色人種で見た目も区別できないほどそっくりではあるが、やはり中国人と日本人の間には見逃せない違いが厳然と存在する。
日本人の旅行者は世界中にいるけれど、群れを成した日本人は限られた場所にしか出没しない。
しかし、ここはアジア、しかも彼らの本拠地である。群れを成す中国人はどこにでも存在した。
今まで泊まった世界中のどの宿にも例外なく中国人は乗り込んできて集団で騒ぎまくり、旅人の平安を奪ってきた。
まず彼らの喋り方が絶叫に等しい。そして公私の区別が付かない。
ホテルの廊下であろうと我が家のように遠慮がない。子供の嬌声など何のそので、子供に負けじと声を張り上げる。
しかも一人や二人ではないのだ。彼らはどこに行くにも一族郎党を引き連れた大集団なのである。
ホテルの部屋に入ってしまえば静かになるかと思いきや、彼らはドアに鍵をかけずに隙間を空けておいて大声で隣りの部屋と会話するのだ!
その恐るべき喋りへの執念は明石家さんまを軽く超える。
フェリーが港に近付けば大人しく座っていられずに「船が止まるまで立たないでください」というアナウンスを丸無視して着岸5分前から出口へ殺到する。
騒がしすぎてアナウンスなど聞こえやしない。彼らにとって、自分及び家族の安寧だけが最重要事項なのだろうか?
それは人に対する態度にも表れる。駅や空港の係員も無愛想を通り越した威圧的な態度で、当然「ハーイ!」という外国人の陽気な挨拶に応えたりはしない。
インフォメーションやホテルのカウンターで情報を尋ねても無駄なのだ。
タダで人に何かを与えるなんてありえない。何故なら彼らにサービス精神など皆無なのだから。
ぞんざいにパスポートを放り投げて返す態度には毎回「サンキュー」という気が絶対に起きない。
彼らは笑顔はタダだと知らないのだろうか。
フードコート内の和食店で食べた「豚汁、五目御飯、豚肉の炒め物」
だから、親切な中国人に出会った時は、感動もひとしおだ。
犬を追い払うように出口を案内するような人々の中で、笑顔で「出口はあちらですよ」と教えてくれる係員に出会ったときは、まるで強盗から救ってもらったような気持ちで「サンキュー」と返したものだ。
宿泊したホテルでも、朝早いにもかかわらず部屋に通してくれた。
また香港の駅の階段で重いスーツケースをヨロヨロと引っ張り上げていた時「すごく重いね!」と言いながらも手伝ってくれた福士誠治似のお兄さん…ありがとう!
思わず「お礼にお茶でも…」と言いそうになってしまった。(それは下心とも云います…)
私は自分が差別主義者ではないと思うけれども、身贔屓だとは感じる。
もちろん全ての中国人がマナーを知らない厚顔無恥な人々という訳ではないことはわかっているし、世界中を旅する中で中国人に助けられたことも数多くある。いい人たちはたくさんいる。
人口が多く貧しかった中国人にとって、まず自分と家族の利益を確保しなければならなかった歴史的背景も認識している。
だが、日本人にとっての「沈黙は金なり」という言葉は彼らにとっては「馬の耳に念仏」なんだろうなぁ。
もちろん、迷惑な日本人だって存在するだろう。私もどこかで「迷惑な日本人」と思われているかもしれない。
人のふり見て我がふり直せ、ってことかな?
暗い気分で彷徨う香港
Wandering HongKong with gloomy feeling
長旅に出ると疲れが溜まって何もできなくなる日がある。
その日も朝からすこぶる具合が悪く部屋で読書などして過ごすが、ルーム・クリーンもしてもらわなければならないので仕方なく外へ出た。
が、何の興味も持てない香港をあてもなくふらつくのも厳しいものだ。
スカイスクレイパーが無秩序に林立し、東京に負けない大都会の様相だが、その殆どがショッピングモールといった商業施設、買い物のための場所であり、興味のない者にとってはこれ以上無駄な施設はないのだった。
一体どれだけの数のショップがひしめき合っているのだろう。
真冬のネパールを後に香港へ移動してから春のような陽気が続いていたのだが、前日から急に寒くなっていた。
海に面したプロムナードを散歩してみたが、どんよりした空の下、寒すぎて気分が一向に高揚しない。
霧雨の中の摩天楼は、わりと好きな景色のはずなのだが…。
日本から到着する友人を迎えに行くまでまだ時間があるので、お腹に何か入れなければと思い立ち、飲食店の多いワンチャイ駅の方まで行って見る。
微熱を感じ、喉の腫れも認められる今の状態では力のつくものを食べなければならないのだが、駅の周りにひしめく安い中華料理の店は、とても一人で入れるような雰囲気ではない。
しかも小綺麗なレストランに入るほど財布の余裕はないときている。
フラフラと彷徨った挙句に貧乏旅行者の行きつく先はやはり、グローバル・スタンダード、マクドナルドなのであった…。
なけなしのお金で約180円のポテトとコーヒーにありつく。(ハンバーガーは高すぎた)
あぁ、コーヒーなど胃を痛めつけるだけなのに、悲しいかな一番安いのだった。
世界一周旅の始まりはこちらから。
香港が舞台の映画に関する記事はこちら。
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