2024年05月27日
サンタ・クララを通過の列車に投石 キューバ
Cubadebate、2024年5月27日
キューバ鉄道連合は、フェイスブック公式アカウントを通じて、きょう月曜日(5月27日)の午前1時に、中央線27万7500km地点、サンタ・クララ市内の製材所付近で、ハバナ-オルギン間の列車への嘆かわしい投石があった、と発表した。
「身勝手な者たちが、人びとの安全を危険にさらし、わが国の国民が使うために用意されている手段に対して攻撃している」、と同投稿は述べている。
また、この性質の事件は、鉄道サービスの安定性と快適さを保証しているこれらの車両設備の技術的な利用可能性を維持し増強するという、キューバ鉄道連合とその労働者の努力を妨害するものである、と主張している。
車両の窓ガラスに生じた損害
Denuncia Unión de Ferrocarriles hecho de apedreamiento del tren nacional La Habana-Holguín
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/05/27/denuncia-union-de-ferrocarriles-hecho-de-apedreamiento-del-tren-nacional-la-habana-holguin/
サンティアゴ・デ・クーバでオロプーシュ熱ウイルスを確認 症状は軽症 キューバ
Cubadebate、2024年5月27日
キューバ公衆保健省(MINSAP)は公式サイトで、サンティアゴ・デ・クーバ県のサンティアゴ・デ・クーバ市とソンゴ・ラ・マージャ市におけるオロプーシュ熱ウイルスの確認について発表した。
このウイルスは、ペドロ・コウリ研究所(IPK)の国立リファレンス研究室で調査された標本をもとにした、不特定の発熱症候群の追跡および監視作業によって検知された。
MINSAPによると、これらのすべての症例は、発病から3日〜4日たち、症状が改善され良好に回復しており、感染の連鎖を断ち、できるだけ短時間でこの感染症のコントロールを達成するための昆虫疫学的対策が展開されている。
この感染症の結果として生じる症状は軽く、5日〜7日間の潜伏期間があり、発熱、頭痛、筋肉痛・関節痛が特徴であり、場合によっては、嘔吐や下痢も生じる。このウイルスに関して、重体や危篤となるケースは報告されておらず、死者もいない。特別な治療は存在せず、症状を和らげるための一般手段のみである。
パンアメリカン保健機構(OPS)は、米大陸地域におけるオプローシェ熱の発生に関する疫学的最新情報を発した。このウイルスは、蚊やコバエなどの種類の昆虫を媒介にして伝染し、ブラジル、コロンビア、エクアドル、フランス領ガイアナ、パナマ、ペルー、トリニダード・トバゴの農村および都市共同体において習慣的な感染がみられている。
今年は、ボリビア他民族国、ブラジル、コロンビア、ペルーにおいて、同感染症が報告されている。
キューバTV(2024年5月27日)
キューバTV フランシスコ・ドゥラン博士による解説(2024年5月27日)
Reportan casos de Fiebre de Oropouche en Santiago de Cuba
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/05/27/reportan-casos-de-fiebre-de-oropouche-en-santiago-de-cuba/
2024年05月26日
サンクティ・スピリトゥスでバス事故 3人が負傷
Cubadebate、2024年5月26日、Escambray
サンクティ・スピリトゥスのエル・サラド地区で土曜日(5月25日)の午後発生したバス事故で、3人が負傷した。
このバスは、サンクティ・スピリトゥス市と、漁村トゥナス・デ・ササまでのルートを運行していた。
負傷者ははじめ、トゥナス・デ・ササの医療所で介護されたあと、県都の医療施設へ搬送された。
サンクティ・スピリトゥス県の党委員会第一書記イスベル・レイナによると、同地域の防衛評議会当局者が事故現場に向かった。
Accidente de ómnibus en Sancti Spíritus deja tres heridos
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/05/26/accidente-de-omnibus-en-sancti-spiritus-deja-tres-heridos/
2024年05月25日
シルビオ・ロドリゲス 創設98周年のエクアドル共産党を祝う
シルビオ・ロドリゲス
Radio Habana Cuba、2024年5月25日、Prensa Latina
キューバ人歌手のシルビオ・ロドリゲスはきょう土曜日(5月25日)、創設98周年を迎えたエクアドル共産党(PCE)にお祝いの手紙を送った。
ネオファシズムが復活しているかのようなこのときに、社会正義のために戦う人びとがより一層不可欠になっている、とシルビオ・ロドリゲスはプレンサ・ラティーナが入手したその文書で述べている。
一方、PCEはSNSでこのキューバの歌手のふるまいに感謝を示し、今回の記念を経ていっそう堅固になり、反帝国主義と反資本主義の戦いに向けて前進することを確認した。
PCEはきょう、沿岸のグアヤキル市で創設98周年を祝う式典を開き、同党のハイメ・エドゥアルド・ハラミージョ総書記が今年11月15日から17日にかけて臨時全国評議会を開催することを発表した。
シルビオ・ロドリゲスからPCEへのお祝いの手紙
Cantautor Silvio Rodríguez felicita a Partido Comunista de Ecuador
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/355652-cantautor-silvio-rodriguez-felicita-a-partido-comunista-de-ecuador
2024年05月24日
キューバ男子 フルセットの接戦の末、日本に敗れる バレーボールネーションズリーグ
Cubadebate、2024年5月24日
キューバは、バレーボールネーションズリーグでの日本戦で、最後の得点まで争ったが、フルセットの接戦の末、敗れた。キューバは第一セットと第四セットを25対18、25対19で取ったが、これ以外の3セットを22対25、23対25、20対22(タイブレーク)のスコアで失った。
キューバは現在2勝1敗の戦績である。
キューバTV(2024年5月24日)*開始時間設定済み
キューバ対日本 全編(2024年5月24日)
Cuba cae ante Japón en la LNV en reñido partido de cinco sets
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/05/24/cuba-cae-ante-japon-en-la-lnv-en-renido-partido-de-cinco-sets/
アルテミサ-ハバナ間の列車運行の詳細を発表 エドゥアルド・ロドリーゲス・ダビラ運輸大臣
Cubadebate、2024年5月24日
キューバのエドゥアルド・ロドリーゲス・ダビラ運輸大臣はきょう(5月24日)、自身のフェイスブックアカウントを通じて、住民側からの大きな要望と受け入れがあり最近復旧したサービスである、アルテミサ-ハバナ間の列車の停車駅についての情報を発表した。
「この列車は1日に2便運航する。第一便はアルテミサ県マリエルのアンゴスタ駅を午前8時20分に出発し、ハバナ市トゥリパンの11月19日駅まで運行する。そのあと10時20分にアルテミサ駅まで戻る」。
「アルテミサ市からトゥリパンまでの午後の運航は、12時20分に出発し、午後3時20分に復路便が出る」。
「最後に、午後5時40分にアルテミサ市から、列車が停泊するマリエルのアンゴスタ駅までの運航がなされる」、と述べた。
また、きょう午後6時30分にフェイスブックでの配信でその他の詳細を提供することを伝えた。
フェイスブックでの配信 El servicio de trenes nacionales a debate(2024年5月24日)
¿Cuáles son las paradas del tren Artemisa - La Habana?
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/05/24/cuales-son-las-paradas-del-tren-artemisa-la-habana/
キューバ野球の名選手ミゲル・クエバス死去 89歳
ミゲル・クエバス
Radio Habana Cuba、2024年5月24日、Prensa Latina
キューバ野球リーグで活躍した有数の強打者の一人、ソル・ミゲル・クエバスがきょう(5月24日)、89歳で死去した、とキューバ野球連盟が発表した。
ドン・ミゲルとして知られるクエバスは、26歳のときにアスカレーロスのユニフォームを着て第一期のキューバ野球リーグでデビューし、13シーズンにわたって在籍し、投手力が大勢を占めていた時代に、強打の右打者として抜きんでた。
アスカレーロス、オリエンターレス、グランヘーロス、カマグエイとの成功に満ちたキャリアのあいだ、通算打率.279、127二塁打、17三塁打、83本塁打を含む880安打を記録した。
国際大会10大会でキューバ代表として出場し、1963年のパンアメリカン競技大会で記録した1試合3本塁打は、現在も同大会の最多記録となっている。
国際大会では通算61打席で22安打を放ち、このうち二塁打6本、三塁打2本、本塁打5本で、16打点を記録した。
「キューバ野球の象徴的人物、ソル・ミゲル・クエバス・ピエドラが亡くなったことを知るのはつらい。その名前は10シーズンを超えるキューバ野球リーグおよび複数回のキューバ代表チームに刻まれている。息子のフアン・ホセ・クエバスと親族・友人たちに哀悼の意を表する」、とキューバ野球連盟はXの公式アカウントに投稿した。
キューバTV(2024年5月24日)
Fallece pelotero cubano Miguel Cuevas a los 89 años de edad
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/355538-fallece-pelotero-cubano-miguel-cuevas-a-los-89-anos-de-edad
2024年05月23日
米国 キューバ人非正規移民42人を送還 今年合計646人
Cubadebate、2024年5月23日、ACN
米国はきょう(5月23日)、ハバナのホセ・マルティ国際空港に到着した航空便で、空路により、非正規移民45人をキューバへ送還した。
キューバ内務省の公式サイトにおける声明によると、これらの非正規移民は男性41人と女性4人で、このうち11人はキューバから海路で不法出国しており、一方34人は空路で合法な出国をしていたが、米国国境にたどりつくために非正規ルートに加わっていた。
今回の送還で、今年この地域でおこなわれた送還作業は42回を数え、合計646人のキューバ人が送還されている。
キューバTV(2024年5月23日)
Estados Unidos devuelve a Cuba 45 migrantes irregulares
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/05/23/estados-unidos-devuelve-a-cuba-45-migrantes-irregulares/
外国貿易・外国投資大臣にオスカル・ペレス・オリバ-フラガ副大臣が昇格 リカルド・カブリサス・ルイスは第一副首相を継続
オスカル・ペレス・オリバ-フラガ
Cubadebate、2024年5月23日
国家評議会は、共和国大統領の提案と、PCC中央委員会政治局の事前承認に対して、下記のメンバー移動実施に同意した。
1,外国貿易・外国投資大臣の責務から、リカルド・カブリサス・ルイス同氏を解任する。同氏は引き続き政府の第一副首相として活動する。
2,外国貿易・外国投資大臣として、現在同省の第一副大臣のオスカル・ペレス・オリバ-フラガ同氏を任命する。
ペレス・オリバ同氏は、現在53歳で、電気技師である。海外貿易活動において15年以上の幅広い指導経験を持ち、企業経営者、同省の副大臣、マリエル開発特区での取引の評価局長などを歴任してきた。
また、海外貿易・海外投資省の第一副大臣として、カルロス・ルイス・ホルヘ・メンデス同氏の任命が、共和国政府によって承認された。
カルロス・ルイス・ホルヘ・メンデスは、現在36歳で、経済学士であり、海外貿易活動において、専門家、同省顧問、外国投資総局長、そして現行の同省副大臣など、さまざまな責務を経てきた。
キューバTV(2024年5月23日)
Nombran a Oscar Pérez-Oliva Fraga ministro del Comercio Exterior y la Inversión Extranjera
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/05/23/nombran-a-oscar-perez-oliva-fraga-como-ministro-del-comercio-exterior-y-la-inversion-extranjera/
2024年05月22日
シルビオ・ロドリゲス ニューアルバム「ケリア・サベール」発表
Cubadebate、2024年5月22日
来月の6月7日、金曜日、シルビオ・ロドリゲスのアルバム「ケリア・サベール」が、主要な音楽デジタルプラットフォームで発表される。
この発売を前に、シングル「ケリア・サベール」が5月24日に、「アメリカ」が5月30日にリリースされる。
このアルバムについてのシルビオ・ロドリゲスの言葉を以下に紹介する。
盤に名前を付けるのは難しい。はじめは「カンシオネス・デル・シグロ21(メノス・ウナ)」(「21世紀の歌(1曲以外)」となるはずだった。そのあと「デスプエス」を思いついた。結局、「ケリア・サベール」に決めた。「キエロ・サベール」と呼ぶべきかもしれないが、これが私を突き動かすものだから。
今世紀のものではない唯一の曲が最後に収録されている曲、すなわち、「ルベン・マルティネス・ビジェナの二つの詩のためのメロディー」である。これは1970年代はじめにつくった。ロベルト・フェルナンデス・レタマールからマルティの詩のアルバムを作るよう頼まれたときで、パブロ・ミラネースやサラ・ゴンサーレス、アマウリ・ペレスの作品の出来がよかったので、おこがましいと断った。するとロベルトが、われわれ二人が尊敬していた1930年代の詩人で革命家のルベンの詩に曲をつけることを勧めた。ルベンのいくつかの詩に作曲することができたが、これを発表することを決めた唯一のことは、これら二つの激しいアレクサンドランの4行詩への私の接近であった。そのとき、エミリアーノ・サルバドール、エドゥアルド・ラモス、レオヒナルド・ピメンテルら、私を含めたあの往年のICAIC音響実験グループ(GES)のメンバーたちと録音した。今回の新たなバージョンも、参加してくれた優れたミュージシャンのおかげで、価値があると思う。
その他の収録曲は、現在のもので、バリオでのたくさんのコンサートで歌った。これらはいまの若くて痛めつけられた世紀のようだと思い、いつか良き日に翼が生えることを願っている。
シルビオ・ロドリゲス・ドミンゲス
2024年2月29日
参加ミュージシャン:
ギター、ビウエラ、パーカッション、ボーカル:シルビオ・ロドリゲス
ピアノ:ホルヘ・アラゴン、フランク・フェルナンデス(「アンヘル・シエゴ」)
ドラムス、パーカッション:オリベル・バルデス
ビブラフォン、コンガ:エミリオ・ベガ
ベース:ホルヘ・レジェス
トレス:マイケル・エリサルデ
ギター:ラチド・ロペス
フルート、クラリネット、コーラス:ニウルカ・ゴンサーレス
チェロ:アリーナ・ネイラ
バイオリン1:ハビエル・カンティージョ、アナベル・エステベス
バイオリン2:アイリン・ピノ、ジェニィ・ペニャ
ビオラ:グレチェン・ラブラダ、オスバルド・E・カストロ
チェロ:ロベルト・カルロス・ラミーレス、カロリーナ・ロドリーゲス
コーラス:マルバ・ロドリーゲス
レコーディング・スタッフ
ディレクター、プロデューサー:シルビオ・ロドリゲス
レコーディング、ミックス:オリンピア・カルデロン・アリアス、メルリン・ロレンソ
レコーディング:ヘルシィ・ベルク(「ダンソン・パラ・ラ・エスペーラ」)、フアン・カルロス・デルガド(「アンヘル・シエゴ」)
マスタリング:オレステス・アギラ
プロデュース・アシスタント:フアン・マリオ・チャベス
補佐:オルランド・バルデス
撮影:ダニエル・モルジンスキ
デザイン:アリスティデス・トーレス
キューバ、ハバナのオハラ・スタジオで2019年〜2024年にかけて録音
シルビオ・ロドリゲス 「ケリア・サベール」
シルビオ・ロドリゲス 「ルベン・マルティネス・ビジェナの二つの詩のためのメロディー」(2018年ハバナでのライブ)
シルビオ・ロドリゲス 「アメリカ」(2018年ハバナでのライブ)
Nuevo álbum de Silvio Rodríguez: Quería saber
http://www.cubadebate.cu/opinion/2024/05/22/nuevo-album-de-silvio-rodriguez-queria-saber/