2024年01月23日
マタンサス 第二回キューバ野球エリートリーグを制す アルテミサに4勝3敗
JIT、2024年1月23日、Prensa Latina
マタンサスチームがきょう(1月23日)、事前の予想通り、アルテミサチームとの決勝戦第七戦に12対5で勝利し、第二回キューバ野球エリートリーグを制した。国内リーグ7度目、ここ4年間では2度目の優勝となる。
有名なリゾート地バラデロから44kmの位置にあるマタンサス市のビクトリア・ヒロン球場のスタンドを埋め尽くしたファンの前で、同チームはプレーオフを4勝2敗としシリーズを制した。
この最終戦で、アルテミサはデニス・ラサの3点本塁打で先制したが、マタンサスチームは、この試合7失策を喫した相手チームの守備の弱点を突き、素早く同点に追いついた。
試合は中盤まで均衡を維持したが、5回から6回にかけてマタンサスは7得点をあげ、スコアとシリーズの結末を決定づけた。
6回の一挙5得点が勝利を決めた。この両イニングではヨルダニス・サモンとアリエル・サンチェスの本塁打がうまれ、チームのプレーオフでの本塁打数を19本に伸ばした。
救援投手のノエルビス・エンテンサ(3回1/3、2安打、3三振、2四球)が勝利投手となり、フランク・ルイス・メディーナ(3回1/3、3安打)がセーブをあげた。ユニエスキ・ガルシアが敗戦投手となった。
アルテミサチームは、2011年のチーム発足以来初の出場となったキューバ野球リーグの決勝戦において、不屈の抵抗をしめした。
アルテミサは、チームの選手層が勝者チームよりも安定さを欠いていたとはいえ、日本プロ野球リーグでもっとも優れた投手の一人であるリバン・モイネロが決勝戦のさなかに、日本での開幕前キャンプに向けて出発するためチームを離脱したことが悔やまれた。
さらに、補強選手のフレデリク・セペダが捻挫のために打撃を制限され、同様の負傷でユニエスキ・ガルシアも欠場した。ガルシアはこの日、先発のライモンド・フィゲレドが利き腕の痛みで降板した際、救援するために奮闘した。
新人監督のユリエスキ・ゴンサーレスは、リーダーシップと試合の指揮能力で好印象を残し、それらの資質は、事前の予想に反してアルテミサが今回の冬季リーグ決勝戦に進出するカギとなった。
マタンサス対アルテミサ 決勝戦第七戦(2024年1月23日)
!Matanzas campeón de la II Liga Élite del Beisbol Cubano!
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