2024年01月03日
キューバの2023年乳幼児死亡率 7.1に減少 ピナール・デル・リオは3.1
Radio Habana Cuba、2024年1月3日、Prensa Latina
キューバの2023年における乳幼児死亡率が、40万人を超える医療部門労働者の努力の明白な結果として、出生数1000人当たり7.1人に減少した、と公衆保健省(Minsap)が水曜日(1月3日)発表した。
同省が発表した文書によると、この単純な数字やデータ、平板な統計以上のように見えるものは、日々の仕事においてキューバ人家族に微笑みと希望を描いている人たちの苦労と献身のあらわれである。
それらは、何時間もの、何日もの、夜通しでの献身や、救急対応、専門的な診療、地域社会とセクター間における活動、各家庭における訪問、母親への付き添いなど、公衆保健省が常時定めている仕事である、とこの文書は述べている。
「先進国をも含む世界が危険で残念な数値を示しているときに、このキューバでの乳幼児死亡の減少は、まさに国民への贈り物である。それは命が救われたということであり、人間が所有している最も価値のあるものを守るということであり、しかも生まれたばかりの命に関することだからだ」、と文書は強調している。
キューバ母子プログラム(PAMI)の責任者カテリネ・チバースは、2023年の死亡乳幼児数は、乳幼児死亡率が7.5%だった2022年より74人減少した、と説明した。
チバースはまた、6つの県が全国平均より低いすぐれた数値を達成しており、ピナール・デル・リオが3.1、アルテミサが3.9、オルギンが4.7、サンクティ・スピリトゥスが4.8、ビジャ・クララが5.7、マタンサスが6.9だった、と述べた。
またチバースは、昨年は25の市町で1歳未満の死者がゼロだったと説明し、皆にとって困難な時期におけるこれらの数値の、キューバ人家族やすべての医療従事者にとっての人間的重要性を強調した。
暫定データによると、昨年年末時点までに9万374人の出生があり、学童前の死亡数は35人減り、死亡率は1万人あたり4.1から3.6に減少した。
また、就学児童の死亡は前年と比べて28人減り、死亡率は1万人あたり2.4から2.1に減少している。
もうひとつの重要なデータは、先天奇形による乳幼児死亡率の減少であり、2022年末時点の出生数1000人当たり1.0から、昨年は0.7に減少した。これはキューバにおいて記録された先天奇形のもっとも低い値であり、米大陸でのこの種のもっともすぐれた数値である、とチバース責任者は述べた。
今回のデータでは、ここ8年間、HIVの母子感染率が2%以下であることが際立っており、キューバがこの地域でHIV-AIDSと梅毒の母子感染を撲滅した最初の国として認められた条件が維持されている。
キューバTV(2024年1月3日)
クーバビシオン・インテルナシオナル(2024年1月3日)
Cuba: Descenso de la mortalidad infantil en 2023
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/343554-cuba-descenso-de-la-mortalidad-infantil-en-2023