2024年01月11日
キューバ 国際司法裁判所にイスラエルをジェノサイド罪で訴えた南アフリカを支持
Cubadebate、2024年1月11日、キューバ外務省
キューバは、パレスチナでのイスラエルのジェノサイドに対する南アフリカの国際司法裁判所への訴えを支持する
キューバ外務省声明
キューバ共和国外務省は、国連憲章および数々の国連決議を含む国際法に著しく違反して不法に占領されているパレスチナ地域において、イスラエルが継続的に暴力をエスカレートしていることに、改めて深い懸念を表明する。
外務省は改めて、民間人、特に女性や子どもたち、国連機関の人道支援要員の殺害、パレスチナ市民への無差別空爆、家屋や病院、民間インフラの破壊を強く非難する。
イスラエルが完全な無罪放免であり続けているのは、安全保障理事会の行動を繰り返し妨害し拒否権を行使し中東および世界の平和と安全と安定を損なっている米国の共犯的保護を受けているからである。
キューバ共和国は、1953年以来、「ジェノサイド罪の防止及び処罰に関する条約」の締約国であり、その枠組の取り決めに従い、ジェノサイドを防止し処罰する義務を負っている。
この観点から、キューバは、南アフリカ共和国が、「ジェノサイド罪の予防及び処罰に関する条約」に基づくイスラエルの義務違反に関し、国際司法裁判所においてイスラエルに対する手続きを開始するよう要請したことについて支持を表明する。
国連の主要な司法機関であるこの法廷での手続きは、パレスチナ人に対するジェノサイド、人道に対する罪、アパルトヘイトという恐ろしい国際犯罪を阻止するための緊急要請として理解され、対応されるべきである。
非合法に占領されている地域での平和を求める度重なる呼びかけにもかかわらず、75年前から、明らかにジェノサイドの犯罪が行われてきているが、それは現在、極端な規模になっており、子どもたち、女性たち、一般市民に対する無差別の絶滅行為を直ちにくい止めるために、世界の諸国民と各政府の共同行動が求められている。
ハバナ、2024年1月11日
キューバ共和国外務省
キューバTV(2024年1月11日)
Cuba apoya la demanda de Sudáfrica ante la Corte Internacional de Justicia contra el genocidio de Israel en Palestina
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/01/11/cuba-apoya-la-demanda-de-sudafrica-ante-la-corte-internacional-de-justicia-contra-el-genocidio-de-israel-en-palestina/