2023年10月04日
在メキシコのキューバ大使館 チアパス州での移民事故の対応継続中
Radio Habana Cuba、2023年10月4日、Granma
在メキシコのキューバ大使館は、チアパス州で発生したキューバ人非正規移民を巻き込んだ事故について、キューバ人家族にとって痛ましい結果とその影響を考慮し、厳重に監視している。
在メキシコのキューバ大使館が10月3日深夜にXアカウントで発表したところによると、負傷者17人のうち10人はすでに退院しており、残り7人は入院を続け、それぞれの治療を受けている。
また同投稿は、死亡者の本国送還について、常に遺族の希望に沿って調整中であることを強調している。
きょう10月4日の朝に大使館は、この悲劇的な事件で負傷したキューバ国民に対しては領事による支援が引き続き提供されること、そして入手可能な情報は適時更新されることを発表した。
米国を目指すこれらの移民ルートを用いる人びとが巻き込まれる事件は、今回初めてではない。一方、キューバは、移民の安全を保証する安全な経路による、秩序ある正規の移住を約束する立場を維持している。
Embajada de Cuba en México mantiene seguimiento y atención a migrantes involucrados en accidente (+ Fotos)
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/335841-embajada-de-cuba-en-mexico-mantiene-seguimiento-y-atencion-a-migrantes-involucrados-en-accidente-fotos
行方不明者の遺体発見 ハバナ旧市街の集合住宅倒壊事故 救助隊員2名に続き
Radio Habana Cuba、2023年10月4日、PL
キューバの救助専門部隊は10月4日水曜日、ハバナ旧市街での建物倒壊後に瓦礫の中に閉じ込められた人の遺体を発見した、とハバナ市政が発表した。
速報によると、犠牲者はラモン・パエスさんで、事故当時現場にいて行方不明となっていた。
倒壊事故は早朝、首都ハバナ旧市街のビジェェガスとアグアカテの間、ランパリージャ通り362番の建物で発生した。
この建物崩壊により、11年以上の経験を持つ救助技術者のヨアンドラ・スアレスさん(40歳)と、救助隊員ルイス・アレハンドロ・レレーナさん(23歳)が命を落としている。
内務省によると、現場には13家族が住んでおり、54人が避難している。
Encuentran sin vida cuerpo de desaparecido tras derrumbe en Cuba
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/335833-encuentran-sin-vida-cuerpo-de-desaparecido-tras-derrumbe-en-cuba
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救助隊員2名が死亡 ハバナ市街の集合住宅倒壊事故 2度目の崩壊時
Radio Habana Cuba、2023年10月4日、PL
女性と男性の計2人の救助隊員がきょう10月4日水曜日、キューバのハバナ旧市街の集合住宅の倒壊事故後の救助作業中に死亡した。
死亡したのは、10年以上の救助経験を持つ救助技術者のヨアンドラ・スアレスさん(40歳)と、救助隊員ルイス・アレハンドロ・レレーナさん(23歳)である。
ハバナの公衆保健総局は、ヨアンドラ・スアレスさんの死因は窒息、窒息死、胸腹部圧迫である、と報告した。
グランマ紙は、スアレスさんが16歳からボランティアで消防士をしており、国立消防士学校の教師として救助・救出技術を教えていた、と伝えた。
現在、事故当時に建物内にいたラモン・パエスさん(79歳)の捜索が瓦礫の中で行われているが、悪天候が救助活動を妨げていることが分かっている。
キューバ消防隊長ルイス・カルロス・グスマン一佐が報道陣に語ったところによると、慎重さが求められるため、作業期間は予測できない。
グスマン一佐は、崩落事故が2回発生したと説明した。最初の崩落が起きてから数分後に救助隊が到着し、一人の男性を救出できた。そのとき2回目の崩壊が起き、救助隊技術者たちはすでに建物の中にいた。
親族に対しては、情報提供や多職種医師グループによる対応など、さまざまな作業が行われているとグスマン一左は説明した。
事故は今朝未明、ビジェガスとアグアカテの間、ランパリージャ通り362番にある建物で発生した。
Derrumbe de edificio en Habana Vieja deja dos rescatistas muertos (+Fotos)
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/335816-derrumbe-de-edificio-en-habana-vieja-deja-dos-rescatistas-muertos-fotos
キューバ外務省声明 キューバは正規で秩序ある安全な移住についての約束を再確認する
Cubadebate、2023年10月4日、キューバ外務省
キューバは、正規で秩序ある安全な移住についての約束を再確認する
キューバ共和国外務省声明
ここ数カ月から数週間の間、中米の回廊地帯を経由して米国に向かうキューバ市民の非正規移住の流れが顕著に増加しており、その結果、未成年者を含む複数のわが国の同胞が死亡したメキシコ領内での最近の交通事故のような、痛ましい事故が起きる可能性が高まっている。
キューバは、移民の不法な移送や人身売買に伴う危険について繰り返し警告してきた。このような危険は、非正規移住と密接に関連した現象であり、移住する人々を、脆弱な状況に置き、組織犯罪、人身売買、恐喝、そしてこの災難に関連した虐待や不法行為の犠牲者にしている。このようなことは、キューバ人旅行者であっても起きており、彼らの大多数は正規の手段で出国している人たちである。
キューバは、また、アメリカ国境に到着した、あるいは到着しようとするキューバ人の非正規で無秩序な移民に対する米国政府の責任についても警告してきた。
近年強化された経済封鎖は、キューバ経済と国民の生活水準に異常な困難をもたらし、それが移住の可能性を奨励していることが知られている。
さらに、米国政府の公式な政策が、引き続き、国境に非正規に到着したり、不法入国したりするキューバ人移民を優遇し続け、キューバ人調整法で彼らに利益を与えていることも 知られている。この法律は、キューバ国民に、たとえ不法入国したとしても、利用した方法や手段にかかわらず、居住権を取得するための迅速な方法を提供することで、世界でも唯一の差別的待遇を与える法律である。
この米国政府の態度は、キューバ、キューバ人移住者、米国そのものに影響を及ぼすだけでなく、この地域のいくつかの通過国にも影響を及ぼし、これらの国々が直面する非正規移民問題にも影響を及ぼしている。
この問題は、公式に提起され、米国政府と繰り返し議論されてきた事案である。
わが国政府は、移民の福祉と安全に関心と懸念を抱いており、そのために適切な領事支援と自発的で安全な帰還に向けた保証を提供している。
キューバ政府は、非正規で危険で無秩序な移住を防止し、人命を危険にさらす危険な出国を阻止し、この現象に関係した暴力行為や、人身売買や移民の不法移送などの関連犯罪と戦うために、引き続きこの地域の各政府と協力し連携していく。
キューバ政府は、米国政府に対し、非正規移民の悲劇的な結末を防ぐために必要な措置を講じるよう改めて要請するとともに、正規の安全かつ秩序ある移住への約束を再確認するものである。
ハバナ、2023年10月3日
(キューバ外務省)
キューバTV(2023年10月3日)
Minrex: Cuba ratifica su compromiso con una emigración regular, ordenada y segura
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/10/04/minrex-cuba-ratifica-su-compromiso-con-una-emigracion-regular-ordenada-y-segura/
ハバナ旧市街での集合住宅倒壊 救出作業続報
Radio Rebelde、2023年10月4日、Granma
10月3日火曜日の午後11時頃、ハバナ旧市街ビジェガスの角、ランパリージャ通り388番にある建物が倒壊した後、レスキュー救助隊チームが現場に到着した。
ハバナ旧市街のアレクシス・アコスタ・シルバ区長は、グランマ紙に対し、建物内には13家族、計54人がいたと語った。
負傷者2人がカリスト・ガルシア病院に運ばれたが、いずれも命に別状はない。
本稿時点、およそ午前5時現在、1人の女性の死亡が報告されており、雨にもかかわらず、建物内にいる2人の救出作業が続けられている。
アコスタ・シルバ区長は、被災した家族はホルヘ・アルトゥーロ・ビラボイ・ビーニャス中学校に避難しており、そこで救護班と後方支援サービスの両方から、食料を含む必要なケアを受けたと述べた。
また、これまでのところ、被災した建物でのみ作業が行われており、隣接する他の建物の避難は行われていない、と説明した。
現場には、政治局員でキューバ女性連盟事務局長のテレサ・アマレージェ・ボウエー、ハバナの党第一書記のルイス・アントニオ・トーレス・イリーバル、首都ハバナ副知事のヘスス・オタメンディス・カンポスがいた。
キューバ消防隊長のルイス・カルロス・グスマン・マトス一等陸佐は、本紙の取材に対し、この事故の情報が司令部に届くとすぐに、内務省システム全体と連動して、この種の作業に出動するための技術が現地に送られた、と説明した。
また、第一段階として、被害を受け、建物内にいる人びとを捜索する作業が行われた、と付け加えた。
その後、倒壊した建物の損傷そのものに基づいて、建物内で作業する作業員の安全に関する決定が下された。
隊長は、この種の事故に対して講じなければならないすべての安全対策に基づいて、継続的な作業が行われてきた、と述べた。
Ofrecen detalles sobre las labores de rescate en La Habana Vieja
https://www.radiorebelde.cu/ofrecen-detalles-sobre-las-labores-de-rescate-en-la-habana-vieja-04102023/
ハバナ旧市街で集合住宅が倒壊 キューバ
Cubadebate、2023年10月4日
きょう水曜日10月4日の未明に、首都ハバナビエハ市のビジェガスとアグアカテ間にあるランパリージャ通り362番に位置する集合住宅で、倒壊事故が起きたことが、深い悲しみを持って知らされた。
本稿執筆時点で、キューバ消防隊救急チームのメンバーを含み、現場に閉じ込められた人びとが確認されている。
事故現場には、MININT(内務省)や公衆保健部門の専門部隊に加え、首都ハバナの党第一書記ルイス・アントニオ・トーレス・イリーバルをはじめとする市・県の党・政府当局者が立ち会っている。
ルイス・アントニオ・トーレス・イリーバル共産党ハバナ第一書記
Derrumbe en la Habana Vieja esta madrugada
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/10/04/derrumbe-en-la-habana-vieja-esta-madrugada/