2023年10月14日
メキシコ・チアパスでの交通事故の犠牲者の遺体がキューバへ帰国
チアパス当局は、事故原因を発表していない
Cubadebate、2023年10月14日
メキシコ・チアパスで10月1日に起きた交通事故で死亡したキューバ人の遺体がきょう10月14日(土曜日)、キューバに帰国した。
「きょうの午後、チアパス州での交通事故で死亡したキューバ人の遺体が、遺族の意志に基づきキューバに帰国した。キューバ大使館の領事官とメキシコ当局者が航空便に同行した」、と駐メキシコのキューバ大使館がソーシャル・ネットワークXで発表した。
「メキシコの連帯と協同に感謝している」、と同大使館の公式アカウントによる投稿は述べた。
2023年10月2日の日曜日、キューバ共産党中央委員会第一書記兼共和国大統領のミゲル・ディアスカネル・ベルムーデスは、チアパスでのキューバ人移民の交通事故に哀悼の意を表した。
大統領は、ソーシャルネットワークXでの自身のアカウントを通じて、犠牲者の遺族に哀悼の意を表し、負傷者の回復を願った。
事故は、チアパス海岸のモンテ・サンタ・クルースと呼ばれている場所付近、ピヒヒハパンとトナラー間の路上で、ナンバープレートのない3トン大型貨物トラックが横転して起きた。
キューバTV(2023年10月14日)
Repatrian cuerpos de ciudadanos cubanos fallecidos en accidente en Chiapas
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/10/14/repatrian-cuerpos-de-ciudadanos-cubanos-fallecidos-en-accidente-en-chiapas/
メキシコ当局 非正規移民138人をキューバに送還
Cubadebate、2023年10月14日
10月14日(土曜日)の午前11時55分、二国間移民協定に基づき、メキシコ当局によってキューバへ送還された138人の非正規移民(男性95人、女性43人)を乗せた航空会社ビバ・アエロブスの飛行機が一機、ハバナのホセ・マルティ国際空港に到着した。
これらの人びとは全員、キューバを合法的に出国し、米国に向けて非正規の移動に加わった。
今回、3月3日以来実現していなかったメキシコからキューバへの送還作業が再開された。
今回の送還で、2023年にこの地域のその他の国々からの111人を加え、送還者は合計4539人になった。
(内務省からの情報による)
キューバTV(2023年10月14日)
Autoridades mexicanas devuelven a Cuba 138 migrantes irregulares
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/10/14/autoridades-mexicanas-devuelven-a-cuba-138-migrantes-irregulares/
キューバ大統領 米国の経済封鎖に反対するメキシコの支援に感謝
メキシコのロペス・オブラドール大統領
Cubadebate、2023年10月14日、PL
キューバのミゲル・ディアスカネル大統領はきょう、メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領に対して、米国のキューバへの経済封鎖に反対する闘争におけるその常に変わらぬ支援に感謝した。
キューバ大統領ミゲル・ディアスカネルは、自身のXアカウントを通じて、諸国民を飢えによって服従させようとする一方的な強制措置に反対するメキシコの一貫した姿勢を強調した。
ロペス・オブラドール大統領は金曜日(10月13日)、ベネズエラに対する米国の一方的な強制措置について、また、60年以上前からキューバに対してワシントンが課している経済・商業・金融封鎖について、拒絶の意志を表明した。
朝の定例記者会見においてメキシコ大統領は、これらは国民に害を与える介入行為である、と語った。
メキシコ大統領はまた、ある特定の部門が、経済的および政治的利益を引き出すために、強制措置を続けることを目指している、と非難し、それがワシントンのキューバに対する封鎖の事例である、と強調した。
ロペス・オブラドール大統領 朝の定例記者会見(2023年10月13日)
Presidente cubano agradece permanente apoyo de México frente al bloqueo de Estados Unidos (+ Video)
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/10/14/presidente-cubano-agradece-permanente-apoyo-de-mexico-frente-al-bloqueo-de-estados-unidos-video/
キューバ外務省声明 中東における公正で永続的な和平は、先送りできない必要なものである
Cubadebate、2023年10月14日、キューバ外務省
中東における公正で永続的な和平は、先送りできない必要なものである
キューバ共和国外務省声明
キューバ共和国外務省は、イスラエルとパレスチナの間で暴力が激化していることに改めて深い懸念を表明する。これは、イスラエルが、パレスチナ領におけるパレスチナ国民の不可侵の権利を侵害しながら、国連憲章の目的及び原則と国際法、数多くの国連決議を長期に渡り無視した中で、数十年にわたり不法占拠と植民地化を実行した結果起きたものである。
キューバ外務省は、これまでも、そしてこれからも、民族、国籍、信仰に関係なく、この紛争に関わるすべての当事者が民間人や罪のない人々を殺害することを常に拒否する。さらに、民間人、特に女性、児童、国連機関の人道支援勤務員を殺害すること、ガザ住民に対する無差別爆撃ならびに家屋、病院、民間インフラの破壊、ガザ住民に対する水、電気、燃料サービスの剥奪は、国際人道法の重大な違反であり、最も強く非難する。
キューバ外務省は、緊急に戦闘の停止を呼びかけ、ガザへの人道的援助の入国を直ちに促進するよう要請する。
キューバは、好戦的言辞に終止符を打つことを要求する。また、パレスチナ国民が自由な自決権を行使して、二国家の創設、1967年以前の国境の中に、エルサレム東部を首都とする独立したパレスチナ主権国家を創立し、さらに、避難民の帰還の権利も保障する、イスラエル・パレスチナ紛争の包括的で公正かつ永続的な解決策を支持することを再確認する。
国連安全保障理事会は、その使命を果たし、占領国イスラエルを無罪とすることに終止符を打たなければならない。米国は歴史的にイスラエルの共犯者であり、繰り返し理事会の行動を妨害し拒否権を発動することで、地域の平和と安全と安定を損なっている。
キューバ外務省は、この暴力の激化およびその深刻な人道的結果を抑止するため、交渉による早期の解決を求める。
ハバナ、2023年10月14日
キューバTV(2023年10月14日)
Cubaminrex: Una paz justa y duradera en Oriente Medio es una necesidad impostergable
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/10/14/cubaminrex-una-paz-justa-y-duradera-en-oriente-medio-es-una-necesidad-impostergable/