2019年09月04日
ホルヘ・ルイス・タピア・フォンセカ 閣僚評議会副議長に就任
ホルヘ・ルイス・タピア・フォンセカ、閣僚評議会副議長に
Cubadebate、2019年9月4日
キューバ革命最高司令官によって構想された植物性タンパク質計画について、それが持つ可能性とこれまで獲得してきた結果をふまえたその開発増進の重要性を鑑み、国家評議会は、この計画をリーダーシップを持って牽引できる指導者を任命する必要性も考慮し、現在この事業を率いているウリセス・ロサーレス・デル・トロ同志の閣僚評議会副議長の職を解き、これに専念させることに合意した。
国家評議会はまた、大統領からの提議に対し、ホルヘ・ルイス・タピア・フォンセカ同志を、閣僚評議会副議長に昇格させることに合意した。タピア・フォンセカ同志は、経済学士で、2008年からシエゴ・デ・アビラ県の党第一書記、2012年9月からカマグエイ県の党第一書記を務めた。
ウリセス・ロサーレス・デル・トロ
キューバTV ホルヘ・ルイス・タピア・フォンセカ インタビュー(2019年2月24日)
Designan a Jorge Luis Tapia Fonseca como vicepresidente del Consejo de Ministros
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/09/04/designan-a-jorge-luis-tapia-fonseca-como-vicepresidente-del-consejo-de-ministros/#.XW-f-CgzbIU
2019年09月03日
グランマのニケロで交通事故 22人が負傷 うち4人が重体 旅客運搬トラクターが故障
La Demajagua 、2019年9月3日、Inés María Castro記者
グランマ県南部のニケロ市で9月3日(火曜日)の午後、交通事故が発生した。この事故により22人が負傷し、4人が重体となっている。
最も重傷の事例は、頭蓋骨骨折および複数の胸部骨折の負傷者である。
事故が発生すると負傷者の救急介護のためにヘラシオ・カラーニャ病院で医療システムが発動した。
重体の事故被害者たちはマンサニージョのセリア・サンチェス県病院と、バヤモのカルロス・マヌエル・デ・セスペデス県病院に移送された。
同地の県幹部はそれらの病院にすぐにかけつけた。
今回の事故は、オンドン地区付近の、ラス・コロラーダスに向かう道路で起きた。T-40製のトラクターが技術的不具合を起こし、ニケロの東地区に向けて住人を運んでいた荷台が分離した。
運輸当局、PNR(警察)、内務省は事故原因をくわしく調査している。
ヘラシオ・カラーニャ病院の医療担当者全員が負傷者を介護している。
人道的連帯は例外的状況に対して示される。ニケロの住民たちは、輸血を必要とする負傷者のために献血を提供しにかけつけている。
Inés María Castro記者による報道
Accidente del tránsito deja 20 lesionados en Niquero, Granma (+ fotos y video)
http://lademajagua.cu/accidente-del-transito-deja-20-lesionados-niquero-granma-fotos-video/
2019年09月02日
キューバ 新学期を迎えた子どもたち
オルギン市のフアン・ホセ・フォルネト・ピニャ学校にて
Cubadebate、2019年9月2日
毎年の新学期の開始は、学生・教師・家族・コミュニティが感動的に再会する、社会的で愛国的なお祝いの行事である。それは今回も例外ではなかった。本サイトはキューバニュース通信社(ACN)のカメラマンのレンズを通して、キューバ全国のきょうの表情をお伝えする。
サンタクララ市のマヌエル・アスクンセ・ドメネク教育学校にて
ピナール・デル・リオでの新学期、学校に向かう道のり
サンクティ・スピリトゥスでの、夏休みあとの再会の喜び
カマグエイの子どもたち、制服の彩りと新学期の喜び
オルギン市のフアン・ホセ・フォルネト・ピニャ学校にて
シエゴ・デ・アビラのホセ・A・ゴメス・カルドソ小学校にて
キューバTV カマグエイ(2019年9月2日)
キューバTV オルギン(2019年9月2日)
キューバTV グランマ(2019年9月2日)
キューバTV ラス・トゥナス(2019年9月2日)
キューバTV サンルイス=サンティアゴ・デ・クーバ(2019年9月2日)
キューバTV ハバナ(2019年9月2日)
キューバTV グアンタナモ(2019年9月2日)
キューバTV サンティアゴ・デ・クーバ(2019年9月2日)
La fiesta de cada septiembre
http://www.cubadebate.cu/fotorreportajes/2019/09/02/la-fiesta-de-cada-septiembre/#.XW6LhSgzbIU
2019年09月01日
キューバ 新学期開始へ 9月2日
PL、2019年9月1日
キューバのミゲル・ディアスカネル議長はきょう(9月1日)、自身のツイッターアカウントで、明日のキューバでの新学期開始を可能にした人たちの仕事を称賛した。
「明日、新学期が始まる。スタートの日であり、お祝いの日だ。新たな目標の日でもある。これを可能にした人びとに祝福を」、と議長は@DiazCanelBのアカウントで投稿した。
およそ200万人のキューバ人学生が明日2019年度の新学期を開始する。教育省(MINED)の資料によると、この人数は前年度をわずかに上回っている。
MINEDによると、今年度は幼稚園の入園者も増加した。これは複数地域での新たな幼稚園の開園と、建設労働
によるキャパシティーの回復のおかげである。
常駐の教師は16万人を超え、これが全体の95%を占めており、その他はパート契約などの代替手段を用いており、補われる。
キューバTV キューバ新学期へ(2019年8月31日)
Presidente cubano reconoce labores en pos de nuevo curso escolar
https://www.prensa-latina.cu/index.php?o=rn&id=302363&SEO=presidente-cubano-reconoce-labores-en-pos-de-nuevo-curso-escolar
2019年08月30日
キューバで学んだ米国人医師 米国政府のキューバ批判を一蹴
グラハム・ソワ医師。キューバ人の妻マイリン・サルディバルと、ハバナのホテル・ナシオナル前にて。ソワはキューバで医学の学位を取得し、ブランドンで常駐医として勤めている。
Radio Habana Cuba、2019年8月30日、PL
キューバの医科大学卒業生であるグラハム・ソワは、彼のキューバの同僚たちは人身売買の犠牲者である、という米国政府による非難を一蹴した。
今月初め、米国国際開発庁(USAID)が、海外での医療活動に従事しているキューバの医療関係者の人権侵害の疑いに関連する「情報を調査し収集し分析する」組織に300万ドルの提供を申し出ていることが明らかになった、とラティーナ通信(PL)は報じている。
ハバナのラテンアメリカ医科大学(ELAM)で学んだグラハム・ソワは、日刊紙タンパベイ・タイムズが報じたインタビューのなかで、USAIDの申し出の背後にある前提を否定した。
これは完全な嘘である、と33歳の青年ソワは話した。ソワは米国人としてこれらの医療活動計画には参加しなかったが、それらに参加した人たちを友人に持っている。
キューバ革命の歴史的指導者フィデル・カストロが主導して1999年にキューバ政府によってつくられたELAMは、100か国の2万9600人を超える卒業生を送り出してきた。このうちおよそ200人が米国人である。
無償教育がおこなわれているこの医科大学の目的は、そこで育成された職業人たちが自国に戻り、低所得地域で医療を提供することである。
テキサスのグレイプバイン出身のソワは、2008年に始まった不況の時期、いくつかの医大への入学申請をしながら、どうやって教育費を払おうかと思案していたとき、キューバで通学するという選択肢を見つけた。
キューバに到着後、ハバナの大学で2年間授業を受け、あるキューバの病院で、キューバ人医師たちとともに、総合医学の研修医として4年間働いた。
このときの同僚の医師たちが、海外での医療活動に従事している医師たちである。
人類に医療をささげたい、とキューバは言う。これが国際連帯における彼らの責務なのだ、と米国人医師ソワはタンパベイ・タイムズに語った。ソワは現在、フロリダのブランドン地域病院の内科常駐医師として働いている。
青年医師ソワによると、キューバの医療活動の批判者を激怒させていることは、その稼ぎが社会主義を支えている、ということである。
今週木曜日(8月29日)キューバ政府は、世界的に認められているキューバの医療協力を「妨害し、信用失墜させ、弱体化させる」ことを目的としたUSAID計画を、米国による新たな攻撃として非難した。
キューバ外務省は声明で、キューバが人身売買や奴隷制の運用に陥っているという米国政府の主張を、「不道徳な中傷」であり、世界各国の医療従事者や技術者の仕事を侮辱する主張である、と弾劾した。
グラハム・ロワ(後列中央)。各国からの学生たちとハバナの医科大学で学んだ。キューバ人女性と結婚したテキサス・グレイプバイン出身のロワはいま、ブランドン地域医療センターで医師として働いている。
Médico estadounidense graduado en Cuba desmiente que sus colegas de la Isla sean víctimas de trata de personas
http://www.radiohc.cu/noticias/salud/200461-medico-estadounidense-graduado-en-cuba-desmiente-que-sus-colegas-de-la-isla-sean-victimas-de-trata-de-personas
グランマ・マンサニージョでの交通事故死者の身元判明
CNC TV Granma、2019年8月30日、Eliexer Peláez Pacheco記者
今週木曜日(8月29日)の午後、コボア地区にあるマンサニージョ・バヤモ間の道路上で起きた交通事故の死者は、ヤラ市のマリオ・ブリスエラ・オソリオ(乗用車の運転手)さんと、グアンタナモ出身・在住のヨレルディス・ベイスリエト・バレーラさんと判明した。
マンサニージョのセリア・サンチェス・マンドゥレイ外科クリニック病院の医師・救急隊チームは、事故の負傷者の治療を続けている。
セリア・サンチェス病院の院長アグスティン・デ・ラ・トーレス・レジェス医師は、同病院で負傷者の治療が続けられており、一部の負傷者はバヤモ市のカルロス・マヌエル・デ・セスペデス病院に移送された、と発表した。
Identificados los fallecidos en accidente de tránsito en Manzanillo
http://www.cnctv.icrt.cu/2019/08/30/identificados-los-fallecidos-en-accidente-de-transito-en-manzanillo/
2019年08月29日
グランマで交通事故 2人が死亡 15人が負傷 乗用車と旅客用トラックが衝突
La Demajagua、2019年8月29日
バヤモ市とマンサニージョ市を結ぶ道路で、きょう(8月29日)、乗用車と旅客用トラックが衝突する交通事故が起き、現時点で2人が死亡、15人が負傷した。
マンサニージョのセリア・サンチェス病院の院長アグスティン・デ・ラ・トーレ医師は、事故の被害者を受け入れ、介護するための緊急システムがすぐに作動した、と発表した。被害者たちは専門医によって診察されている。
デ・ラ・トーレ院長は、乗用車の運転手が現場で即死し、2人目の死者は重傷のため手術室で死亡した、と述べた。この2人目の死者も同じ乗用車に乗っていたとみられている。
キューバTV(2019年8月29日)
Dos fallecidos y 15 lesionados en accidente de tránsito en carretera vía Manzanillo (+ fotos)
http://lademajagua.cu/dos-fallecidos-y-15-lesionados-en-accidente-de-transito-en-carretera-via-manzanillo-fotos/?fbclid=IwAR3rC4fIsSnRqbeIruslWEZC8SEONycbxRfjMo_iCXXlnA4UVmV5cLPKu58
キューバ外務省声明 米国政府はキューバの国際医療協力を妨害している
Cubadebate、2019年8月29日
キューバ共和国外務省声明
米国はキューバの医療協力を妨害するために巨額の資金を投じている
キューバ外務省は、米国政府がキューバの医療協力を標的とし、米国国際開発庁(USAID)のプログラムを通じて最近行った攻撃について、これを非難し、強く糾弾するものである。同プログラムはキューバが数十か国で数百万人を対象に展開している医療協力を貶め妨害することを目的に、関連する活動と情報収集に資金援助するものである。今回の攻撃は、諸外国政府に露骨な圧力をかけてキューバの国際協力を妨害し、「パローレ・プログラム」(キューバ医療専門家臨時入国プログラム)などキューバからの人材流出を狙う、これまでに数多く実施された試みに続くものである。
不誠実な中傷の中心にあるのは、キューバが人身売買または奴隷制を実践しているという根拠のない主張であり、同時にキューバの医療関係者(医師・技師)数十万人が今日まで長年、第三世界をはじめとする各国で自発的に行ってきた崇高な活動を侮辱しようとしている。
これはキューバ政府と数十か国の政府の間で合法的に締結された二国間及び政府間協力プログラムに対する誹謗である。いずれのプログラムも国連の南南協力に関する指針に沿ったものであり、当該諸国政府が主権の下で決定した医療上の要請に対応したものである。
国際社会から高く評価され、国連や世界保健機関(WHO)、パンアメリカン保健機関の最高幹部から称賛された連帯の取組みに対する攻撃でもある。
これらの嘘は、反キューバ攻撃に励んでいる米国政府と政治家たちの低俗な道徳的資質を明らかにするものである。反キューバ・キャンペーンには巨額の資金が投下され、大手メディア数社と無節操なレポーターらが加担している。特に後者は米国政府の政治的利益に奉仕し、自らのあるべき中立性と客観性を犠牲にしている。
数十年前から今日に至るまで、医療協力は連帯の行為として、最も経済的に恵まれない国々に対して提供されており、その費用のほぼ全額をキューバが負担している。また同様の方法で、国連の発展途上国間協力に関する考え方に沿って、相互補完性及び提供された役務の部分的支払という基礎に立って、複数国に対して提供されている。
これは途上国間の完全に正当かつ合法的な相互交換に基づくものである。多くの途上国は天然資源やキューバを上回る経済規模または工業開発を有しているが、その一方で我が国が育成に成功したような人材、つまり自発的に厳しい状況下で働く意欲のある献身的で人間主義的な専門家集団が不足している。我々は年月をかけて医療制度を築き上げてきたが、それらの国では医療制度についての知識も不足している。
キューバの医療関係者は完全に自由かつ自発的に協力プログラムに参加している。任務に従事している間、キューバで引き続き給与の全額を受け取り、それに加えて派遣先国で報酬とその他手当が支払われる。
キューバが提供した協力の対価を受け取る場合、参加した協力者たちは医療制度の資金調達、持続可能性及び発展において、正当かつ合法的な価値ある貢献という多大な功績を挙げたことになる。大衆のための無償医療制度はすべてのキューバ国民がアクセスできるものだ。さらに、世界各地で展開されている協力プログラムにとっても大きな貢献である。
医療へのアクセスは人類の権利であり、米国は政治的理由または攻撃を理由にそれを否定し妨害するという犯罪を犯している。
キューバ外務省
2019年8月29日、ハバナ
キューバTV(2019年8月23日)
MINREX: Gobierno de EEUU destina fondos millonarios para obstaculizar cooperación médica cubana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/08/29/gobierno-de-ee-uu-destina-fondos-millonarios-para-obstaculizar-cooperacion-medica-cubana/#.XXPPXygzbIU
2019年08月28日
キューバ ハバナの子どもカーニバル開催
Cubadebate、2019年8月28日、Jorge Luis Sánchez Rivera(写真), Antonio Hernández Mena(写真)
子どもたちも、ハバナでの自分たちのお祭りを楽しんだ。今週火曜日(8月27日)、午後5時から、ベダードの19番通りから、セントロ・ハバナのマリーナ通りに至る、ハバナのマレコン(海岸通り)全域で、子どもカーニバルが始まった。
児童劇団コルメニータやカリベ・カリエンテ、キューバ国立サーカス団、カルナバレアンドといった有名な人気集団のショーと交流しながら、およそ20の子どもグループが行進した。
ピエロたちも、グループの行進をもりあげ、子どもたちと写真を撮り、おなじみの冗談を言いながら、この日の主役になった。ハバナの着ぐるみたちも登場した。エルピディオ・バルデス、マリア・シルビア、パルミチェが行進した。ワニ、鳥、牛、象、キューバの漫画の無数の動物やキャラクターがいた。
これらの上にさらに、ハバナの15地区で製造されたお菓子やジャムなど、さまざまな食品の提供が加えられた。
フォトレポーターのトニー・エルナンデス・メナとホルヘ・ルイス・サンチェス・リベラのレンズは、ハバナのカーニバルのラストを飾った、このお祭りの楽しさと色どりを写し出した。
Colorido y alegría sobresalieron en el Carnaval Infantil de La Habana
http://www.cubadebate.cu/fotorreportajes/2019/08/28/colorido-y-alegria-sobresalieron-en-el-carnaval-infantil-de-la-habana/#.XWe06egzbIU
オーストリアのウイーン市 ハバナ市にごみ収集トラック10台を寄付
ウィーン市がハバナ市に都市固形廃棄物収集トラックを寄付
Cubadebate、2019年8月28日
ハバナ市建立500周年のお祝いを機にウィーン市は、同市に都市固形廃棄物収集トラック10台を寄付した。
駐オーストリアのキューバ大使、フアン・アントニオ・フェルナンデス・パラシオスは、ウィーン市議会に対し、現在ハバナ市をよりきれいな街にするためにハバナ市内で進行中の取り組みと作業を補うひじょうに重要な寄付について、感謝を表明した。また、両都市間のこれまでの歴史的協力についても強調した。
駐オーストリアのキューバ領事館職員たち
(駐オーストリアキューバ大使館のフェイスブックより)
Viena dona a La Habana 10 camiones colectores de basura
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/08/28/viena-dona-a-la-habana-10-camiones-colectores-de-basura/#.XWepRugzbIU