2022年06月28日
キューバボクシング連盟 アンディ・クルース選手の不法出国企図について発表
JIT、2022年6月28日
キューバボクシング連盟は、アンディ・クルース・ゴメス選手の不法出国企図への関与について把握していることを発表する。
わが国のスポーツ規則における重大な規律違反に該当する本件は、対応する分析が行われることなっており、適時報告される。
クルースは、プラヤヒロン全国トーナメント前のトレーニング期間を欠席し、その大会の会場に現れなかった。
それ以前には、その明らかなモチベーション不足により、キューバボクシングのプロサーキットデビューの代表チームに選ばれなかった。
Federación Cubana de BOXEO 🇨🇺 se pronuncia sobre ANDY CRUZ
Federación Cubana de Boxeo informa sobre atleta Andy Cruz
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=374913
2022年05月15日
キューバボクシング プロデビュー戦出場メンバー変更 アンディ・クルース降格
オスベル・カバジェーロ(左)
JIT、2022年5月15日
キューバボクシングチームのプロボクシングサーキットでの公式デビューとなる、5月20日のメキシコのアグアスカリエンテス市での試合での代表メンバーの最終調整で、五輪王者のアンディ・クルースが含まれないことが決定された。
キューバボクシング連盟は、今週末のトレーニングを経て技術スタッフが、今月初めに明らかになったリストに関する変更として、世界大会銅メダリストのオスベル・カバジェーロを含めることを決定した、と発表した。
また、残りメンバーは、五輪二連覇のフリオ・セサル・ラ・クルースとロニエル・イグレシアス、世界選手権三連覇のラサロ・アルバレス、世界王者のヨエンリス・エルナンデスであり、すべて6ラウンドの試合である。
このキューバチームはきょう(5月15日)の午後に旅立つが、サン・マルコス・フェア闘牛場での試合予定は以下の通り。
試合予定
スーパーフェザー級: オスベル・カバジェーロ (キューバ) vs.ジョシュマン・レジェス (メキシコ)
スーパーライト級: ラサロ・アルバレス (キューバ) vs. フランシスコ・メルカド (メキシコ)
スーパーウエルター級: ロニエル・イグレシアス (キューバ) vs. ブランドン・ペレス (メキシコ)
スーパーミドル級: ヨエンリス・エルナンデス (キューバ) vs. オクタビオ (メキシコ)
ライトヘビー級: アルレン・ロペス(キューバ) vs. フェルナンド・ガルバン(メキシコ)
クルーザー級: フリオ・セサル・ラ・クルース (キューバ) vs. デイビス・カセーレス (コロンビア)
ライトヘビー級 (10ラウンド): ホセ・ボリビータ・ウスカテギ (ベネズエラ) vs. フェリペ・インディオ・ロメロ (メキシコ)
Domadores de Cuba varió su nómina para tope profesional
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=333696
2021年11月06日
フリオ・セサル・ラ・クルース 世界選手権5度目の優勝 キューバ今大会3個目の金メダル
フリオ・セサル・ラ・クルース
JIT、2021年11月6日
五輪二連覇を達成して3か月後、フリオ・セサル・ラ・クルースはきょう(11月6日)、ベオグラードでの大会で自身5度目の世界選手権優勝を果たし、キューバチームの金メダル獲得を締めくくった。今回の大会では、同僚アンディ・クルースとヨエンリス・エルナンデスも金メダルに輝いた。
ラ・クルース(92kg級)は、イタリアの Aziz Abbes Mouhiideneの身長とリーチによる攻撃を乗り越える名人芸を見せ、試合が進むにつれて相手を追い詰めていき、見事に締めくくり、4対1で判定勝ちした。
こうしてカマグエイのスター選手ラ・クルースは、91kg級を6度制覇し世界大会史上最多優勝を誇る同じくキューバ選手のフェリクス・サボンの記録にあと1回に迫った。
セルビア首都での今大会から始まった13階級制のフォーマットにより、東京五輪で戦ったときの体重から1kg増やすことを強いられたラ・クルースは、ほぼ比類のない、パンチし、かわし、動きまわる力を維持している例外的な存在であることを証明した。
ラ・クルースにとって今回のスターク・アリーナでの優勝は、2019年のエカテリンブルク大会で逃した王座との再会となり、史上80個目の金メダル獲得となった。
きょう土曜日は、アンディ(63.5kg級)も複数の理由でニュースになった。トルコのKerem Ozmenを完封する有効な働きにより5対0の判定で勝ち、世界選手権3度制覇を果たし、今大会の最優秀技術選手賞を受け取った。
同じく五輪覇者であるマタンサスのアイドル、アンディ・クルースは、実績あるスター選手たちのなかでの自身の安定性を確実なものにし、世界選手権で3度の優勝を果たした6人目のキューバ選手となった。
この土曜日の歓喜は、昨日のカマグエイのヨエンリス・エルナンデスによる金メダル獲得に続くものである。エルナンデスは、銅メダルを獲得したオスベル・カバジェーロ(57kg級)とエリク・ルイス(86kg級)など、さらなる能力を示した初出場選手たちのリーダーになった。
ハバナから出発する直前に判明した新型コロナウイルス感染の結果、人数を減らして戦う必要があったキューバチームでは、初出場のケビン・ブラウン(67kg級)と、ベテランのロニエル・イグレシアス(71kg級)、ラサロ・アルバレス(60kg級)だけがメダルなしで帰国することになる。
残りのメダルは、カザフスタン(金2銀2銅1)、米国(金2銀2銅0)、日本(金2銀0銅0)、ロシア(金1銀2銅2)、アゼルバイジャン(金1銀0銅2)、フランス(金1銀0銅2)、ウクライナ(金1銀0銅0)が獲得した。
決勝 フリオ・セサル・ラ・クルース対Aziz MOUHIIDINE(2021年11月6日)
フリオ・セサル・ラ・クルース 優勝インタビュー
Quinta “Cruz” de Julio y trono cubano en Mundial de Boxeo
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=259457
2021年11月02日
キューバ メダル5個を確保 世界ボクシング選手権
アンディ・クルース(右)
JIT、2021年11月2日
セルビアのベオグラードで開催中の世界ボクシング選手権でキューバはきょう(11月2日)、6個の銅メダルのうち5個を確保した。
キューバチームのスター選手たちと今大会初出場の選手たちの組み合わせが、金・銀・銅の各メダルを一つずつ獲得した2019年のエカテリンブルク大会でのメダル数を上回る今大会の成績を生み出した。
一方に五輪王者のリオ・セサル・ラ・クルース(92kg)とアンディ・クルース(63.5kg)、他方に初出場のオスベル・カバジェーロ(57kg)、ヨエンリス・フェリシアーノ・エルナンデス(75kg)、エリク・ルイス(86kg)を擁し、ロランド・アセバル率いるキューバチームは今大会23戦して21勝に到達した。
2人の審判がアンディを負けとみた判定をしたようだが、現実はキューバチームの明らかな優位を明らかにし、キューバは明日の短い休息のあと、木曜日に決勝進出を目指す。
きょうの唯一の否定的なポイントというと、ケビン・ブラウン(67kg)に関係したものであり、彼は前の試合で被ったカットにより課せられた制限を伴って自身の目標に立ち向かったにもかかわらず、その夢を目指して決してあきらめることがなかった。
きょう(11月2日)の結果
57 kg: オスベル・カバジェーロ(キューバ) 5-0 ミゲル・ベガ (メキシコ)
63,5 kg: アンディ・クルース(キューバ)3-2 Nujibillo Turzunov (ウズベキスタン)
75 kg: ヨエンリス・フェリシアーノ・エルナンデス (キューバ) 5-0 Gabriejel Veocic (クロアチア)
86 kg: エリク・ルイス(キューバ) 5-0 ブラク・アスキン (トルコ)
92 kg: フリオ・セサル・ラ・クルース (キューバ) 5-0 マゴメドフ・サダム (セルビア)
67 kg: ラシャ・グルリ (ジョージア) 3-2 ケビン・ブラウン(キューバ)
木曜日(11月4日)準決勝
56kg: オスベル・カバジェーロ(キューバ)対 Serik Temirzhanov (カザフスタン)
63,5kg: アンディ・クルース(キューバ)対 Somchay Wongsuwan (タイ)
75kg: ヨエンリス・フェリシアーノ・エルナンデス (キューバ)対 Salvatore Cavallaro (イタリア)
86kg: エリク・ルイス(キューバ)対 ロレン・アルフォンソ (キューバ)
92kg: フリオ・セサル・ラ・クルース (キューバ) 対 Madiyar Saydrakhimov (ウズベキスタン)
57kg級 オスベル・カバジェーロ(キューバ)対 ミゲル・ベガ(2021年11月2日)
63.5kg級 アンディ・クルース(キューバ)対 Mujibillo TURSUNOV(2021年11月2日)
67kg級 ケビン・ブラウン(キューバ)対 Lasha GURULI(2021年11月2日)
75kg級 ヨエンリス・フェリシアーノ・エルナンデス(キューバ)対 Gabrijel VEOCIC(2021年11月2日)
86kg級 エリク・ルイス(キューバ)対 ブラク・アスキン(2021年11月2日)
92kg級 フリオ・セサル・ラ・クルース(キューバ)対 マゴメドフ・サダム (2021年11月2日)
Cuba aseguró cinco bronces en Mundial de Boxeo
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=258440
2021年10月31日
フリオ・セサル・ラ・クルース完勝 メダル争いへ 世界ボクシング選手権
フリオ・セサル・ラ・クルース(左)
JIT、2021年10月31日
五輪二連覇を達成してからおよそ3か月後、フリオ・セサル・ラ・クルースはきょう(10月31日)、ベオグラードでの世界ボクシング選手権でメダル争いの入り口に立った。ベオグラードは1978年に第二回の同大会を開催した都市である。
セルビア首都での今大会から開始となった階級フォーマットにあわせて92kg級に登録したキューバチームの主将フリオ・セサルは、イランのToufan Sharishを5対0で破った。この今大会自身2勝目によって、火曜日の銅メダル争いに進出を決めた。
これまで世界大会で優勝4回、3位が1回のフリオ・セサルは対戦相手を圧倒し (30-26, 30-26, 30-26, 30-25, 30-25)、この日曜日のキューバチームの完璧な戦果を締めくくった。キューバチームはこの日、エリク・ルイス(86kg)も勝利しており、ここまでで14戦12勝という結果を残している。
ルイスはヨルダンの オダイ・アルヒンダウィより優勢に試合を進め、初出場となった今大会で自身2勝目を達成した。4対0 (29-27, 29-27, 29-27, 29-27, 28-28)という判定結果は、第二ラウンドでの警告による1ポイントが関係した。
火曜日(11月2日)、フリオ・セサルは地元セルビアのマゴメドフ・サダムと、ルイスはトルコのブラク・アスキンと対戦する。この日は500選手以上が出場した今大会での準々決勝がおこなわれる唯一の日である。
キューバチームでまだ「生き残っている」このほかの4選手は、月曜日に同様の進出を目指してリングにあがる。
月曜日のキューバ選手の試合
57 kg: オスベル・カバジェーロ(キューバ)対Artus Baseyan(アルメニア)
63,5 kg: アンディ・クルース(キューバ)対Vershaun Lee(米国)
67 kg: ケビン・ブラウン(キューバ)対 Akash(インド)
75 kg: ヨエンリス・エルナンデス(キューバ)対Sumit(インド)
92kg級 フリオ・セサル・ラ・クルース対 Toufan SHARIFI (2021年10月31日)
86kg級 エリク・ルイス対オダイ・アルヒンダウィ(2021年10月31日)
Julio La Cruz hace lo suyo en Mundial de Boxeo
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=258429
2021年10月30日
アンディ・クルースとヨエンリス・フェルナンデス完勝 キューバチーム10勝目 世界ボクシング選手権6日目
勝利したアンディ・クルース(左)
JIT、2021年10月30日
2人のキューバ選手、エースのアンディ・クルースと、初出場のヨエンリス・フェリシアーノ・エルナンデスがきょう(10月30日)、500人以上の選手が登録したセルビア・ベオグラードでの世界ボクシング選手権で2勝目をあげた。
両選手とも、明らかな優勢で5対0の判定勝利をおさめ、これによりロランド・アセバル率いるキューバチームは大会6日目にして10勝目をあげた(うち1日は2敗)。
きょう土曜日(10月30日)、東京五輪2020を制して間もなくこの階級での三連覇を目指しているアンディ(63.5kg)は、ブラジルのニコラス・デ・ヘススを降した。
エルナンデス(75kg)はトルコのビロル・アイガンを降し、来週月曜日のインドのSumitとの対戦を確定させ、一方、アンディは米国のVershaun Leeと対戦する。
日曜日(10月31日)は、五輪二連覇王者の優勝候補本命フリオ・セサル・ラ・クルース(92kg)がイランのToufan Sharishiとの試合に挑む。同僚のエリク・ルイス(86kg)はヨルダンのOdai Riyad Adel Alhidawiと対戦する。
アンディ・クルース対ニコラス・デ・ヘスス(2021年10月30日)
ヨエンリス・フェリシアーノ・フェルナンデス対ビロル・アイガン(2021年10月30日)
Doble alegrón cubano en Mundial de Boxeo
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=257421
2021年10月29日
フリオ・セサール・ラ・クルース 世界選手権初戦で完勝
勝利したフリオ・セサール・ラ・クルース(左)
JIT、2021年10月29日
セルビア首都のベオグラードで開催されている世界ボクシング選手権で、キューバ人選手フリオ・セサール・ラ・クルース(92kg)がきょう(10月29日)の自身初戦で、ブルガリアのラドスラフ・パンタレエフに5対0で勝利し、優勝候補であることを再確認した。
五輪二連覇後の公式大会復帰となった試合において、世界大会4度制覇のフリオ・セサール・ラ・クルースは、2019年のエカテリンブルク大会でエリィスランディ・サボンを破ったあと銅メダルを獲得したパンタレエフ選手にとっては強敵すぎた。
審判による判定結果(30-25, 30-25, 30-25, 30-25, 30-26)は、きょう金曜日にスターク・アリーナに設置されたリングに上った唯一のキューバ選手となったフリオ・セサールが示した優位性を反映している。
このリングには明日2人のキューバ選手が出場する。
この2選手は、今大会2勝目を目指す。アンディ・クルース(63.5kg)はブラジルのNicollas de Jesúsと対戦し、ヨエンリスはトルコのBirol Aygunと対戦する。
世界大会でのメダル獲得数史上最多(金77個、銀35個、銅26個)を誇るキューバは今大会で8選手を登録し、6選手が出場しており、ここまで8勝2敗の成績を残している。
フリオ・セサール・ラ・クルース対ラドスラフ・パンタレエフ(2021年10月29日)
Buen estreno de La Cruz en Mundial de Boxeo
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=256425
2021年08月06日
フリオ・セサル・ラ・クルース ヘビー級制覇 リオ五輪ライトヘビーに続き2個目の金メダル
Radio Habana Cuba、2021年8月6日、PL
ボクサー、フリオ・セサル・ラ・クルースがきょう(8月6日)、ロシア五輪委員会の代表ムスリム・ガジマゴメドフを決勝で5対0の判定で降し、キューバの東京五輪での金メダルを6個に増やした。
東京の国技館では、「ラ・ソンブラ」(ラ・クルースのニックネーム)の鉄壁さに、91kg級(ヘビー級)の現世界選手権王者も今回は銀メダルにとどまらざるをえなかった。
リオ五輪2016の81kg級(ライトヘビー級)王者であるラ・クルースは、今回決勝に至るまでに、ケニアのエリー・オコスラを判定5対0、キューバ系スペイン人のエンマヌエル・レジェスを判定4対1、準決勝でブラジルのアブネル・テイシェイラを同じく判定4対1で降した。
今回の金メダルで、ラ・クルースは、五輪ヘビー級を制覇した史上3人目のキューバ選手となった。過去にはフェリクス・サボンが1992年バルセロナ、1996年アトランタ、2000年シドニーで三連覇、オドラニエル・ソリスが2004年アテネ五輪で制している。
さらに世界大会四連覇のラ・クルースは、今大会の同僚ロニエル・イグレシアスとアルレン・ロペスに続いて、五輪で2個の金メダルを獲得した史上11人目のキューバ人ボクサーになった。
過去には、テオフィロ・ステベンソンとフェリクス・サボンが3個の金メダルを獲得し、アンヘル・エレーラ、アリエル・エルナンデス、エクトル・ビネン、マリオ・キンデラン、ギジェルモ・リゴネアウ、ロベイシ・ラミレスが金メダル2個を獲得している。
キューバTV(2021年8月6日)
キューバTV 試合後インタビュー(2021年8月6日)
Boxeador cubano La Cruz oro olímpico en 91 kilogramos
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/266260-boxeador-cubano-la-cruz-oro-olimpico-en-91-kilogramos
2021年07月30日
フリオ・セサル・ラ・クルース 国技館で勝利の雄叫び「パトリア・オ・ムエルテ!ベンセレーモス!」
フリオ・セサル・ラ・クルース「パトリア・イ・ビダはNO、パトリア・オ・ムエルテ、ベンセレーモス!」
Radio Sancti Spíritus、2021年7月30日、ACN
スペイン代表のエンマヌエル・レジェスを4対1の判定で破り、東京五輪2020でのキューバボクシング3個目のメダルを確定させたスター選手フリオ・セサル・ラ・クルース(91kg級)は、「パトリア・オ・ムエルテ(祖国か死か)」と力強く叫んでリングを降りた。
ラ・クルース勝利とした判定は、ジャッジ3人が29対28、1人が30-27で、一方カザフスタン人のジャッジ、Yermek Suiyenishは最初の2ラウンドでのスペイン国籍のキューバ人ボクサーであるレジェスの攻撃を有効とみて、28対29でラ・クルースの負けと判定した。
カマグエイ出身のラ・クルースは、ガードを下げて相手を挑発し、カウンターを狙う、という自身のプランを非常に早い段階から明らかにしていたが、第一ラウンドでこれを達成した。
しかし第二ラウンドでは、レジェスがパンチをよく当て、タイとし、第三ラウンドでラ・クルースが、自コーナーでさまざまなアドバイスを受けたあと戦略を修正し、ボディと腕を使ったディフェンスを強化し、さらに攻撃を加えて、勝利を確かなものとした。
こうしてカマグエイの右ボクサーで世界王者・五輪王者のラ・クルースは、国技館のリング上でのロランド・アセバル率いるキューバ代表チームの連勝を8に伸ばした。
金メダルを目指して、ラ・クルースは来たる8月3日、ブラジルのアブネル・テイシェイラと対戦する。
「パトリア・イ・ビダはNO!、パトリア・オ・ムエルテ、ベンセレーモス!」
キューバTV(2021年7月30日)
≪#PatriaYVida No, Patria o Muerte Venceremos≫: Campeón de Boxeo cubano Julio Cesar la Cruz. #Cuba
https://www.radiosanctispiritus.cu/es/2021/07/patriayvida-no-patria-o-muerte/
イダリス・オルティス 銀メダル獲得 キューバ女子選手最多タイ4個目の五輪メダル
素根輝(左)、イダリス・オルティス(右)
Radio Habana Cuba、2021年7月30日、PL
キューバ選手イダリス・オルティスはきょう(7月30日)、東京五輪女子柔道78kg超級の決勝で日本人選手素根輝(そね・あきら)に敗れた。
オルティスはゴールデンスコア(延長戦)で3つの反則を取られ試合に敗れたが、五輪での自己通算4個目のメダル(2個目の銀メダル)を獲得し今大会を終えた。
2012年のロンドン五輪王者の31歳のオルティスは、2016年リオ五輪では銀メダル、そして自身の五輪デビューとなる13年前の2008年北京五輪では銅メダルを獲得している。
一方、素根は、オルティスがロンドンで王者になったときと同じ年齢である21歳で、金メダルに輝いた。
同階級の銅メダルは、フランスのロマンヌ・ディコと、アゼルバイジャンのイリーナ・キンゼルスカが獲得した。ディコはトルコのカイラ・サイトを、キンゼルスカは中国の徐仕姸(じょ・しけん)を破った。
オルティスは今回のメダル獲得で、同じく柔道のドゥリウリス・ゴンサーレス、バレーボールのアナ・イビス・フェルナンデスに並び、五輪で最多のメダルを獲得したキューバ人女子選手となった。
キューバTV(2021年7月30日)
Idalys Ortiz hace historia para judo cubano con plata en Tokio 2020
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/265549-idalys-ortiz-hace-historia-para-judo-cubano-con-plata-en-tokio-2020