2021年10月16日
キューバ フィデル・カストロによる自己弁論『歴史は私に無罪を宣告するだろう』68周年
Radio Habana Cuba、2021年10月16日、PL
キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は、きょう土曜日(10月16日)、歴史的指導者フィデル・カストロによる自己弁論「歴史は私に無罪を宣告するだろう」の宣言から68周年を機に回想した。
ディアスカネル大統領は、自身のツイッターアカウントを通じて、68年前のこの日、モンカダ兵営およびカルロス・マヌエル・デ・セスペデス兵営襲撃者たちの裁判における弁論のなかで表明された「モンカダ計画」は、キューバ革命の尽きることのない指針となっている、と述べた。
1953年10月16日、民法学の若き学士フィデル・カストロは、自身の自己弁護を担当し、その歴史的文書のなかで、当時のキューバの根本的な問題を指摘し、1952年のフルヘンシオ・バティスタによるクーデターを非難した。
この歴史的指導者は、土地、工業化、住居、失業、教育、健康などの分野において自国の根本的な課題を見出し、これらの問題に将来の政府による計画を集中させた。
『歴史は私に無罪を宣告するだろう』のなかでフィデル・カストロは、小規模農家の85%が地代を払いながら、常に立ち退きの脅威におびえており、一方、質のよい土地の半分は外国資本の支配下にあり、キューバ国民の多数は非識字である、と非難した。
フィデルはまた、田舎や都市の40万世帯がすし詰めになって暮らしており、都会の住民のおよそ250万人は生活する住宅のために高い賃料を払わなければならない、と強調した。
1959年1月1日のキューバ革命勝利後初期にとられた政策の一つに第一次農地改革法の署名があり、これは、一人が所有できる土地を最大30カバジェリア(402ヘクタール)と定め、そこで働く人々にその土地の所有権を与えたものである。
その他の政策としては識字キャンペーンがあり、これによりキューバは1961年、非識字の災難から解放されたラテンアメリカ最初の国となった。
キューバTV(2021年10月16日)
キューバTV(2021年10月16日)
Presidente de Cuba evoca discurso La Historia Me Absolverá
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/273997-presidente-de-cuba-evoca-discurso-la-historia-me-absolvera
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