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2020年04月24日

アレホ・カルペンティエール没後40年 キューバ

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アレホ・カルペンティエール

Radio Rebelde、2020年4月24日、Andrés Machado Conte記者

ジャーナリストで文学評論家のフェルナンド・ロドリゲス・ソーサは、1980年4月24日にパリで死去した凄まじいストーリーテラーのキューバ人作家で音楽学者のアレホ・カルペンティエールがその人生の最後の日まで現役で活動していた、と回想した。

1977年セルバンテス賞受賞作家カルペンティエールの各重要作品の序文書き手であるロドリゲス・ソーサは、かルペンティエールがカール・マルクスの娘婿であるサンティアゴ・デ・クーバ出身のポール・ラファルグについて書いていた小説に言及した。その唯一の断片は「ラ・ベリーディカ・イストリア」(真実の歴史)という仮題で雑誌「カサ・デ・ラス・アメリカス」に掲載された。

2005年「ホセ・アントニオ・フェルナンデス・デ・カストロ」ジャーナリズム賞受賞者のロドリゲス・ソーサは、上述のストーリー断片にはポール・ラファルグとラウラ・マルクスの有名な自殺に関する兆候は何ら存在しないが、この天才小説家が同作にこれを含めようと考えていたかどうかは明らかでないと語った。

「カルペンティエールが彼の時代およびその後の時代の小説創作へ与えた重要な貢献は、驚異的現実の理論であり、これに基づいて書かれた偉大な小説である「光の世紀」、「この世の王国」、「失われた足跡」などには、歴史学的探究が存在している」、とロドリゲス・ソーサは述べた。

ジャーナリストで文学評論家のフェルナンド・ロドリゲス・ソーサは、この偉大なキューバ人小説家で音楽学者のアレホ・カルペンティエールは、現在の現代的現実にてらしてみると、書かれるべき21世紀の小説創作の主人公であろう、と主張した。

長年アレホ・カルペンティエール財団の副局長と副会長を務めた傑出した文化促進者のロドリゲス・ソーサは、カルペンティエールの2冊の本「ラ・パラブラ・イ・ス・ソンブラ」(ことばと影、ビヒア・デ・マタンサス出版)、「アモール・ア・ラ・シウダ」(都市への愛、ウニオン出版)の序文執筆者であった。

アレホ・カルペンティエールは1980年4月24日にパリで癌のため死去した。遺体はハバナに送還され、キューバ国民は革命広場のホセ・マルティ像のもとで追悼をささげた。

このニュース音声はこちらから。



fernando-rodriguez-sosa.jpg
フェルナンド・ロドリゲス・ソーサ

Alejo Carpentier: La novela de la Revolución (+Audio)
http://www.radiorebelde.cu/noticia/alejo-carpentier-novela-revolucion-audio-20200424/
posted by vivacuba at 08:35| Comment(0) | TrackBack(0) | cuba
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