2024年08月09日
キューバ 核廃絶へのコミットメントを改めて表明 大使館員2名が長崎平和祈念式典出席
Radio Habana Cuba、2024年8月9日、Prensa Latina
駐日キューバ大使館のダイロン・オヘダ通商担当はきょう金曜日(8月9日)、平和の擁護と核兵器のない世界に向けたキューバ政府のコミットメントを改めて表明した。
長崎で開催された原水爆禁止世界大会のなかで、同外交官は、核軍縮はあらゆる政治的・政府の取り組みにおいて「最大の優先事項」の一つとして維持されなければならない、と述べた。
オヘダ外交官は、軍縮、不拡散、軍備管理の多国間構造の一環として、「核兵器禁止条約」の普遍化と制度化に向けた努力を倍増するよう、国際社会に求めた。
同外交官はまた、平和と核軍縮のあくなき闘士であったキューバ革命の指導者フィデル・カストロ・ルス(1926-2016)の人道的思想を強調した。
米国による長崎への爆撃(1945年8月9日)の犠牲者を追悼する式典の一つ、「平和式典」には、キューバ大使館の通商担当で第三書記官のジョセリン・カバーニャスも出席した。
また、現地や日本国内の当局者たちや、日本社会のさまざまなセクターの代表者たち、とりわけ「ヒバクシャ」(この虐殺の生き残った人びとにつけられた名称)たちも出席した。
これに先立ち、このキューバ代表者二人は、平和公園(爆撃中心地)で長崎の犠牲者へ献花し、1988年にキューバが寄贈したモニュメント「太陽と鶴」を訪れた。
寄贈以来、この作品はキューバと日本の国民間の平和と友好の象徴である。
キューバTV(2024年8月9日)
Cuba ratifica en Japón compromiso con la defensa de la paz
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/362423-cuba-ratifica-en-japon-compromiso-con-la-defensa-de-la-paz
ハバナの電動三輪車サービス 8月15日より10ペソに値上げ
Granma、2024年8月9日、Susana Antón Rodriguez記者
ハバナ運輸総局(DGTH)は、路線旅客輸送サービスを提供している電動三輪車のハバナでの料金を8月15日より10CUPとする、と発表した。
ハバナでの同サービス料金は、その運行開始当初から、他県での10ペソとは異なり、4ペソに定められていた。そのため、ハバナでの料金は現在このサービスの費用をカバーしておらず、これを維持するのが不可能となっている。
「このサービスの収入は、自営業者である運転手の給与や、車体の補修やメンテナンス、およびリース料金や税金の支払いに充てられている」、とDGTHは強調している。
このサービスはハバナで2020年に始まり、首都では118台の三輪車が確保され、8都市(ボジェーロス、プラヤ、マリアナオ、セントロ・ハバナ、ハバナ・ビエハ、セロ、プラサ、グアナバコア)内で15ルートが運行されており、国内の7他県とイスラ・デ・ラ・フベントゥ特別自治区に拡大していくための試験的サービスとして機能し、より多くの住民にさらに貢献をしている、とDGTHは報告している。
DGTHは、今回の変更によって生じうる不便さを謝罪するとともに、このほかの国営交通の旅客サービス料金(ガジェセ、トランスメトロ、エスコラーレス)については料金に変更が生じないことを確約している。
Modifican tarifas del servicio en ruta de los triciclos eléctricos en La Habana
https://www.granma.cu/cuba/2024-08-09/modifican-tarifas-del-servicio-en-ruta-de-los-triciclos-electricos-en-la-habana-09-08-2024-10-08-08