フィデル・カストロ、ピナール・デル・リオ県にて、2003年
Cubadebate、2024年8月11日
五輪のこの時期にあわせて、メサ・レドンダの初期段階の司会者でパネリストの一人、ロヘリオ・ポランコ・フエンテスは、8月10日の土曜日に開催された番組創設者たちとの会合に、彼が保管していた最高司令官によるいくつかのメモを持参した。これはフィデル・カストロ・ルス・センターに寄贈された。
フィデル直筆のこのメモは、スポーツと五輪について語られていた2004年のメサ・レドンダの番組の最中に書かれ、フィデルはポランコに番組でこのメモについてコメントするよう依頼した。パリ五輪2024で起きたことから判断するに、このメモは明白な有効性を保持しており、クーバデバテと「フィデル・思想の戦士」サイトはこれを読者に共有する。
われわれの体育スポーツ教育システムの基本目的は、メダルを獲得することではなく、全国民の健康であることを忘れてはならない。スポーツはまさに健康的で価値のあるレクリエーション活動であり、五輪のメダルは副産物である。
規範46(La norma 46)は大したことではなく、ゴミのようなものだ。第三世界のアスリートの無礼な収奪は、もっとも激烈に厳格な形で禁止されるべきだからである。
貧しい国々に何人のコーチを派遣したか、キューバが作ったような学校をどれだけその国々に作ったか、豊かな国々に訊いてみるとよい。それを行っているのは、ひとりのアスリートも収奪していない国である。
わが国のチームと対戦するアスリートを持つボクシングコーチが9人いることは明確にしておかねばならない。
スポーツ体育学校は合計で1500人以上の生徒をかかえる。毎年400人以上の奨学生がいる。
フィデルの直筆メモ1
フィデルの直筆メモ2
Lo que escribió Fidel hace 20 años cuando la Olimpiada de Atenas
http://www.cubadebate.cu/especiales/2024/08/11/lo-que-escribio-fidel-hace-20-anos-cuando-la-olimpiada-de-atenas/