2020年01月15日
マタンサス 優勝へ王手 ヤミチェル・ペレス好投 キューバ野球リーグ決勝第4戦
ヤミチェル・ペレス
JIT、2020年1月15日、José Luis López Sado記者(ACN)
その豪華な球種と、特に低めに落ちる投球によって、左腕ヤミチェル・ペレスがきょう、対カマグエイ戦5対3での勝利をマタンサスにもたらし、チームは第59期キューバ野球リーグ優勝まであと1勝とした。
サンクティ・スピリトゥスのヤミチェルはマタンサスの補強としてこれで負けなしの9勝目を記録した。二次ラウンド進出決定戦でマタンサスに勝利した昨年10月15日以降、ちょうど3か月負けなしを続けている。
きょうの試合は、野球では投球の速度が影響するが絶対のものではない、ということの証明だった。すぐれた制球でボールをコーナーにうまく配置し、カマグエイの強力打線を混乱させ、無得点に抑えた。
8回を投げたヤミチェルは相手打線を5安打、5三振に抑え、そのストライクゾーンは完ぺきで、与えた四球は1個だけだった。許した2失点のうち1点は自責点ではなく、自チームの守備が犯した5失策のうちの一つによるものだった。
「最初のアウトを取ることをつねに心がけ、ゴロを打たせるように低めの投球をベースにした」、とヤミチェルは自身初のプレーオフ勝利となった試合後のACNとのインタビューに答えた。
マタンサス打線で鍵となった選手は、決勝シリーズここまで12打数無安打だった1番打者のセサル・プリエトで、きょうは7回裏の2対2の均衡を破る勝ち越し本塁打を含む3打数3安打を記録した。
一方、カマグエイのミゲル・ボロート監督は、主審のフェルナンド・サモラの判定への不満を示し、左腕ヤミチェルの外れたボール球を何度もストライクと判定したし、さらには救援の(フランク)マダンを退場にすべきではなかった、と語った。
こうしてボロート監督は、マダンによるエドゥアルド・ブランコとセサル・プリエトへの連続死球について言及した。
「明日は9イニングを戦わなければならない。わがチームのマウンドにはキューバ最高の投手ラサロ・ブランコが上がる。わがチームはカマグエイに戻って向こうでプレーオフを終わらせる」、とカマグエイのボロート監督は語った。
またフェレール監督は本拠地で今シーズンを終えるために右腕フレディ・アシエル・アルバレスの登板を発表した。
マタンサスチーム
カマグエイ対マタンサス 決勝第4戦(2020年1月15日)
Yamichel indescifrable y Matanzas da jaque a Camagüey
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=136774
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