
レスリー・アンデルソン、捕手を飛び越えての得点シーン(3回表)
JIT、2020年1月16日、José Luis López Sado記者 (ACN)
ラサロ・ブランコの効率的な先発とヨシマル・コウシンの速球による抑えで、カマグエイチームはきょうマタンサスに9対6で勝ち、第59期キューバ野球リーグ決勝戦での可能性をつないだ。
満員のビクトリア・デ・ヒロン球場でビジターのカマグエイチームは、もう後がないこの試合でマタンサス先発のフレディ・アシエル・アルバレスの立ち上がりを激しく攻撃し、投球回数わずか2イニングで6安打を浴びせ5得点をあげた。
初回は、4安打(そのうち3安打が左打者による)を放ち、1点ずつ2回に分けて計2点をあげた。さらに3回は、1点ずつ3回に分けて計3点をあげた。
6回に、ミゲル・ボロート監督率いるグランマチームは、指名打者レスリー・アンデルソンの2点適時打で試合を決めた。レスリーはこの試合4打数2安打3打点と活躍した。
ボロート監督はこの大事な試合の先発をグランマからの補強ラサロ・ブランコに託したが、ブランコはその責任にしっかり応え、6回を6安打、2自責点に抑えた。
「しっかり投げられたし、自分の望んだ投球で相手打線、特にパワーヒッターを抑えられて、目標が達成できた。しかし7回はとても長くて、すごく疲れてしまい、代わらざるを得なかった」、とブランコは試合後に語った。
その7回、マタンサスチームは4点を返したがそれ以上は続かなかった。無死満塁でブランコを救援したイスベル・エルナンデスが1人目の打者ライコ・サントスには死球を与えたが、続くユリスベル・グラシアルとハビエル・カメーロには安打を打たれず犠飛に抑えた。
9回にマタンサスチームは救援投手イスベルとヤディアン・マルティネスから2点を奪い反撃した。
しかしボロート監督は動揺せず、次戦の先発としてすでに発表されていたコウシンを救援としてマウンドに送った。コウシンはヤシエル・サントーヤとエリスベル・アルエバルエナを連続三振に切ってとり、試合を終わらせた。
マタンサスの3勝2敗のリードとなった今シリーズは、明日が移動日で、翌18日にカンディード・ゴンサーレス球場で試合が再開される。マタンサスのアルマンド・フェレール監督は起用する投手を発表しなかった。

レスリー・アンデルソン

ラサロ・ブランコ
カマグエイ対マタンサス 決勝第五戦 (2020年1月16日)
Toros embisten a Cocodrilos y trasladan la final a su llanura
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