2018年09月15日
エリック・エルナンデス 新たなリフティング世界記録達成 キューバ
エリック・エルナンデス
Cubadebate、2018年9月15日、PL
キューバ人のエリック・エルナンデスはリフティングの世界記録を達成した。座って足だけでおこなう形だが、快挙へのさらなるチャレンジとして、その足には追加の重りがつけられた。
エルナンデスは3時間2分3秒のあいだボールを支配続け、会場となったハバナのホテル・イベロスター・パルケ・セントラル・リビエラのロビーに集結した審査員と観客がこれを注視した。
ボールのリフティングの専門家で、現在まで最も多くの記録を達成しているエリックは、プレンサ・ラティーナの取材に対し、今回の結果に満足を表明し、2019年には他の世界記録を目指すために再挑戦すると語った。
当初のエリックの目標は1時間40分ボールを支配することだった。しかし実際はこれより83分も長く続けられた。この変更についてエリックは説明した。
「最初の数分間が一番難しい。時間がたつにつれてもう少し続けられる環境を感じて、そうした」
「数日前に母の死去に直面した。母はいつも私が前進を続けるよう励ましてくれた。今回可能な限り記録を伸ばすことが母への追悼だった」、とエリックは話した。
今回の挑戦のためにエリックは2018年サッカーワールドカップで使用されたテルスター18のボールを使い、ボディーと足の強化に力を入れた。
現在52歳のエリックは、記録を求め続ける大きなモチベーションがまだある、と語った。
この競技で、エリックと彼のトレーニングの同僚ルイス・カルロス・ガルシアは、そのつどより高い目標を設定してきており、そのことがより多く、より良いトレーニングを彼らに必要とさせている。
エリックはサッカーボールを用いた技術の世界記録を複数持っている。足によるもの、ひざによるもの、太ももによるもの、頭によるもの、100メートル走りながらなど多数の記録を所有している。
まさにこの100メートル走は彼のスポーツ人生における最大の功績のひとつである。彼はヘディングでボールを支配しながら、100メートルを17秒83で走り抜けた。
もうひとつの忘れがたい記録は、リフティングをしながらのマラソンで、42.195kmを7時間17分でゴールした。
同じく、彼の偉業の中には、全身で19時間10分のリフティング、座って足だけで3時間3分14秒のリフティングがある。
エルナンデスは1998年にこのデモンストレーションを開始し、同年に頭と足の組み合わせで10時間リフティングを続け、自身初の世界記録を達成した。
Cubano Erick Hernández implanta nuevo récord en dominio del balón
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/09/15/cubano-erick-hernandez-implanta-nuevo-record-en-dominio-del-balon/#.W6ZR0dczbIU
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