2018年09月16日
ヤディアン・マルティネス インタビュー マヤベケの新エース23歳 チーム史上初の二次ラウンド進出を目指す
ヤディアン・マルティネス・ペレス
Trabajadores、2018年9月16日、 Joel García León記者
マヤベケの投手ヤディアン・マルティネス・ペレスは9月1日、23歳の誕生日を迎えた。彼のこれまでのキューバリーグでの足跡は控えめな結果(7勝7敗、防御率5.27)に終わっていたが、今季は投手陣スタッフのエースになり、チーム史上初となる二次ラウンド進出の夢を実現することを目指している。
今季は先発として7回登板し、4勝1敗、WHIP1.13、相手打線を.217に抑えているキビカン生まれのこの若者は、子どものころからの理想の投手としてサンティアゴのノルヘ・ルイス・ベラをあげ、キューバ代表のユニフォームをすぐに着るという夢を抱いている。
- 今季の好調さの要因は何でしょうか。
U23リーグを好調にスタートしたが、ひじを負傷して最後まで活動できなかった。回復のためのトレーニングをしっかりおこなったが、チームに入ったときには別のことは何もしなかった。ただ、いっそう規律正しく、集中し、与えられるアドバイスや教えをひとつひとつ聞いた。
- あなたが選手として成長するなかで鍵となった人は誰ですか。
まず第一に、マキシミリアーノ・レジェス(故人)に感謝しなければならない。私は彼から多くのことを教わった。彼はキビカンにおけるとても偉大な投手で、キューバ代表でもあり、いつも私を助けてくれた。またこの前までマヤベケにいたある投手からも学んだ。ヤニエル・フェルナンデスだ。いつも彼を見て、いろんなことを尋ね、それは役に立った。
- マウンドのあなたに見られる集中は、どのように得ていますか。
もしすぐれた制球があるなら、集中の第一要素は持っていることになる。私はそのこと(53回1/3で19四球)に重きを置いている。また観客のことは気にしないこと。ラティーノアメリカーノ球場でのように、彼らには好きなことを叫ばせておく。
- 今季はマヤベケが二次ラウンド進出する年になれるでしょうか。
われわれはいいスタートを切り、6連勝もしたが、いまは物事があまりよく進んでいない。少なくとも進出チーム決定戦には加われるよう最後まで闘う。投手陣がつねにわれわれのアキレス腱であることは確かだが、改善し、この念願の進出を達成するよう目指している。
- 投手は打つ必要がある、という考えにどこまで同意しますか。
私は9〜10歳カテゴリで二塁手としてスタートし、そのあと13〜14歳カテゴリで投手に変わった。ときどき他の地域のリーグではまだ打つことがある。打撃を学ぶことはとても重要だと考えている。なぜなら私がピナール・デル・リオに行ったときにコルティーナ先生がわれわれに話したように、そのことが各投球をよりよく考えることに役立つからだ。間違いなく、より良い投手になるには何度も打撃の経験を経なければならない。
-短期的な目標や夢は。
現在は今季の二次ラウンドに進むこと。わがチームか、または補強として。そのあとキューバ代表のユニフォームを着てみたい。そのために、大きな存在となるよう、毎日努力している。
- 現在の先発の役割と、以前のリリーフとではどちらが好きですか。
チームに入ったときからリリーフだったが、自分はそれが好きじゃなかった。監督にそのことを伝えて、今年先発の役割を与えられた。この先発という役割は回復に多くの時間がとれる。リリーフのときにはそれがない。
- 名声をいまどのように引き受けていますか。
私は以前のままだ。友人たちや、通りで初めて私を呼び止める人たちとも、おしゃべりをし、仲良くしている。キビカンのグイロ・ブランコの少年であり続けている。そこに私の心はあるんだ。
ヤディアン・マルティネス インタビュー
Yadián, el huracán de Quivicán
http://www.trabajadores.cu/20180916/yadian-el-huracan-de-quivican-video/
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