2018年08月14日
サンティアゴ・デ・クーバで交通事故 3人死亡 36人負傷 トランストゥールのバスが横転 スピードの出しすぎか
横転したトランストゥールのバス
Cubadebate、2018年8月14日
サンティアゴ・デ・クーバの内務省当局は、今週火曜日(8月14日)未明に起きた大規模事故の原因を調査している。アントニオ・マセオ国際空港付近で起きたこの事故では、3人が亡くなり、36人が負傷した。
マタンサスからホテル「バルコン・デル・カリベ」に向かっていたトランストゥルのバス4862便は、チチャロンネスのポルボリン地域の高地で転倒しており、予備情報によれば、このバスは水資源庁のマタンサスの労働者たちをレクリエーションのために運んでいた。
事故現場で応急処置をおこなった近所の住人たちの話によると、轟音が聞こえて、バスの方まで来てみると、すでに一部の乗客たちは逃げ出していたが、身動きのとれなくなった乗客が助けを求めており、彼らは運転手がとてもスピードを出して運転していたという見方で一致した。
目撃者たちの証言によると、バスは道路の中央分離帯にぶつかり、これを壊しながら進み、制御ができなくなって、車輪が右側に倒壊した。
目撃者たちは、そのカーブはとても狭く、それを知らない人にとっては危険だと口をそろえ、まずは現場付近への標識設置の必要性に同意した。現場にはタイヤ跡や傷んだ樹木などが残っている。
同県の赤十字救援活動チーフ、アリス・アリアスはACNの取材に対し、負傷者を市内の病院に搬送するために、消防隊と協力し、あらゆる手助けをおこなった、と語った。水資源庁の幹部陣や労働者たちは現在、事故被害者に必要なあらゆる世話をおこなうため付き添っている。
法医学専門家や交通の検査官、技術者たちは、この痛ましい事故の原因を確定させるため現場で作業している。また、大人数の乗客を運ぶ運転手たちに対して、車両の完全なる制御を維持するために定められた決まりをまもりながらその仕事をおこなうときに、より多くの帰属意識を持つよう改めて呼びかけている。
サトゥルニーノ・ローラ県病院の救命医療副局長のロヘリオ・ソト・ゴンサーレス医師は、死亡した3人(女性2人、男性1人)の死を悼むとともに、負傷者のうち3人だけが手術室に搬送され、そのうち2人が整形外科手術、もう1人が外科手術を受ける予定であり、一方、摩擦でやけどしている4人の患者は治療のためフアン・ブルーノ・ササジャス外科クリニック病院に搬送されたと発表した。
患者を見守るラサロ・エスポシト・カント共産党県第一書記(右)
搬送される負傷者
キューバTVニュース(2018年8月14日)
(ACNとシエラ・マエストラ紙の情報による)
Accidente en Santiago de Cuba deja tres muertos y 36 heridos
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/08/14/accidente-en-santiago-de-cuba-deja-tres-muertos-y-36-heridos/#.W3N_ISQzbIU
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