2018年07月22日
キューバ男子体操のマンリケ・ラルドゥエトとランディ・レルー 個人総合金銀独占 団体戦の雪辱を果たす 中米カリブ選手権
マンリケ・ラルドゥエト(右)とランディ・レルー、金銀フィニッシュ
JIT、2018年7月22日、Eyleen Ríos記者
試合会場「プエルタ・デ・オーロ」の体操ホールは間違いなく、今回の中米カリブ選手権でもっとも観客の多い会場のひとつとなっており、きょうは全員が地元のアイドル、ホシマル・カルボの応援に来ていたが、会場はキューバ一色でお祭り騒ぎになった。
マンリケ・ラルドゥエトとランディ・レルーはその観客席を黙らせたというよりもむしろ自分たちのほうにひきつけた。目利きの観衆はその才能を賞賛し、二人はそれを最大限に発揮した。
「演技を始めたときは少し疲れていたんだ、ここで休みなくトレーニングして7日になるからね、あん馬では少し神経質になったけど、これまでしっかりトレーニングしてきたと確信していた。...それでサンティアゴ人としての血が騒いで、手離せるはずのない王座を維持するために前進したんだ。」、と84.800点で個人総合優勝を果たしたマンリケは語った。
この得点は2位以下をはるかに引き離しており、4年前の前回大会での王座を守るには十分だった。さらに今回は同僚のレルーが81.050点で2位につけるという喜びも加わった。
1998年のマラカイボ大会以降、キューバは同競技での金銀フィニッシュを達成しておらず、このことはカルロス・ヒル率いるキューバチームの実績に加えられるべき重要な目標のひとつといえた。チームは2日前に団体競技での金メダルという最初の見通しが崩れるのを目の当たりにした。
「これは長い間待ち望んでいた結果だ。私はこのために厳しいトレーニングを経てきた。皆に言いたいことは、これから必要なことをなすためにマンリケと私に多くのことを期待してほしいということだ。」、と語ったレルーは今、彼自身最初の大きな勝利を味わっている。
この日曜日に得られたメダルは、先週金曜日に達成された団体戦の銀メダルと結びついている。この団体戦では、その結果に影響した競争力を超えた要因がひとつならずあった。
「そのチームに起きたことで、われわれは優勝を勝ち取るためにはこの困難をなさなければならないとわかっていた。それがわれわれに勝利を与えようとした唯一のものだ。これは過去よりも良い形でわれわれが開始した新たなサイクルの初めだ。さらに続くだろう。」、とヒルは、目前で起きたことに対し、いまだ感動さめやらぬ表情で語った。
いずれにしても、重要なことは、トレーニングと才能が目標を実現するために課せられており、まだ道半ばであるということだ。なぜならまだ種目別決勝がすべて残っており、いくつかの金メダルが得られることは確実だろうからだ。
この今回のすぐれた結果は、女子チーム団体と、マルシア・ビドーの個人総合の金メダルに続くものである。
月曜日(7月23日)は個人種目別決勝の前半戦が争われ、男子の床運動、あん馬、吊り輪と、女子の跳馬と段違い平行棒が行われる。
ランディ・レルー、あん馬演技
マンリケ・ラルドゥエト、床運動演技
マンリケ・ラルドゥエト、平行棒演技
マンリケ・ラルドゥエト、鉄棒演技
マンリケ・ラルドゥエト、優勝を喜ぶ
マンリケ・ラルドゥエト、優勝を喜ぶ
ランディ・レルー(左)とマンリケ・ラルドゥエト(右)抱擁
マンリケ・ラルドゥエト(右)とランディ・レルー、金銀フィニッシュ
1、床運動演技
2、あん馬演技
3、吊り輪演技
4、跳馬演技と勝利のダンス
5、平行棒演技
6、鉄棒演技と最終結果
Manrique y Randy acallaron la Puerta de Oro
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=59678
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