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2023年11月03日

キューバ女子 4×100mリレーで26年ぶり2個目の金メダル パンアメリカン競技大会陸上

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4×100mリレーで優勝したキューバ女子チーム

Radio Habana Cuba、2023年11月3日、Alejandro García記者

報道陣や専門家はきょう金曜日(11月3日)、サンティアゴ・デ・チリで開催されているパンアメリカン競技大会での女子4×100mリレーでのキューバの活躍を称賛している。

若き女子選手4人組によって、キューバは、26年ぶりにこの壮観な種目で表彰台の頂点に復帰し、ここサンティアゴ2023大会でキューバ陸上界の忘れがたき記録の一つをきざんだ。

サン・サルバドール2023(中米カリブ選手権)大会で優勝したときに達成した43秒17のタイムは上回ることはできなかったが、もっとも重要なことは、王座につくことだった。

これまでキューバのリレーチームがこの種目で優勝できたのは、ウィニペグ1967大会が唯一であった。ホセ・フェリシアーノ・ビリルス(エル・ビリ)率いる女子選手たちの活躍は大いに楽しませるものであり、繰り返すが、ライバルたちがあまり考慮に値しなかったのは確かなため、結果の評価はおいておくが、成長が見てとれた。

ラウラ・モレイラ、エニス・ペレス、ヤリーマ・ガルシア、ユニスレイディ・ガルシア・アブレウの4選手は、パンアメリカン競技大会での4×100mリレーにおける二番目のキューバ人王者チームとして歴史に名を残し、これで今大会のキューバのメダル獲得数は現時点で10個(金2個、銀7個、銅1個)になった。

きょうの達成以前にこの種目で表彰台のトップに立っていたのは、26年前のマルシア・ガルベイ、ビオレタ・ケサダ、クリスティーナ・エチェバリア、ミゲリータ・コビアンのみであった。

また、パンアメリカン競技大会で最後に表彰台に上った女子4×100mリレーチームは、サントドミンゴ2003大会で銀メダルを獲得した、ダイネルキ・ペレス、ロクサナ・ディアス、ビルヘン・ベネビデス、ミスレイディス・ラソであった。


女子4×100m決勝 パンアメリカン競技大会



キューバ女子4選手の優勝インタビュー

Relevo 4x100 (f) de Cuba sorprende con su oro en Santiago 2023(Audio)
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/338397-relevo-4x100-f-de-cuba-sorprende-con-su-oro-en-santiago-2023audio
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2023年11月02日

ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相国連演説 キューバに封鎖のない生活を!

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ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相

Cubadebate、2023年11月2日、Bruno Rodríguez Parrilla外相

キューバ共和国ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外務大臣の演説

決議案 A/RES/78/l.5「アメリカ合衆国による対キューバ経済・通商・金融禁輸措置の解除の必要性」の提出に際してのブルーノ・ロドリゲス・パリージャ、キューバ共和国外務大臣の演説。ニューヨーク、2023年11月2日

議長閣下、閣下各位、

各国代表の皆様、

封鎖は、すべてのキューバ人の生命、医療、教育、福祉に対する権利を侵害しています。私たちの家族は、商店の品不足、長蛇の列、物価の高騰、賃金の低下を通じてそれを感じています。

政府は、標準的な家族の基礎配給食料を保証するために多大な努力を払っています。これは、すべての需要を満たすには十分ではありませんが、例外なくすべての家族の必要不可欠な需要を満たすものであり、特別に補助された価格です。

今年、そのために必要な資金は、16億ドル以上です。2022年3月から 2023年2月までの封鎖による損害額のわずか3分の1でもって、これらの費用は余裕をもって賄えたはずです。

封鎖は、農業機械、家畜飼料、設備や産業の部品やスペアパーツ、その他食糧生産に必要 な消耗資材を購入するための資金を、国内の産業から奪い、深刻な影響を及ぼしています。

厳格な許可の下、キューバは、米国から農産物を貿易で購入することができますが、普遍的に受け入れられている国際貿易と航行の自由のルールに違反する過酷で差別的な押し付けを受け、前払いで購入し、米国船で輸送し、出発の港に空で帰港することが義務付けられています。

世界中の貿易が双方向であるのに対し、キューバは米国への輸出が禁止されており、民間金融機関でさえ、また多国間金融機関からでさえ、信用を得ることができません。

キューバの一般家庭は、時には耐え難い停電に見舞われ、エネルギー・鉱業部門の場合、この期間の損害額は、年間4億9100万ドルを超えます。この損害の主な内訳は、まさに国の電力システムであり、その総額は2億3900万ドル以上に上ります。

この資金があれば、停電を回避し、電力産業の機能を確保するために、不可欠な予備部品だけでなく、供給や定期保守を保証することができたはずです。

子供、高齢者、妊婦を含む病人は、がんや心臓病の治療薬を含む病院で使用される医薬品の不足や不安定さに困っており、人々はインスリン、抗生物質、鎮痛剤、血圧降下剤、その他の基本的な必需品を適宜に入手することにおいて、日々困難に直面しています。

私たちの国は、基本的な医薬品リストの 60%以上を生産する能力がありますが、この極度の封鎖強化の期間中、私たちの財政への無残な打撃により、その水準は保証されていません。

家族の同意を得て、わずか6歳のキューバの少女、マリアが頭蓋内にできたグレード4の 腫瘍を部分的に摘出する手術を受けた状況を、深い悲しみとともに皆さんにお伝えします。彼女は、腫瘍と闘うために化学療法という代替治療を受けていますが、中枢神経系に影響 を及ぼすこの種の高悪性度腫瘍に対する他の第一選択薬とともに、最も効果的な治療法である米国の薬であるロムスチンの投与が、封鎖のために入手できません。

現在、この小さな患者は再発し、救援化学療法を受けています。彼女にとっても、他のキューバの子どもたちにとっても、封鎖は生死を分かつものなのです。

ヤディエルとアベルは14歳の少年です。彼らは脳性麻痺を患っています。この疾患は痙縮を引き起こし、運動機能が制限され、不随意運動をコントロールできず、日常生活を送ることが困難です。

長年にわたり彼らに付き添ってきた教師やその他の専門家の献身的な努力のおかげで、彼らは可能な限り高い運動機能、知的機能、コミュニケーション機能を獲得し、最大限の社会的参加を達成することができました。

しかし、もし彼らが、痙攣を防ぎ、このタイプの患者に有望な結果をもたらす注射薬である、A 型ボツリヌス毒素を米国市場で直接入手することを妨げられていなければ、彼らの人生はどれほど違っていたことでしょう。

他の多くの同様のケースと同様に、彼らは、残酷なキューバ包囲網の直接的な犠牲者なのです。

封鎖は、医薬品や医療機器の入手を妨げていないと主張する米国政府は、嘘をついています。

Covid-19パンデミックの感染者数がピークに達し、集中治療室が手いっぱいになった最も困難な時期に、キューバは、ヨーロッパの供給業者が米国企業の子会社であるという口実で、肺呼吸器の輸入を阻止されました。このことは、疑いもなく残酷な非人道的な行為であると同時に、通商の基準と国際法の粗暴な侵害です。

キューバは、独自の形式の肺呼吸器の国内生産を開発しなければなりませんでした。

この封鎖の残酷さは、キューバにおけるCovid-19の患者がピークを迎えていたときに、主要な医療用酸素製造工場が故障したときに、残酷なまでに証明されました。

米国企業2社が、キューバに医療用酸素を供給しようとした際、パンデミック時であっても米国政府から特定のライセンスが必要であることが証明されました。

キューバはまた、中南米2か国の外国企業による医療用酸素のキューバへの販売を阻止しようとする米国政府機関の工作の証拠も持っています。

この封鎖は、特にキューバ産ワクチンの工業化に必要な、ウイルス対策に不可欠なその他の医療品や医療機器の輸入やわが国への到着に困難と遅れをもたらしました。

パンデミックの間、米国政府は、一方的な強制措置やその他の制裁の犠牲となった国々に対し、一時的な人道的免除措置を適用しました。

お聞きします。なぜキューバは、この一時的な人道的救済から除外されたのでしょうか?

現実には、米国政府は、キューバに対する敵対政策の同盟国として、ご都合主義的にCOVID-19を利用したのです。

この封鎖は、「ジェノサイドの防止及び処罰に関する条約」の第2条b項及びc項に明確に規定されているジェノサイドの犯罪に該当します。

この感染症の流行期に封鎖を前例✰ない方法で強化し、パンデミックから派生した世界経済危機に乗じてキューバの不安定化を促進するという悪質な決定は、この政策の残酷で非人間的な本質を明らかに示しています。

このような困難な状況下で同胞の命を救い、守るという偉業は、数十年にわたり、すべてキューバ国民が無料で利用できる、深く人道的で質の高い科学と医療✰強固な制度を構築するために、政府が一丸となって取り組んできた努力によってのみ説明することができます。

人間への配慮がキューバ政府の最優先事項であり、今後もそうあり続けるという事実にもかかわらず、封鎖が生活の質や国民に提供されるサービスに与える影響は否定できず、痛ましいものです。

議長閣下、

60年以上にわたり、キューバは冷酷な経済・通商・金融封鎖に抵抗してきました。現在の人口の80%以上は、封鎖されたキューバしか知りません。

米国政府は、我が国から必要不可欠な財政収入を奪い、国民の生活水準を低下させ、食料、医薬品、その他の基本物資の継続的な不足を押し付け、経済破綻を誘発する試みを止めて いません。

悪意と外科的な正確さで、経済の最も敏感な部門が攻撃され、キューバの家庭に意図的に最大の損害を与えようとしています。

封鎖は、平和時における経済戦争という行為であり、国民のニーズを満たす政府の能力を麻痺させ、統治不能の状況を作り出し、憲法秩序を破壊することを目的としています。

これらの目的は、1960年4月6日付レスター・マロリー国務次官による悪名高い覚書に明確に記されています。引用します。

「飢餓、絶望、政府転覆を誘発する目的で、名目賃金と実質賃金を引き下げるためにキューバへの資金と物資を拒絶することによって、経済生活を弱体化させるために(中略)あらゆる可能な手段を速やかに実行に移さなければならない」。

引用を終わります。

これが、その起源から今日に至るまで、米国の現政権がキューバに対して行っている経済的強制と最大限の圧力政策の本質であり、目的なのです。

米国の行為は、まったく一方的で不当なものです。私たちの国には、米国に害を与え、その強力な経済部門や貿易活動に損害を与えるような措置や行動は一つもありません。

キューバには、米国の独立や国家安全保障を脅かしたり、米国の主権を損なったり、内政に干渉したり、国民の福祉に影響を及ぼすようないかなる行為もありません。

小国に異質な政治体制を押し付け、その資源を再び支配するために、一国の政府が何十年にもわたって絶え間ない経済戦争を強いることは、合法的でも倫理的でもありません。平和、自由な自決権、発展、人道的進歩の権利を国民全体から奪うことは容認できません。

違法で残酷かつ非人道的な政策の恐ろしい結果に苦しんでいるのは、キューバ国民だけではありません。1960 年にフィデル・カストロ・ルス最高司令官がこの壇上で糾弾したように、「戦争の哲学」をもたらす「収奪の哲学」の犠牲となっているのは、世界の他の多くの人々も同じです。

この悲劇的な時に当たり、私は、今日、不法に占領された自らの土地で虐殺されている兄弟たち、パレスチナの人々に対するキューバの全面的な支援と連帯を改めて表明します。この蛮行を押しとどめるべきです。

議長閣下、

米国当局は、キューバ政府の非能率性と我々の制度の失敗という考えを植え付けようとしてきました。

彼らは「キューバ国民を支持する」と厚顔無恥に言い、一方的な強制措置は家族には影響せず、国民経済の困難の重要な要因でもないと国民に信じ込ませようとしています。

もちろん、ミゲル・ディアス=カネル大統領が言っているように、封鎖は今日私たちの国が直面しているすべての問題の原因ではありません。しかし、その非常に深刻な影響を否定し、それがキューバ家庭の収奪、不足、苦しみの主な原因であることを認めない人は、真実を述べてはいません。

封鎖が、すべての国民の人権に対する大規模かつ明白で組織的な侵害であり、私たちの発展に対する最大の障害であることを否定すれば、それは嘘でしょう。

事実を見て、データを確認しましょう。

2022年3月1日から今年2月28日までの封鎖による損害と損失は、控えめに見積もっても48億6700万ドルと推定されます。

これは1か月に4億500万ドル以上、1日に1300万ドル以上の損害に相当します。封鎖がなければ、キューバのGDPは2022年に9%成長した可能性があります。

現在の価格で計算すると、60年以上の累積効果は1590億ドルを超えます。金の価値で計算すると1兆3370億ドルに達します。

これは世界のどの経済にとっても異常な数字ですが、私たちのような小さな島国で発展途上の経済にとってはなおさらです。

もしキューバにこのような資源があったとしたら、現在のキューバはどうなっているでしょうか?

2019 年下半期以降、米国政府は、私たちの国に対する包囲網を極端な次元にエスカレートさせ、さらに倒錯的で有害なものとし、キューバへの燃料供給を阻止しようとする戦時措置を採用し、キューバの国際医療協力に対する攻撃を強化し、第三国市場での商取引や金融取引に対する嫌がらせを強化し、ヘルムズ=バートン法タイトルIIIの米国裁判所での域外適用により、他国の投資家や貿易団体を威嚇することに乗り出しました。

また、私たちの企業のほとんどに影響を与える「キューバ企業制限リスト」や、不思議なことに世界で唯一の「禁止宿泊所リスト」など、多くの禁止事項や制限事項があります。

グローバル化した国際経済において、あなた方の国で生産された製品に10%以上の米国製部品が含まれている場合、キューバへの輸出を禁止し続け、あなた方が代表する国で生産された製品にキューバ産の原材料、無形資産、部品が含まれている場合、米国への輸出を禁止することは、不合理であるだけでなく、犯罪的です。

富裕国であっても、同様の条件を課された場合、その国の経済はどうなるのでしょうか?

議長閣下、

米国は、銀行・金融分野におけるキューバ包囲網を強化しています。ドルの使用禁止を維持し、他の通貨での金融取引、貿易、投資に対する迫害は絶え間なく執拗です。

この迫害は、国務省の一方的なテロ支援国リストにわが国が恣意的に掲載されたことで、さらに強化されました。これは共和党の前政権が、ホワイトハウスを去るわずか9日前に科した致命的な措置でした。民主党の現大統領がその気になれば、署名ひとつで明日にでも修正できたはずです。

米国政府は、何の根拠もなくキューバを非難することで、嘘をつき、テロと闘う国際的な努力に多大な損害を与えています。

キューバがこの偽リストに掲載され続けることに、有効で合理的な論拠はひとつもありません。特に、キューバは、テロの犠牲者であり、今日でさえ米国領土からの暴力やテロ行為の処罰されない扇動に苦しんでいる国であり、テロのいかなる形態や現れに対しても断固として拒否し、迫害しているその行為は申し分がなく、認められている国です。キューバに対して、この「ような行為は許されません。

この影響は、相互接続、相互依存がますます深まっており、そしてなによりもワシントンが支配する金融権力のセンターの支配下に置かれる国際経済の現状では、とりわけ有害です。

この恣意的な言いがかりを隠れ蓑に、米国政府当局は、世界中の何百もの銀行や金融機関を恐喝し、米国と✰関係を続けるか、キューバとの関係を維持するかの二者択一を迫っています。

2021 年 1 月から 2023 年 2 月までの間に、外国の銀行がキューバへのサービス提供を拒否した件数は合計909件ありました。

各国の首都にある数十のキューバ在外公館は、従来の銀行との関係を失い、今日では銀行口座も金融サービスもありません。このような事態は、わが国と友好的かつ協力的な関係を築き、一貫して封鎖を拒否している国々でさえも起きています。これらの国も、米国の敵意の域外適用権力、国際金融制度における有害かつ不釣り合いな影響力、キューバ経済を包囲しようとする欲望の犠牲になっているのです。

この虚偽の格付けにより、いわゆる「カントリーリスク」は指数関数的に増大し、キューバは国際市場でいかなる商品も2倍の価格を支払うことを余儀なくされます。

米国政府が恥知らずに支援すると主張するキューバの起業家は、多く✰場合、ペイパルや Airbnbのような決済や電子商取引のプラットフォームの利用を拒否されています。キューバ人であるという理由だけで、個人的な銀行口座の開設さえ妨げられています。第三国では、封鎖の影響による銀行取引制限や差別を受けています。

学問や科学の進歩でさえ、この不条理な政策の影響から逃れることはできません。エベリオは、25歳のキューバの若者で、現在コンピュータサイエンス工学の学位を取得するために勉強中です。

大学の支援を受けて、エベリオは、自分の科学研究成果を他国の学生と共有することを決意し、2023年4月4日から6日までイギリスのウォーリック大学で開催される国際科学イベント、世界学生研究大会(WorldCUR)に直接参加することを選びました。

彼の研究の質が評価され、参加者として認められました。しかしその直後、キューバが制裁対象国リストに含まれたため、本人参加のための資金援助を取りやめると主催者から通告されました。

彼は、封鎖が解除されることを希望しています。なぜなら、他の何千人ものキューバの若者も同じように、この政策によってキューバ人は排除され、差別され、学術界、科学界、学生社会で対等に交流することができないからです。

差別を受け、時には嫌がらせを受けるキューバのスポーツ選手や芸術家は、メダルや受賞に伴う当然の収入を取得しなければなりません。

議長閣下、

封鎖は、米国に住むキューバ人の権利を制限し、ビザや通常のメカニズムによる家族の再会を妨げ、キューバでの旅行ビザ発給を認めず、送金を妨げています。また、高度な資格を持つ若者の家族でさえも、不安や他国での自己実現の探求を誘発しています。

しかし、キューバ人移民の増加は、家族にとって痛ましい犠牲を伴い、国にとって人口統計学的・経済学的に不利な結果をもたらすものであり、封鎖の強化に直接関連しています。また、厳密には政治的な理由から、どのようなルートで到着したかにかかわらず、米国国境に到着したキューバ人に特権的な待遇が与えられています。

キューバを不安定化させ、才能を略奪し、キューバの信用を失墜させるために利用されているこれらの要因の重さを考慮することなく、この地域の国々を経由して米国に向かうキューバ人の移動の本質を理解することは不可能です。キューバ人移民がこの地域の国にいて、非公式移民となり、安全でない危険なルートを利用したり、組織犯罪の犠牲となった りすることは、この地域のいくつかの国々においても不幸な影響であることは明らかです。

キューバは、公式で安全かつ秩序ある移民の流れを常に提唱していきます。公式・非公式を問わず、キューバ人の移住の構造的原因を修正するのは、あなた方の政府、米国政府の手に委ねられています。

しかし、封鎖は逆説的に、米国市民✰キューバへの渡航の自由を抑制し、情報の自由と自らの意見を形成する権利を妨げています。

また、ESTA として知られる自動ビザ制度を、キューバを訪れたという事実だけで、その特権を享受している他国の国民から奪い、差別し、威嚇しています。

議長閣下、

経済的な包囲網の強化は、キューバに対する持続的なメディアとコミュニケーション・キャンペーンを伴っています。

新しい情報技術やその他のデジタル・プラットフォームは、封鎖によって引き起こされたモノ不足を利用し、キューバの現実についてまったく誤ったイメージを植え付け、キューバを不安定にし、信用を失墜させるために利用されています。

主に米国に資金を提供し、米国を拠点とする有害なプラットフォームからのメディア攻撃は、落胆と不安を煽り、国内の政治危機の認識を作り出し、政府の制度を弱体化させ、封鎖された経済の課題を克服するために国が行っている多大な努力を挫くことを目的としています。

これは、米国政府が公然と、そして悪名高く数十億ドルの連邦予算と、秘密裏に巨額の資金を投入している、非通常の認知戦争です。

彼らの計画は倒錯しており、彼らが提唱しているとされる民主主義、自由、情報への権利とは相容れないものです。

議長閣下、

米国の現政権は、ドナルド・トランプ大統領の時代に実施された非人道的な政策を継続し、逆説的ですが、それを自分たちのものにしています。

実際には、最も敵対的で非人道的なも✰を含め、この政策を支持し、実効性を与える法律や規制をそ✰まま維持し、厳正に適用しています。

極限まで強化された封鎖は、引き続き、米国の対キューバ政策を規定する中心的要素でしょう。

封鎖の域外適用の影響は、代表の皆様が代表するすべての国の主権を害するものであり、各国の国内法を侵害し、米国の裁判所の判決に服従させ、各国企業の利益を損ない、ビジネスマンに制裁を科し、市民の自由を制限するものです。これらはすべて国際法に違反するものです。

本総会が毎年、対キューバ封鎖の中止を要求し始めてから30年以上が経過しました。

しかし、国際社会の表明された意思は、最大の経済大国、金融大国、軍事大国である米国政府によって軽視され、無視されています。

国連で最も民主的で代表的なこの総会の決議を平然と無視することは、許されることではありません。

私はキューバ国民を代表し、本会議の一般討論で44か国の首脳および政府高官が、封鎖を拒否する声明を発表したことに感謝します。そのうちの21か国が、一方的で不正なテロ支援国家リストにキューバが恣意的に含まれたことを明確に非難しました。

昨日および今朝の会議で、この立場を表明した多くの代表団に対し、深い感謝とお礼を申し上げます。

また、私たちの同胞の、また、キューバと連帯する広範かつ普遍的な運動、そして世界各地にいる多くの友人たちの友愛に満ちた声明と支持にも深く感謝します。

私たちは、封鎖の解除を求める世界中の善意の人々の支持が高まっていることに勇気づけられています。

米国政府の敵意にもかかわらず、私たちは世界のすべての人々と同様、米国の人々との架け橋を引き続き築きます。

海外に居住するキューバ人との絆を益々強化しましょう。まもなく、キューバ政府と同胞との対話の深化に寄与する「第 4回国家と移民会議」を開催する予定です。

議長閣下、

巨大な試練も、私たちを怯ませることはありません。キューバ国民は、自由で主権ある祖国を称え、高め、守るという決意を止めることはありません。

私たちは、アメリカ帝国主義が私たちに科している包囲からの脱出を模索して、また社会的正義を伴う繁栄に向かって前進し、私たちの社会変革を支持し、社会計画を維持し拡大する道を模索して、引き続き、私たちは変革と革命の努力を継続します。

私たちは、キューバの政治的、経済的、社会的、文化的プロセスにおいて、青少年をはじめとするすべての市民の参加が拡大するように努めていくことを保証します。

こ✰ような状況下で、超大国による組織的かつ長期的な侵略✰もとで、開発計画に取り組まなければならなかった国民は他にありません。

しかし、キューバは、主権、独立、社会主義、民主主義、繁栄、持続可能な国家の建設において、自らを引き続き更新します。

議長閣下 各位閣下、

代議員の皆様、

まもなく行われる投票において、皆様はキューバとキューバのすべての家族にとって重大な関心事を決定するだけではありません。

提出された決議案に賛成票を投じることは、理性と正義を支持する表明であり、国連憲章と国際法を支持する行為でもあります。

私たちは気高く、尊厳をもつ、連帯的な国民を代表して言いますが、私たち国民は、ずっと以前から自分たちの歴史と未来の主人になることを決心しました。

何百万人ものキューバ人男女を代表して言います。キューバは、最も残酷で長期にわたる一方的な強制措置制度に直面し、日々抵抗し、信念を貫いています。それは、いかなる国に対してもこれまで適用されたことのないもので、すべての人のために、きっぱりと廃止されなければなりません。

私は、皆様方に、決議案 A/RES/78/L.5「アメリカ合衆国がキューバに対して科している経済・通商・金融禁輸措置を解除する必要性」に賛成票を投じるよう、謹んでお願いいたします。

封鎖はない方がいい! ジェノサイド封鎖の廃止を!
キューバに封鎖のない生活を!
ありがとうございました。


ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相 国連演説(2023年11月2日)


キューバTV(2023年11月2日)昼のニュース

Cuba continuará renovándose, en la construcción de una nación soberana, independiente, socialista, democrática, próspera y sostenible
http://www.cubadebate.cu/opinion/2023/11/02/cuba-continuara-renovandose-en-la-construccion-de-una-nacion-soberana-independiente-socialista-democratica-prospera-y-sostenible/
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キューバ野球連盟 インターコンチネンタル・ベースボール・シリーズの出場辞退を発表

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フアン・レイナルド・ペレス・パルド会長

Juventud Rebelde、2023年11月2日、Prensa Latina

キューバは、2024年にコロンビアで開催されるインターコンチネンタル・ベースボール・シリーズについて、主催者に求められた条項に不同意のため、出場を辞退した、とキューバ野球ソフトボール連盟(FCBS)のフアン・レイナルド・ペレス・パルド会長が発表した。

ペレス・パルド会長は、FCBSが同大会に招待されていて、申し入れを検討する分析の一環として、大会主催者のレンテリア・グループと交渉をおこなった、と認めた。

最終決定は、2024年の大会には出場しないということであった。カリビアンシリーズのような他の大会への参加を排除する5年契約への調印を求められたからである、と会長は説明した。

会長はまた、インターコンチネンタルシリーズは、野球ソフトボール世界連盟(英語略称WBSC)、MLB、コロンビア野球連盟(FCB)、コロンビアプロ野球リーグ(LPBC)の競技日程に属さないトーナメントである、と説明した。

ペレス・パルド会長は、同主催者は各国に王者チームか連盟に属するチームを用意するよう求めているが、これらの条件をまったく満たさない招待国がある、と言い添えた。

インターコンチネンタル・シリーズは、キュラソー、米国、日本、韓国、インドネシア、メキシコ、開催国コロンビアに加え、FCBSとの結びつきがなく米国在住のキューバ人プロ野球選手によって創設された連盟「Fepcube」のチームの出場を予定している。

同大会は、2013年から2019年まで開催されたラテンアメリカ・シリーズを更新し、他地域のチームを含めるために名称変更したものである。


フアン・レイナルド・ペレス・パルド会長の声明

¿Por qué Cuba no va a la Serie Intercontinental de béisbol? (+Video)
https://www.juventudrebelde.cu/deportes/2023-11-02/por-que-cuba-no-va-a-la-serie-intercontinental-de-beisbol
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ぺレス・パルド会長がキューバ野球エリートリーグの詳細を説明 中日ドラゴンズとの4人の契約も発表

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キューバ野球連盟のフアン・レイナルド・ペレス・パルド会長

JIT、2023年11月2日、Tony Díaz Susavila記者

第二回キューバ野球エリートリーグが、11月7日に国内の3球場で開幕する、とキューバ野球の全国コミッショナー兼連盟会長のフアン・レイナルド・ペレス・パルドがきょう発表した。

会長は、午後6時30分からサンティアゴ・デ・クーバでマタンサスチームが、ラス・トゥナスでインドゥストゥリアレスチームが、サンクティ・スピリトゥスでアルテミサチームが、それぞれ開幕戦を戦うよう、準備はすべて整った、と述べた。

「この開始時間は、全試合に適用するよう原則合意した」と会長は、選手たちが午前中にトレーニングできるという効果を考慮して表明した。

毎日曜日には、午後1時30分から試合がおこなわれ、この時間は、現在照明設備のないアルテミサの7月26日球場でも同様に試合がおこなわれる。

ペレス・パルド会長は、同リーグの運営プロセスの詳細を説明した。準決勝進出チームは、予選脱落したチームから2選手を補強し、決勝戦進出チームは、敗退した4チームから1人の選手を補強するという、新たなルールを設けた。

9月21日に、補強選手12人を選ぶための監督会議が開催された。選択要請のあと、20人がチームから降格し、32人の選手を持つことになる。

金曜日に、リーグの監督会議が開催予定で、予選ラウンドは12月25日まで延長されるだろう。休止試合や中断試合の再開は、12月27日から29日にかけてとなるだろう。必要な場合は、1月3日から続けられる。

準決勝は、1月4日から12日にかけて、予選ラウンドの上位4チームにより、7試合制(4戦先取)でおこなわれる。決勝戦は、1月15日から23日まで、同様の形式で争われる。全体の試合スケジュールは4試合のサブシリーズ制が予定されており、1日1試合である。サブシリーズ終了の翌日は移動日となる。

きょうの専門記者との会見では、各チームが、ラス・トゥナスが優勝した第62期キューバ野球リーグと同様に、野球ボールも提供しているメーカー「Teammate」のユニフォームを着る、ということが話題となった。

30試合目から40試合目まで、各チームは、第62期キューバ野球リーグの選手または外国に居住しているキューバ人野球選手による昇格・降格が3回まで可能となる、と説明された。

外国在住の選手は、補強選手の誰かの代わりに加入できる。第62期キューバ野球リーグの参加選手の昇格・降格は、その属性による。予選敗退した県チームの選手による補強の場合。20人のあいだに選ばれた選手の一人により、勝ち上がった県の所属の場合。

海外リーグでの契約選手に関する話題は、ペレス・パルド会長によって「つぶさに説明」された。会長は、それらの選手たちは負傷のため活動できていないという理由を説明した。

会長は、リバン・モイネロ(ソフトバンク)、ライデル・マルティネス(中日ドラゴンズ)、ユリスベル・グラシアル(ベナードス・デ・マサトラン)、エリスベル・アルエバルエナ、ヤディル・ムヒカ、カルロス・フアン・ビエラ各選手の回復状況について話した。

ドミニカ共和国も出場する、プエルトリコでのアンティジャーナ・カップに、第2回エリートリーグの王者チームが出場するという話題が紹介された。19世紀にスペイン軍に対して共同戦線を張って戦った、わが国のホセ・マルティら英雄たちへの賛辞となることだろう。

ニカラグアへのU23代表チーム

ペレス・パルド会長はまた、11月25日から30日にかけてニカラグアで開催されるU23世界大会のキューバ代表チームの出場についても説明した。

キューバはBグループでベネズエラ、パナマ、コロンビア、キュラソー、コスタリカと戦う。Aグループにはメキシコ、ドミニカ共和国、プエルトリコ、アルゼンチン、ホンジュラス、そして開催国ニカラグアがいる。

この大会では、来年に世界のベストチームが集まり中国で開催される世界リーグへの出場権4枠が争われる。キューバ代表メンバーは、第2回エリートリーグから大半が選ばれる。まず11月16日から23日にかけてハバナで合同練習がおこなわれる。

シウダ・デポルティバでの記者会見の終わりに、オマール・リナーレスと、フランク・アベル・アルバレス投手が、中日ドラゴンズとの各自の契約の延長に調印した。

また、クリスティアン・レアンドロ・ロドリーゲスと、カルロス・アントニオ・モニエル・トーレスの、中日ドラゴンズとの契約も発表された。

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ペレス・パルド会長(左)と、オマール・リナーレス(右)

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フランク・アベル・アルバレス投手(左)と、ペレス・パルド会長(右)

La Liga Élite del Beisbol comenzará el 7 de noviembre
https://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=708616
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国連でのキューバ経済封鎖中止要請決議 187対2 圧倒的多数で可決 反対は米国・イスラエルの2国のみ

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賛成187か国、反対2か国(米国、イスラエル)、棄権1か国(ウクライナ)

Radio Habana Cuba、2023年11月2日、Prensa Latina

キューバが、米国による経済・商業・金融封鎖の終結を求めた決議がきょう、国連総会で187か国の賛成票によって承認された。

この決議は31回目の承認となり、反対票は2票(米国とイスラエル)、棄権票が1票(ウクライナ)だった。

決議は、この封鎖を、米国の60年以上にわたる対キューバ政策の中心要素として改めて確認した。

その影響は1日足りとも終わっておらず、キューバ国民の80%が、封鎖を受けている自国しか知らないほどである。

この政策によって2022年3月1日から2023年2月28日のあいだに生じた損害は、48億6700万ドルに上る。

この数字は、主に観光部門におけるキューバの輸出や、 国の銀行金融業務に対する容赦ない迫害、取引の地理的再配置のためのコスト、国民への生産とサービスへの影響、 進んだテクノロジーにアクセスする際の障害などに関する激化を反映している。

合計で、現在の価格に基づくその経済的損失は、1598億4300万ドルを超えており、国際市場における金の価値に対する米ドルの推移を考慮すると、これは1兆3370億ドル以上になる。

封鎖全体の影響は、月に4億5百万ドルを超え、これは2時間ごとに百万ドルに相当する。

アントニオ・グテーレス国連事務総長によって国連総会に提出された報告書は、キューバに対するこの政策の継続と、テロ支援国リストにキューバを含めることは、法に基づく国際システムと相いれない行為であると認めている。

米国の行動は、開発へのアクセスを含む人権を明らかに侵害する、政治的および経済的権力の行使の明白な表明である。

これらの措置の影響は明らかであり、国際連合憲章や国際法の原則において容認できないものである、と加盟国にも共有された文書は伝えている。

報告書によると、キューバの状況は、主権の権利および人権の実現や「持続可能な開発目標」(SDGs)の達成を損なう、一方的な強制措置を撤廃する必要性を裏付けるに十分である。

国連は、この意味で、決議に署名した国々に対し、キューバの自決と発展の権利に対する不当な否定を終わらせる努力を継続するよう呼びかけた。


キューバTV 国連決議結果報道(2023年11月2日)


キューバTV 国連でのブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相演説(2023年11月2日)


国連Youtubeサイト 決議完全版(2023年11月2日)


キューバTV 決議当日生中継その5(2023年11月2日)


キューバTV 決議当日生中継その4(2023年11月2日)


キューバTV 決議当日生中継その3(2023年11月2日)


キューバTV 決議当日生中継その2(2023年11月2日)


キューバTV 決議当日生中継その1(2023年11月2日)

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賛成187か国、反対2か国(米国、イスラエル)、棄権1か国(ウクライナ)

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賛成187か国、反対2か国(米国、イスラエル)、棄権1か国(ウクライナ)

Victoria rotunda de Cuba: 187 votos en contra del bloqueo de EE. UU.
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/338253-victoria-rotunda-de-cuba-187-votos-en-contra-del-bloqueo-de-ee-uu
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2023年11月01日

ラウル・カストロ将軍 マリエル特別開発区10周年記念式典に出席

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ラウル・カストロ将軍(右から6人目)、その左がミゲル・ディアスカネル大統領、右がラミーロ・バルデス革命司令官

Cubadebate、2023年11月1日、ACN

キューバ革命の指導者ラウル・カストロ将軍と、キューバ共産党第一書記ミゲル・ディアスカネル・ベルムーデス共和国大統領がきょう(11月1日)、マリエル特別開発区(ZED)の10周年記念式典に出席した。

キューバTVの夜のニュース番組が報じたところによると、この式典にはキューバ当局の幹部たちも出席した。

マリエル特別開発区は、キューバにおけるこの種の最初の特区であり、西半球の主な海上貨物交通ルートの交差点という恵まれた地理的位置を利用している。

この特区は、輸入コストを削減し、成長を促進し、雇用を創出し、海外直接投資を容易にしながら、国内生産のより高いレベルを可能とする、一流の生産および物流プラットフォームを提供している。


キューバTV(2023年11月1日)

Asistió Raúl a conmemoración del X aniversario de la Zona Especial de Desarrollo Mariel
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/11/01/asistio-raul-a-conmemoracion-del-x-aniversario-de-la-zona-especial-de-desarrollo-mariel/
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ユニスレイディ・ガルシア キューバ陸上女子100mで32年ぶりの金メダル パンアメリカン競技大会

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ユニスレイディ・ガルシア

Radio Habana Cuba、2023年11月1日

キューバ女子選手ユニスレイディ・ガルシアが、パンアメリカン競技大会の陸上女子100mで、キューバに30年以上ぶりの金メダルをもたらした。

今季絶好調の23歳ユニスレイディは、パンアメリカン競技大会の100mで、1991年ハバナ大会でのリリアナ・アレン以来、同競技を制した2人目のキューバ人女性選手になった。タイムは11秒36だった。

火曜日(10月31日)の決勝でユニスレイディは、ガイアナのジャスミン・アブラムス(11秒52)や、五輪・世界選手権で3度決勝出場のミシェル=リー・アイ(トリニダード・トバゴ、11秒53)を余裕で上回った。

「これまでにないほど集中していた。金メダルに手が届くとわかっていたから。号砲と同時に素早くスタートして、これは私の一番苦手なところだけど、改善していって、すべてがうまくいった、とガルシアは、チリ首都のフリオ・マルティネス・スタジアムのミックスゾーンで報道陣に対して答えた。

ユニスレイディスは、準決勝(11秒53)での状況から、金メダルに手が届く可能性があるとわかった、と強調した。「これまで多くのトレーニングをおこなってきたから、今回の偉大な結果が出た」、とビジャ・クララのロメディオス出身のスプリンターは語った。

「ライバルたちを過小評価するのは好きではないが、自分が王者になれるといつも考えていた。スタート地点に立ったとき、自分に言い聞かせた。ついに私はここにいる、今は全力を尽くすときだと」、と説明したアスリートの大きな夢は、五輪の100mでファイナリストになることである。

一方、彼女のコーチであるホセ・フェリシアーノ・ビレルスは、決勝での教え子の働きを称賛した。「戦闘的で技術的な彼女の走りがしっかり見れた」、と語った。

「われわれは銅メダルを計画していたが、午前中に北米の選手がいないのを見て、金を狙おうと言ったんだ。」

「もうすぐ11秒を切るだろう。筋肉面と技術レベルをもう少し改善したら、すぐに10秒90か10秒88で走る状況になり、それで五輪決勝に残れる」、とコーチは説明した。

ユニスレイディ・ガルシアの今回のタイトルは、サンティアゴ2023大会でのキューバ陸上初の王座であり、キューバ選手団としては14個目の金メダルで、国別獲得数では現在6位につけている。


パンアメリカン競技大会陸上女子100m決勝


パンアメリカン競技大会陸上女子100m決勝

Yunisleidy García pone a Cuba otra vez en el trono de la velocidad 32 años después
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/338057-yunisleidy-garcia-pone-a-cuba-otra-vez-en-el-trono-de-la-velocidad-32-anos-despues
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2023年10月30日

キューバ 11月5日より標準時開始

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Cubadebate、2023年10月30日、Radio Reloj

11月5日の午前1時に、時計の針を1時間遅らせる必要がある。キューバ全土で標準時間が適用され、北半球の国々と足並みをそろえることになる。

この時間変更は、ピーク時の電力需要における増加を伴う。午後5時から夜9時のあいだに、人工照明の使用と食品調理が重なるからである。

そのため、国立エネルギー合理的利用管理局は、自宅や職場での生活実践としての節約を促進し、家庭での活動をピーク時以外に移動するよう、呼びかけている。

キューバが直面している電力事情を前にして、電気を賢く合理的に使うことが、迷惑な停電を遠ざけることにつながる。


キューバTV(2023年10月30日)

Cuba vuelve al horario normal el 5 de noviembre
http://www.cubadebate.cu/noticias/2023/10/30/cuba-vuelve-al-horario-normal-el-5-de-noviembre/
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チリのLATAM航空 キューバへの運航を3年半ぶりに再開 ブラジル・アルゼンチンなどの南米大陸へのコネクションを実現

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Radio Habana Cuba、2023年10月30日

チリの航空会社LATAM航空が日曜日(10月29日)、3年半ぶりにキューバの首都ハバナへの運航を再開した。これは南米大陸の国々への接続をおこなうためであり、ホセ・マルティ国際空港への週4便の運航となる。

毎日曜日・火曜日・木曜日・金曜日のハバナへの運航によって、LATAM航空は、アルゼンチン、ブラジル、チリ、ペルー、ウルグアイへの接続を持つことになり、これにより、南米大陸の国々からのキューバへの観光客数が増えることだろう。

同社の運航再開は、南米からキューバに向けて開かれる新たな扉であり、商業関係の強化を可能とし、キューバを観光旅行先として知ってもらうための機会となるだろう。

LATAM航空は、2011年にキューバへの運航を開始し、コロナ禍以前には90%を超える搭乗率で9万人以上を運んでおり、今回の再開はひじょうに重要であるが、それは単に観光客にとってのみならず、ハバナとの新たな接続機会を持つことになる南米大陸に住むキューバ人にとっても同様である。


キューバTV(2023年10月29日)

Aerolínea LATAM reanuda operaciones en Cuba
https://www.radiohc.cu/noticias/economia/337853-aerolinea-latam-reanuda-operaciones-en-cuba
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2023年10月27日

フリオ・セサール・ラ・クルース 大会史上初4個目の金メダル獲得 パンアメリカン競技大会ボクシング

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フリオ・セサール・ラ・クルース

Radio Habana Cuba、2023年10月27日、Prensa Latina

キューバ人ボクサー、フリオ・セサール・ラ・クルースがきょう(10月27日)、パンアメリカン競技大会史上、4個目の金メダルを獲得した初のボクサーとなった。今大会のキューバ選手団の団長を務めているラ・クルースは、チリ郊外の五輪トレーニングセンターでのブラジルのケノ・マーレイ・マチャドとの決勝戦で、第三ラウンド目に追加の打撃を決め、金メダルを獲得した。

今回で19回目となるパンアメリカン競技大会において、わずか5人のボクサー(全員キューバ人選手)が、3度の栄冠に輝いていた。オレステス・ソラーノ、フリオ・ゴンサーレス、ロランド・ガルベイ、ラサロ・アルバレス(今回はメダル無し)、そしてラ・クルース自身(すでに4大会王者となった)である。

プレンサ・ラティーナとのインタビューのなかで、ラ・クルースは、今回の金メダルが彼の大きな目標の一つであった、と告白した。地球上で最高のボクサーの一人として歴史に残るという彼の熱望によるものであり、それは五輪二大会制覇(2016年リオデジャネイロ、東京2020)、世界選手権五大会制覇(2011年バクー、2013年アルマトイ、2015年ドーハ、2017年ハンブルク、2021年ベオグラード)のおかげで確信していることである。

ラ・クルースは、すべての相手選手をつねに尊敬していると改めて表明し、これまで対戦していようと、していまいと、「私にとっては、すべての相手選手は強敵であり、彼らはメダルを求めて、自国をベストの形で代表しようとし戦っている」。

「私は、行っているトレーニングによって自身の大会に勝ち、そこから結果が生まれる。われわれは、あらゆる相手と戦う用意ができており、そしてベストの者が勝つ」、と誇った。

ラ・クルースは、今回のサンティアゴ2023での勝利により、2024年パリ五輪の出場権も確保したが、そこで彼は五輪3個目の金メダルを達成するかもしれない。

自身の将来について、このキューバ中部カマグエイ生まれの34歳のボクサーは、まだ正確な時期はわからないが、グローブを置くことを考えている、と告白した。

ちょうどハバナで第一回大会が開催されてから40年がたつ来年の世界選手権の開催地にキューバがえらばれた場合、そこで盛大におこなうことを彼は夢見ているようである。


フリオ・セサール・ラ・クルース、決勝後インタビュー


決勝 フリオ・セサール・ラ・クルース対ケノ・マチャド


3試合目 フリオ・セサール・ラ・クルース対フリオ・セサール・カスティージョ


2試合目 フリオ・セサール・ラ・クルース対アンドレウス・サルガド


1試合目 フリオ・セサール・ラ・クルース対ジャマール・タリー

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Cuarta Cruz panamericana para Julio César
https://www.radiohc.cu/noticias/deportes/337656-cuarta-cruz-panamericana-para-julio-cesar
posted by vivacuba at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | Deportes
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