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2020年12月26日

どか雪が また降るという 年の瀬の 雪下ろしには 老労多し

連核がとれないと家族が探していたら雪の中から見つかった
勿論亡くなっていた
老人は自分の体が若い時のように動かいことは分かっている
それでも一人ででも雪下ろしをしないと家が潰れる
やむにやまれず雪下ろしをする
ご本人は仕方がないと思っている
大概の老人はそう思っている




タグ:雪下ろし

2020年12月25日

杖ついて コンビニ襲う 老人は 何も奪えず 何処で年越す

無謀と嗤うのは簡単だが
この老人はそんなことにも気が付かない程に切羽詰まっているのではないか
年の瀬の寒波は数年に一度の寒波だという
いつ捕まるかと考えながら何処かに潜む




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