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2021年03月03日

天孫の日向降臨に關する疑問に就いて その3

之を説明せる諸説 その2
三土聯合の説を得れば、史の文は自然に氷解する此の如し」とも言はれたり。
而も是等の諸説は、天孫が筑紫に降り給ひしことに就きてのみ、一往の説明となるべきものにして、大國主~をして國を避け奉しめたる事蹟の説明に關しては、之を没却せるものならざるべからず。
天孫西偏の地を重しとして、跡をここに垂れ給ひしは則ち可なり。
之が爲に一旦譲り奉らしめたる六合の中心の地を以て、之を蠻夷に委し、其の跳躍に任ずるの可ならざるを如何せん。
何事も古傳のままに説明せんとする本居宣長は、「皇孫命の此の山にしも降り着きませりし事は、書紀に、猿田彦命に、天鈿女復問曰、汝何處到耶、皇孫何處到耶。
對曰、天~之子則當到筑紫日向高千穂槵觸之峯云云。
果如先期皇孫則到筑紫日向高千穂槵觸之峯」とあれば、もとより然るべき所ありしことなるべし」と云ひて、何等の忖度をも之に加へんと試みざるなり。
洵に古書のままを信ぜんには、すべての事窺ひ知り難き~業なりとして、猥りに推測を加へざるを可とすべし。
然れども假に人事を以て之を解せんには、到底矛盾を免れざる古傳説其のものに就きて、先づ之が由來を一考するの要あるべし。
タグ:猿田彦命
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