日々のつぶやき

日本ミャンマー未来会議のホームページが更新された。

井本氏が、かなり前から、帰国されていたことは知っていたが

報告がなかったので、心配していた。

井本氏がミャンマーに愛想をつかしてしまったのではないか？

前回の報告の文面はミャンマーに対して、

かなり厳しい言い方をしていたので・・・、

それはそうで、ミャンマーにあれだけ尽くして来ているのに、

現在のような政治情勢になってしまった。

日本政府も動きが鈍い。

イヤにもなるだろう。

しかし、井本氏はやはり井本氏だった。

ミャンマーがだめなら、と言うことで日本政府への働きかけをしていたようだ。


その成果の一旦を報告してくれた。

info2022.05.17

厚生労働省と今後の活動について協議

【5月13日(金)】

1)日本政府のご遺骨帰国に関する新スキーム(2段階方式)の確認

�@遺骨収集を行う政府の派遣団は

現地にてDNA鑑定用の検体(歯など)のみ焼骨せずに

日本に持ち帰りDNA鑑定を行う。

(ご遺族の特定を併せて行う)

�A鑑定の結果、日本人である蓋然性が高いと判断された場合、

その他の部位のご遺骨を焼骨して日本に持ち帰る。

2)日本ミャンマー未来会議は、日本政府と協働し、

円滑な日本へのご帰国に貢献する。

3)日本ミャンマー未来会議への

政府資金(調査活動費等)の支出については公的資金という性格上、

使途に制限があるため、

ミャンマーの現場で行う際の現地での収集活動内容より判断する。

※現地で発掘作業を行う人夫の日当等、

活動に当たっての必要経費の金額は

政府と日本ミャンマー未来会議とで同額とする。

4)政情不安が続くミャンマーへ

可能な限り早く派遣団を派遣出来るよう官民が共同して当たっていく。

※遺骨収集活動期間中の停戦交渉を含む。

5)台湾の日本兵ご遺骨(台湾征伐/日清戦争/第二次世界大戦)を併せて

帰国の途に付けるよう検討する。

6)海上自衛隊の艦船による遺骨のご帰国を図る


いや何とも素晴らしい。

以前、聞いていたよりかなり具体化し、前進したのではないか。

井本氏と協力していただいている皆様に感謝！


ただ、お金のことには不満がある。

日本政府・厚労省は日本ミャンマー未来会議に負担をかけることなく

全て国のお金でやって欲しい。

本来、この一連の作業は国家としてやるべきことではないのか？

それを、一個人・一民間団体にやってもらうだけでなく

金銭的負担まで、かけようとしている。

米国はすでに、軍隊が発掘作業などを行っている。

日本は国家として恥ずかしくないのか！


もっと言うと、こういうチャンスを活かして、

自衛隊をミャンマーに派遣したらどうだろう。

他国も「遺骨収集」なのだから文句も言えないだろう。

岸防衛大臣、台湾にも声をかけて、ぜひ一緒にやっていただきたい。