2018年04月15日
ブラック企業並み 輝かせるときを考えろ
酷使B
今回は高校女子の長距離選手の出場記録をもとに、考えてみたい。
やはり、数年前の記録になるが、
1月から6月のインターハイ予選地域大会までのレース数を調べてみた。
私が選んだその学年の上位9名をピックアップしたものである。
調べることができたのは、ネット上に記録がアップされているものだけであり、
完全網羅しているとは思わない。
前提として、これらの選手の多くは、
前年12月の全国高校駅伝への出場校の中心選手なので、
12月20日過ぎに京都を走っている。
1月以降の主な大会は
、
・1月中旬 全国都道府県女子駅伝
・2月上旬 千葉クロスカントリー
・2月下旬の福岡クロスカントリー
・4月は 今でいうグランプリシリーズ の各レース
・5月上旬 日本ジュニア選手権。
ここまでで一番走ったのは7回が2人。
後は、ほとんどの選手が6回。 海外遠征した選手も2人いる。
5月になると、インターハイの県予選が始まる。
県によっては、県内の地区予選もあるだろうが、ここではそれはカウントしていない。
6月中旬から地域大会がはじまるが、
地域大会前までで一番走っているのが10回の二人。
(なぜ「回」で「レース」でないかというと、地区大会・県大会の予選はカウントしていないため)
9回が2人、8回が3人、7回が2人・・・。
地域大会の後、7月の世界ジュニアに3人出場している。
そして、真夏のインターハイに臨むわけだが、
何人がベストコンディションで走れたのだろうか。
特に世界ジュニア組は世界ジュニアにピークを持っていったのだろうか。
だとしたらその後は回復する時間が必要だったのではないか。
それとも世界ジュニアは適当にしてインターハイにピークを持っていったのだろうか。
とても両方ともにピークに持っていくことは難しいだろう。
ピークを過ぎた後に暑い中、
長距離を走るのはかなりのダメージを受けるはずだ。
世界ジュニアへの出場が決まったのは、いつなのだろう。
もし、インターハイ地域大会前だったら、
そこは免除して本大会へ推薦出場できるようにして欲しかったが、
3人とも地域大会を走っている。
それくらいのことをしても、誰からも苦情は出ないだろう。
誰もが認めるトップ選手なのだから。
指導者として、例えば高校時代を競技人生のピークにしてしまうのか、
それとも選手に伸びしろを残して次のステップに送り出すのか。
難しい判断だとは思うが、私は後者であって欲しいと願う。
この9人の選手の卒業後の成績は気になって見ているけれど、
トップレベルの活躍をしている選手は一人だけ。
他の選手は高校時代の活躍からすると、私には満足できない。
1人いるだけでもすばらしいではないか・・・と言われればそれまでだけれど。
それでも私は、その他8人の彼女らにも大学生になっても、
実業団に入ってもっともっと活躍して欲しいと願う。
高校生の時以上に輝いて欲しいと願う。
今回は高校女子の長距離選手の出場記録をもとに、考えてみたい。
やはり、数年前の記録になるが、
1月から6月のインターハイ予選地域大会までのレース数を調べてみた。
私が選んだその学年の上位9名をピックアップしたものである。
調べることができたのは、ネット上に記録がアップされているものだけであり、
完全網羅しているとは思わない。
前提として、これらの選手の多くは、
前年12月の全国高校駅伝への出場校の中心選手なので、
12月20日過ぎに京都を走っている。
1月以降の主な大会は
、
・1月中旬 全国都道府県女子駅伝
・2月上旬 千葉クロスカントリー
・2月下旬の福岡クロスカントリー
・4月は 今でいうグランプリシリーズ の各レース
・5月上旬 日本ジュニア選手権。
ここまでで一番走ったのは7回が2人。
後は、ほとんどの選手が6回。 海外遠征した選手も2人いる。
5月になると、インターハイの県予選が始まる。
県によっては、県内の地区予選もあるだろうが、ここではそれはカウントしていない。
6月中旬から地域大会がはじまるが、
地域大会前までで一番走っているのが10回の二人。
(なぜ「回」で「レース」でないかというと、地区大会・県大会の予選はカウントしていないため)
9回が2人、8回が3人、7回が2人・・・。
地域大会の後、7月の世界ジュニアに3人出場している。
そして、真夏のインターハイに臨むわけだが、
何人がベストコンディションで走れたのだろうか。
特に世界ジュニア組は世界ジュニアにピークを持っていったのだろうか。
だとしたらその後は回復する時間が必要だったのではないか。
それとも世界ジュニアは適当にしてインターハイにピークを持っていったのだろうか。
とても両方ともにピークに持っていくことは難しいだろう。
ピークを過ぎた後に暑い中、
長距離を走るのはかなりのダメージを受けるはずだ。
世界ジュニアへの出場が決まったのは、いつなのだろう。
もし、インターハイ地域大会前だったら、
そこは免除して本大会へ推薦出場できるようにして欲しかったが、
3人とも地域大会を走っている。
それくらいのことをしても、誰からも苦情は出ないだろう。
誰もが認めるトップ選手なのだから。
指導者として、例えば高校時代を競技人生のピークにしてしまうのか、
それとも選手に伸びしろを残して次のステップに送り出すのか。
難しい判断だとは思うが、私は後者であって欲しいと願う。
この9人の選手の卒業後の成績は気になって見ているけれど、
トップレベルの活躍をしている選手は一人だけ。
他の選手は高校時代の活躍からすると、私には満足できない。
1人いるだけでもすばらしいではないか・・・と言われればそれまでだけれど。
それでも私は、その他8人の彼女らにも大学生になっても、
実業団に入ってもっともっと活躍して欲しいと願う。
高校生の時以上に輝いて欲しいと願う。
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