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2020年09月11日

スペイン元国王の国外逃亡劇

「逃亡」というと、どうしてもカルロス・ゴーンが思い浮かぶのだが

ベイルートの大爆発事故の後、ゴーンはどうしているのだろう。

瓦礫の片付けだけでなく、法律違反の後片付けをしてもらいたいものだ。



スペインは現在、紛れもない民主主義国家でEUでも重きをなしているが

独裁者フランコの指名でスペイン国王に即位した

ファンカルロス1世が、フランコの遺志に背いて、

憲法を改正してスペインを民主化した。


ところが、その名君が、密かにスペインを脱出していた。

ゴーンのように「貨物」になって飛行機に搭乗したわけではないが

現在、アラブ首長国連邦に滞在しており、

永久に滞在し、スペインへは戻らないと言っているらしい。


前国王がスペインを離れた理由は、このように言われている。

詳細は知らないが、前国王がサウジアラビア国王からの

1億ドルの資金の支払いを、

前国王が受益者になっているパナマ籍の財団が受け取ったようで、

これが不当なコミッションの受領に当たらないか、

スペインの最高検察庁が捜査を開始したのだ。

捜査結果次第では、前国王が起訴される可能性が出てきた。

何だか、ゴーンと同じようなことになっている。


しかし、サンチェス首相はなぜ前国王の出国を許したのか?

実は現在スペインはバルセロナがあるカタルーニャ地域が

独立を訴えている。

そして、国王か必要ない共和制にしたいと言っている。

もし、前国王が起訴されでもしたら、格好の攻撃材料になってしまうのだ。

それを避けるためにも、アラブ首長国連邦に逃がしたわけだ。


国民はそんな事情を知っているため、

フアンカルロス1世を国外へ退去させ、

穏便に現体制の維持を図ろうとするサンチェス首相を批判する声は

ほとんど聞かれない。


それにしても、名君、晩節を大いに汚したと言わざるを得ない。


9月9日に「タイ王国の危機」という記事を書いたが

やはり、王様のレベルはこんなものなのだ。
posted by smile at 01:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム
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