日々のつぶやき

朝と言えば雄鶏の時の声で明けるのが

時計などない頃の決まりだった。

しかし、現在は時計という野暮なものが出来たので

雄鶏の役目が無くなってしまった。

したがって、こんなことがおきる。

フランスで、鳴き声にうんざりした隣人に

雄鶏が射殺される事件があったのだ。

そうすると、これに抗議するオンライン請願書に

７万４０００筆以上の署名が集まるという騒ぎになってしまった。


飼い主は、田舎の生活スタイルを否定されることは耐えられない。

何より可愛がっていた鶏が人間の都合で射殺されることなど許されない。

そんなことで、署名活動を始めたらしい

射殺した隣人は、撃ち殺したことを認めている。

動物虐待や武器の不正使用などの罪に問われており、

１２月に裁判にかけられる予定だそうだ。


ちなみに、このオンライン請願書には副題がついていて　

「歌わせてくれ」


種の本能で鳴いていただけの雄鶏。

それをうるさい！と感じた隣人。

オンライン請願書を作成した飼い主。

それに署名する人。


跳ぶ鶏、後を濁したくは無かったろうに・・・

人間が勝手に騒いでいる。