日々のつぶやき

２０年ほど前、中国に行ったとき

「村山富市」さんの人気に驚いた。

それまでの日本の首相では

一番スバラシイ首相だということのようだった。

当方にはとてもそのような実感はなかったので

かなり困惑した。

村山さんが「評価される何をしたか」

思い出せなくて話が前に進まなかった。


村山さんの２代前の首相が細川護熙さん。

自民党宮沢政権が頓挫して誕生した。

何かおきるのではないかと期待していたが、

２６３日で終わった。

最低でも２年はやらないと何もできないのではないだろうか。

つまり、予算を造ってそれを実行する。

そのためには２６３日では短すぎる。

この人が何をしたか全く覚えていない。


ところが驚いたことに

細川さんから引き継いだ羽田孜さんは

６４日という目にもとまらぬ素早さでいなくなった。


４代前の宇野さんの記録、６９日を更新してしまった。

というわけでこの人も何もしていない。


その次が「自社さ連立」の村山さん登場になる。

「自」が入っているので、

１年６か月続いたがこの人も何もしなかった。


因みに国務大臣は、外務河野(現外務大臣の父)、

通産橋本、運輸亀井、自治・公安野中などという顔ぶれだ。

ロクな者じゃない。


村山さんが対応を誤ったことが二つある。

オウム真理教への対応と神戸震災時の対応だ。


前者は竹下さんのころからの課題ではあったが、

地下鉄でサリンをまかれるという失態を犯している。

公安が野中ヒロムではどうしようもなかったとは思うが。


後者は全てについての意思決定が遅く、

後年の菅直人と同様、

現場にノコノコ出かけて行って作業の邪魔をしている。



残念なことに、この人達も一応「日本の元首相」なわけで、

国内にはなくても海外では存在感がある。


村山さんは、２ヶ月くらい前南京に行って

「南京大虐殺記念館」で挨拶をしている。

ご苦労なことだ。


細川さんは伊豆で隠居生活をしていればいいものを、

時々小泉さんなどと一緒に「原発反対」などと言っている。


羽田さんは、ご本人は亡くなられたのだが、

ご子息が国会議員になっている。

そう、文科省と東京医科大との仲介役をしたのではないか

という疑惑をかけられている人だ。

選挙区の地盤だけでなく、

もしかしたらこんなところも受け継いでいるのかもしれない。


この間約２年半、外国から見たら

日本はズッコケまくりに見えたに違いない。

近隣３か国は喜んだと思うけど。


ようやく自民党政権に戻ったのだが、

そこで誕生したのが８月７日の「困った人達」に登場させた橋本さん。

中国共産党のハニートラップに引っかかり、

大きな国益を逃してしまったスケベおやじだ。

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