日々のつぶやき

１９８７年１１月６日

長かった中曽根政権から竹下登政権に移行した。

誕生前の自民党内の長老たちに対するやり取りも

面白いことがあったと思うが、

今回は割愛して機会があればということにしたい。



竹下政権は日本の歴史に残る大きな決断をしている。

１９８８年１２月に法案を成立させ

翌４月から施行した「消費税」導入だ。

この時は税率が3 %ということとともに、

内税・外税があって買い物時に

いくら払えばいいのか戸惑ったものだ。


その後５%になり8%になり、

来年には１０%にという予定になっている。

予定は未定、ということで安倍さんには

総裁選後消費税上げを凍結してもらいたい。



貿易問題で世界中がゴタゴタしそうな時に、

中心にいる日本、

各国の大統領・首相などの心のよりどころの安倍さんの日本には

デンと構えておいてもらいたい。




話は変って、竹下氏は中国人民大学(というところ)から

１９９４年に名誉博士号を授与されている。

言葉は正しく使おう。

「 授与」ではなく「買って」いる。

何といっても、

対中国へのODAを一番たくさん差し上げた人なのである。

中国からしたら、こんな素晴らしいパトロンは

居ない訳で中国共産党の最高勲位をあげたかったに違いない。


しかし、それではあまりに露骨すぎるので、

名誉博士号とともに記念品として

大きな菓子折りを贈ったのではないかと推測する。

もちろん、菓子折りの箱の中に肉まんが入っているわけではない。



この消費税導入に熱心だったのが、副総理の宮沢喜一氏だ。

かれは東大卒の大蔵官僚というから、

もしかしたら典型的なIYIな人なのかもしれない。


この人も大きな功績(どこの国のためかはわからない)を残している。

１９９１年１１月から１９９３年８月まで首相を務めたが、

在任中韓国を訪問した時、

韓国の主張する「慰安婦問題」について

都合８回も謝罪の言葉を吐いている。

メディアの前でも。

これ以降、免罪符をもらった

韓国の慰安婦問題に関する活動は

過激の一途をたどり現在に至っている。



この両首相の中国・韓国への誤った対応は

その後の日本の外交の足をどれだけ引っ張ったことか。

どれだけ、国費を損失したことか。

どれだけ、日本・日本国民を侮辱してきたことか。

消費税導入がどれだけ経済の足を引っ張り、

大蔵省(現財務省)の横暴を助長してきたことか。



この二人には、

国家感、日本の将来を見通した大局観があったのかどうか、

私には疑問に思える。



この両首相にはオモシロイ共通点があり

お孫さんが芸能人だということだ。

竹下さんの孫は「ウイッシュ」のイケメンだ。

宮沢さんの孫は、おじいちゃんに似なくてよかったネ、

というとびきりの美人だ。

両者とも、容姿については隔世遺伝は受けていないようだ。

ヨカッタヨカッタ。