日々のつぶやき

サッカーのワールドカップが終わると、

スポーツの次の大イベントはオリンピックになる。

言うまでもなく、次は東京オリンピックだ。

後２年なった。


今年のこの暑さが再来年にも再現されるとしたら、

熱中症どころの話ではなくなってしまいそうだ。

選手ではなく観客がである。

選手は熱さも含めた対策・トレーニングをしてくるので

それほどのことはないとは思う。

ただ、マラソンなどの長時間の競技、

持久力が要求される競技は厳しくなる。



次回W杯はサバクの国で開催されるので、秋に変更になった。

東京の夏も暑いことは分かっているわけで、

開催時期は当初から懸念されていたことだ。

変えられなかったのかな。


マラソンのスタート時間を１時間早めて

午前７時からにしたと言っても本質的な解決にはなっていない。

以上が一つ目の心配ごと。



もう一つの心配ごとが・・・・。

これが大問題になっている。

準備が間に合うのか、という事だ。


一番注目を集めているのは、

築地市場の豊洲への移転が２年遅れたことによる弊害である。


２年前に豊洲に問題がある・・・と主張していた

東京都の共産党のいうことに乗って引越を白紙に戻してしまい、

その後調査などはしたのだろうが、

共産党が主張していたことへの対策など、

ほとんど何もしないまま２年後に移転する。


だったら２年間が全くのムダな時間だっただけだ。


時間だけでなく１日５００万円とも言われるお金もムダ。


それよりなにより、

築地の方々・豊洲・江東区の方々、

関連する企業への無礼や人間関係を崩壊させ、

感情的にこじれさせてしまったことに

どのようにお詫びをするのだろう。



築地の移転が遅れたため、明確になっている問題点の一つは、

選手村から主な会場への交通路が確保されなかった事。

暫定的な道路を造ってそこを使うという事らしいが、

当初予定の半分の通行量しか確保できない。

そうすると、既存の道路を通らざるを得ないが、

都心の道路だ。大渋滞になるのではないか。


二つ目は、

選手他を輸送するための車両基地が確保されなくなった事。

当初の予定では築地跡地に４０００台分を造る予定だったが、

半分しか出来そうにない。

後の２０００台はどこに駐車しておくのか。


しかも、築地と選手村はすぐ近くて便利だ。



この２０００台分が決まらないと、警視庁は、

交通規制のはり方や警備体制の計画さえも作ることが出来ない。

あらゆるところに迷惑をかけている。



２年前までの予定を１００%とすると、

後７００数十日に迫った中で

再度１００%の計画を作りなおしたとしても、

それは２年前の数十%　にしかならないだろう。



日本人であるからして、

何とか全てを間に合わせてしまうかもしれないし、

そうあって欲しいと思っている。



しかし、日本東京で開催するオリンピックである。

基本的なことが１００%であることは当たり前のハズ。


その上にプラスアルファすることに

意味があるのではないだろうか。

日本人としてその程度の自負は持ちたい。



そのプラスアルファの部分が

『お・も・て・な・し』

にあたるのではないかと思うのである。