日々のつぶやき

あきれた話　�@　で国立競技場が世界レベルの陸上大会を開けない、

という話をしましたが、地方自治体レベルでも同じようなことがありました。



　　
市の陸上の大会を見に○○市陸上競技場に行ったのですが、

それ相応にホームストレッチ側にはスタンドがあり、外周には芝のスタンドがありました。

まぁ、普通にみる市の陸上競技場です。

ところが、レースが始まって驚きました。

ゴールラインの外側に懐かしい光景を見たからです。

そこには、ストップウォッチを手にした競技役員が

階段状のモノ(これの名前はなんていうのでしょうか)に並んで座っているではないですか。

目を擦って見直しましたが、間違いありません。

スターターの位置に目をやると、その向こうに丸い黒いモノを持った人が立っていました。

２０年３０年前の話ではありません、最近の話です。


後日、市に確かめたところ、

この陸上競技場は日本陸連に公認されていない、とのことでした。

そりゃそうでしょう。

今時どこに手動計時しかできない会場で公認の大会を開催する団体がありますか。

そこで疑問というかあきれた話になるのですが、

この市は何のために「陸上競技場もどき」をつくったのでしょうか。

陸上競技場というからには、

それなりの大会を開催したいという目的はなかったのでしょうか。

陸上競技場としては日本陸連の公認をとらなければ、

単なる運動場に他ならないない。

そうであるなら、立派なスタンドは必要ないでしよう。


設計者・施主は、何のために、誰のために造る建築物なのか、

根本的な設計方針が明確ではなかったのでしょうかね。

陸上競技場とはどういうものか、本質を理解できないままに、

中途半端なものを造ってしまったのではないかと推測します。


行政の怠慢というか不作為というか。

見た目が大事なのではないはずです。

箱ものを作って立派なものが出来たと喜んでいたとしたら、

間抜けもいいところです。

公認の大会を開けない競技場を造るなんて。


なぜ、ゴールラインに小屋を一つつくれなかったのか。

電気計測ができるシステムを導入できなかったのか。

他にも陸連の企画に合わないこところがあるのかもしれないけれど、

今からでも遅くない、電気計測システム位導入したらどうでしょう。


ついでに言うと、競技場の周りにランニングコースがありました。

その１週の距離が５８０ｍでした。

敷地の広さの問題もあったかもしれませんが、６００ｍにできなかったのでしょうかね。

ここを使用する人の目線で考えて欲しいですね。


最後に画期的な提案を一つ。

文句を言うだけではいけませんので。


「陸上競技場」の看板を「運動場」に書き替えたらいかがでしょうか。


「欠陥品の陸上競技場」が「立派な運動場」になります。


どうですか ? ダメですか ? 　

是非、市議会に諮っていただきたいですが。良いと思うけどな〜〜。

拡張高い市議会になると思うけどな〜〜〜〜。