2018年06月16日
外交 外交力の「力」とは何か
外交力という。
その「力」とは、基本は経済力であり、
その経済力に裏付けられた軍事力だろう。
鉄を使うようになった民族は
農業生産力をあげて豊になり、
鉄で武器をつくり他民族を軍事力で制圧して行った。
有無を言わせぬ外交だろう。
一時期片手に「宗教」片手に「剣(軍事力)」ということを言い、
宗教で自己の暴力を正当化しようとしたこともあったし、
現在も同じである。
有史以来人類は進歩していないのだな、と思わせる。
ここからは、日本について考えてみよう。
まず経済力は超一流だ。
軍事力はどうか。
自衛隊の戦闘能力は「核」を除いて比較すれば、
トップ5に入るレベルではないか。
しかし、憲法の縛りのためその力をそがれている。
日本人は世界でも有数の非好戦的な民族のはず。
明治以降に限っても、
自国の欲望のためだけに戦争を仕掛けたことはない。
世界が認めざるを得ない「人道」的な国である。
もちろん、それを認めたくない国があることは承知しているが、
歴史をキチンと検証すれば自明のはずだ。
さて、安倍総理である。「
凄まじい」という表現がピッタリするほどの
外交力を発揮している。
マスゴミは安倍総理の活躍を報道しないので、
わかりにくいが外務省のホームページを見れば、
そのすごさがわかる。
先日のG7での存在感にしても、
米朝会談の会場をトランプが板門店でといっていたのを翻意させ、
シンガポールにしたのをみても、
世界の首脳からNo.1の信頼を受けている。
日本は軍事力が宝の持ち腐れになっているのに、
外交力は世界のトップにあるのはなぜか。
それは安部さんの人間力にある。
日本の誠実さにある。
プーチンと何回会談しているか。
マクロンもロシアで安部さんに会った時など、最敬礼状態だった。
英国のメイ首相も来日してEU離脱後の経済的、
軍事的な心配ごとの解消を模索している。
また、日本はNATOの本部に事務所を常設することに合意している。
北大西洋条約機構ですよ。日本は大西洋には面していませんぜ。
また、トランプと最初に会談した首脳は安部さんであり、
その後何回会っているだろう。
我々には知らされていない電話会談を何回しているのだろう。
トランプさんがこれだけ安部さんを信頼してくれ、
米朝首脳会談後の記者会見でも「安部さん、私の友達」と言っている。
これは娘のイバンカさんから
「安部さんは信用できる。安部さんのいうことを聞いていればいい」
という助言があったという話があるが、
なまじっか嘘でもないのではないだろうか。
彼女のご主人はユダヤ人であり、彼女もユダヤ教に改宗している。
少なくともユダヤの人達は、
80年ほど前の出来事を忘れてはいない。
樋口季一郎・東条英機のオポトール事件へ対応や
杉原千畝の命のビザのことをである。
(4月19日・23日・26日の「仲良きことは 親日」をご覧ください)
彼らはそのことを声高に喧伝するような愚かな民族ではない。
しかし、私は彼らが日本人と同様の
「感謝」のメンタリティを持っていると思っている。
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