2020年08月07日
8/6時点のFX運用状況報告
毎週金曜日7時のFX運用状況報告のコーナーで〜す
早速、昨日時点でのFX運用状況報告に行きましょ〜
円高傾向は、先週で一旦おさまり、今週は損益改善はそれほど起きていない状況です
というわけで今回も私がFXを始めてからの失敗談についてお話ししようと思います
今回のFXやらかし昔話は、『通貨分散のワナ』についてお送りします
私がFX取引を始めたのは2017年のことで、その2年前から株式取引を行っていましたので、分散投資の重要性は認識していました
そこで、FXにおいても、1つの通貨ペアだけで取引をするのではなく、複数の通貨ペアで取引をすることでリスク分散を図ることにしました
ちなみに、選択する通貨ペアについては、日本円基軸(ユーロ/円、豪ドル/円のような組み合わせ)ではなく、米ドル基軸(ユーロ/米ドル、豪ドル/米ドルなどのような組み合わせ)のものから選択することにしました。
理由としては、以下の二つにより安定した取引が出来ると考えたからです。
@米ドル基軸の方が全世界の取引量が多く、安定した値動きとなりやすい
A日本円基軸は外国通貨/米ドル、米ドル/円の二つが組み合わさり振れ幅が大きく、チャートも読みにくい
具体的に選択したペアとしては、2017年当時、SBI証券のFXで取り扱っていた米ドルを含む通貨ペア「米ドル/円」「ユーロ/米ドル」「ポンド/米ドル」「豪ドル/米ドル」の4種でした。
また、比較的長期で取引することを想定していましたので、スワップポイント(スワップポイントの詳細については『FXの魅力』の記事をご覧願います。)についても受け取ることが出来るポジション(米ドル/円、豪ドル/米ドルは買、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドルは売)で取引を行いました
(豪ドル/米ドルについては、ここ最近は金利差逆転に伴い、買玉はスワップポイント支払いになっています)
最初の頃は、通貨分散したことにより、どれかの通貨ペアでマイナスが出ても、他の通貨ペアでプラスとなり、ポートフォリオ全体としては、大きなプラスマイナスがないまま、プラスが出た通貨ペアを利益確定していく、という手法である程度利益を上げられていました
また、全てスワップポイントがプラスであることで、日々のスワップポイント利益を積み重ねていくことも出来ました
しかし、そんな日々も2018年頭頃に始まった米国の混乱によって終焉を迎えます
2018年1月にアメリカの予算法案成立をめぐり、連邦政府機関が閉鎖されるなど、混乱の様相を呈したアメリカ経済に対し、リスク回避の動きから米ドルが大きく売られることになり、大幅な米ドル安が進行しました
この時、私のポートフォリオにおいても通貨分散していましたが、基軸通貨が米ドルで固まっていたこと、スワップポイントの関係で豪ドル/米ドルのペア以外は「米ドルを買う」方向で入っていたことなどから、分散など関係なく、米ドル/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドルのペアは揃って含み損が大きく膨らんでしまいました
この経験から、いくら通貨分散を試みたところで、基軸通貨、売買の方向を固めてしまうと適切な分散はできないということを学びました
このことから、最初のうちは通貨分散して、ポジションを増やすよりも、スプレッドが狭く、値動きも比較的安定した米ドル/円のみで取引をした方が良いとの結論に至りました
(豪ドル/米ドルだけは、スワップポイントが売買ともに大きくなく長期で持つデメリットが少ないため、以前の価格帯まで値段を戻すまでしばらく持ち続けようと思い、現在も当時のまま残しています。)
なので、皆さんもFXを始められる際は、まず米ドル/円のみで小額から取引を始め、慣れてきたころに他の通貨にトライしてみることをおススメします
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