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2018年06月12日

茗荷




『茗荷を食べすぎると物忘れがひどくなる』とい言い伝えがある。

古い落語にも登場するほど以前から言われている話だが、実際にはなんの根拠もない話である。
こういわれるようになった経緯として、以下の話が存在する。

釈迦の弟子の一人で物忘れがひどくて、自分の名前まで忘れる者がいたため釈迦は、彼の首に名前を書いた札を下げた。
彼は釈迦が書き与えたこの札を生涯大切に、常に背負っていた。
彼の死後、その墓所に生えた草を、名札を荷って修行したこのものに因んで「茗荷」と名付けた。

こういう説話があるので、ここから

『物忘れ』=『茗荷』

となったようだ。



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