2018年06月15日
ビワと病気
夏場に美味しい実をつけるビワの木。
ビワには
『ビワの木を家庭に植えると病気になる』
『ビワの木を庭に植えると不幸になる』
という言い伝えがあるが、ご存知だろうか。
なぜそんな話になるのかは諸説あるが…
ビワの木は常緑広葉樹であり、植えると大きな葉を広げる大樹になる。
そのために日光がさえぎられ薄暗くなり、陰気な感じになりやすい。
その為に・・・
1)
ビワの外観が根拠となり、薄暗くなる庭、通気が悪くなる(と思われる)ことから病気になりやすいのでは、という説。
2)
ビワの薬効成分によって逆に縁起が悪いとなった説。
ビワは果実を食べる以外にも昔から葉などを薬効成分として使用していた為、寺院の境内や病人のいる家で薬代わりに育てていた。
それが元で
「寺にあるような木は一般家屋には縁起が悪い」、「病人がいる家にビワの木がある」
=「ビワの木は病気になる」 になった。
3)
薬効成分のために庭木にビワの木を育てていた所
「薬効成分を求めて病人がやってきた」→「病気を置いていったことがある」→「病気になる」
「薬効成分を求めて病人がやってきた」→「沢山の病人がその家を訪れるようになった」→「病人が病人が沢山訪れる家」→「病人の家」
という説。
4)
薬効成分を使用して利益を上げていた者が一般の家庭でビワを植えられてしまうと価値が薄れるので、ビワは縁起でもない樹木であるという話を流布した、また薬効成分を危惧した医師が不吉な話を流布したという
「一般的家庭に植えないようにデマを流した」
という説がある。
ちなみに、管理人の実家にもビワの木が植えてあったが、とりたてて不幸にはなっていない。
この歳で独身フリー、というのが不幸といわれれば不幸ではあるが。
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