でも、食べると運動機能障害や幻覚、錯乱などの中毒症状が。
昔、昔、フキノトウやタラの芽と間違えて天ぷらにして食べ
中毒症状を見舞われた夫婦、家族がいた。
しかし!ハシリドコロは薬をとして大活躍している。
有毒成分のヨスチアミン、スコポラミンは
副交感神経の働きを抑制。さらに、血液脳関門をあっさり通過し
運動野や言語野を刺激し、運動障害、言語障害を起こします。
ですが、副交感神経の働きを抑制するので
サリン毒の解毒、パーキンソン病の改善薬として活躍。
その他にも、ハシリドコロの根茎は
胃腸薬(女性向)や酔い止め薬などに使われています。
ハシリドコロを食べたことがない人でも
胃腸薬や酔い止め薬としてハシリドコロの猛毒を口にしているかも。
最後に、毒と薬は同じもの。
毒も適量だと薬になります。逆に、限度を超えると毒になります。
薬の服用は用法・容量をできるだけ守りましょう。
† 地球の末路!? †
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