2017年04月20日
MSIの15.6インチゲーミングノート「GP62 6QE LEOPARD PRO (1290JP) 」が USB ハイレゾ ヘッドホン プレゼント付きで送料無料の89,800円!
NTT-X Storeにて、MSIのゲーミングノート「GP62 6QE LEOPARD PRO (GP62-6QE-1290JP) 」が89,800円で販売されています。今年の3月あたりと比べて1万円安くなっているので、残り在庫数量限りの特価処分モードという感じです。さらに5月31日(水)15時まで130セット限定で【ご成約特典】として「オーディオテクニカ USBヘッドホン ATH-D900USB」が無料プレゼントされます。本体のノート「GP62-6QE-1290JP」の方は、OS には Windows 10 Home 多言語版、15.6インチ フルHD (1,920×1,080)でインテル Core i7-6700HQ(2.6GHz / Turbo 3.5GHz)、DDR4-2133 SO-DIMM 8GB メモリを搭載したハイスペックマシンで、メモリの空きスロットは一つ(最大実装32GB)となっています。拡張性は USB3.0×3(Type-A×2、Type-C×1)、USB2.0×3など必要十分です。ストレージは、HDDに1TB (SATA3) 7200rpm、そしてDVDスーパーマルチドライブ採用とコストを抑えぎみの構成なので、HDDは後からSSDに載せ替えるのが定石という感じでしょうか。音像定位を実現するNahimic Audio Enhancer(ナヒミック オーディオ エンハンサー)、PCのパフォーマンスとシステムの発熱をコントロールして最適化する『SHIFT』機能も搭載されていて、これはゲーム時のみならず、通常のビデオ編集時でも重宝します。打鍵感が評判SteelSeries製白色バックライト付ゲーミングキーボード、インテル製IEEE 802.11AC対応無線LANモジュール採用(デュアルバンド・ワイヤレス-AC 3165)など他にも特徴はありますが、興味深いのがネットワーク帯域をコントロールしスパイクラグを防ぐ Killer Gaming LAN も搭載しているところです。専用のユーティリティソフト「Killer Network Manager」によってネットワークの帯域についてアプリケーションの優先順位や使用頻度を決めるのですが、ネットワークゲームのみならず、ネットのタイムセール用にブラウザに優先して帯域を割り当てることも可能です。
保証は購入日から2年、修理は発売日から起算して3年間あり、標準6セルバッテリー含めての重量は約2.3kgと決して軽くはありませんが、スペックを考えれば上々です。
ゲーミングマシンですので、一般のノートPCに採用される低電圧版CPUとはパワーが別世界で、デスクトップ用のCPUに近いスペックです。本機に搭載されている CPU Core i7-6700HQ は、Skylake世代の Core i7 HQ シリーズの中では下位に位置する CPU ですが、PassMark PerfomanceTest 8.0 のベンチマークでは低電圧版の Core i7-6500U と比べて 1.67倍、デスクトップ用の Core i5-6500 と比べて 1.07倍高性能です(デスクトップ版の Core i7-6700K と比べると 0.70倍程度の性能になります)。CINEBECNH R15(マルチコア)のベンチマークになると、Core i5-6500 を倍近く引き離し、Core i7-6700、Core i7-6700K にかろうじて後塵を拝するという程度の差になります。これは4コア8スレッドで動作するからで、多くの動画・音楽のエンコードソフトなど、マルチコア・マルチスレッド対応のアプリを使う時はこの差をまともに体感することになります。エンコードに関しては Windows Mediaエンコーダ のようなフリーソフトでもマルチスレッドに対応していますので、本マシンでエンコードを行った方が、 Core i5-6500 を搭載したデスクトップより倍速く処理が終了するということになります。動画処理を日常的に行う(行いたい)方は、Core i7-6700HQ 搭載ノートは重要な選択肢の一つだと思います。
無料でプレゼントされる「USBヘッドホン ATH-D900USB」ですが、標準価格が36,000円(販売価格は17,330円)の大口径φ53mmドライバーの密閉ダイナミック型、24bit/192kHz対応のDACとヘッドホンアンプを内蔵したハイレゾ対応です。専用USBコードは着脱可能で、ヘッドホンコードφ6.3mm変換アダプターに付け替えることができて、普通のヘッドフォンとしても使えます。普通のヘッドホンとして使うのは、本機の特徴的な24bit/192kHz対応DACを使わないということになるので、やはり Windows や MacOS (Linux では ALSA で使用可能)の PC に USB 接続して、本ヘッドホンの 24bit/192kHz対応DACとヘッドホンアンプを活用するのが原則として目的にかなった使用法だと思います。注意点としては、USB 経由でそれなりの電源を必要としますので、普通の USB ハブなどに繋げてしまうと安定して音が出ません。PC のボードに直付けされた USB コネクタに繋げるか、給電タイプの HUB を利用するなど工夫が必要なときもあります。ノート PC に繋げる場合は、ノートをバッテリー駆動ではなく AC 駆動してやる必要があります(それでも省電力タイプのノートPCの場合は安定しないこともあります)。使い方を選ぶアイテムではありますが、ヘッドフォンとしては悪いモノではなく、ハイレゾはしっかり鳴らしてくれるので、無料プレゼントされるなら、間違いなく楽しいアイテムだと思いますよ。
このヘッドホンが同店で17,330円で販売されていることから、「GP62-6QE-1290JP」の実質価格は72,470円と考えることもできますが、本スペックのノートが10万円以下というのは、たとえメモリ増設、SSD換装を自分で行うことを考慮しても安いと思います。台数限定ではありますが、ゲーミングノートというかハイスペックなノートPCを探していた方は狙ってみていいんじゃないでしょうか。
タグ:NTT-X
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6186365
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック