2017年09月10日
本焼柳葉包丁(正夫)鏡面仕上
鏡面仕上の本焼
一般的に普及している柳葉包丁(正夫:しょうぶ)は、合わせと言って軟鉄と鋼を重ねて鍛造したものが大半ですが、時々合わせでなく全て鋼製の柳葉が持ち込まれます。いわゆる「本焼」と呼ばれる手間暇をかけて作られる高級包丁です。
全て、鋼なので細かい砥石で研げば切刃が見事に輝きを取り戻します。砥石仕上だけでも充分に切れ味を出す事はできますが、板前さんがお客様に包丁さばきを見せる時に包丁の美しさを際立てる為に「鏡面仕上」をリクエストされる方がかなりいらっしゃいます。
実施には、砥石等だけでは時間がかかりますので、最終的には革砥石も使用しながら細かな傷を無くします。
鏡面のメリットは、見栄えも去る事ながら、水気が残りにくいので錆にくい事です。それと切る時の心地よさもあるかなと思います。
![kyomen_siage.jpg](/togibose/file/kyomen_siage.jpg)
鏡面作業は、手間がかかりますが結構好きな仕上です。
近年は本焼包丁を作れる職人が数少なくなり、寂しいです。
本焼包丁は、包丁にもよりますが、砥石と研ぎ手の気持ちが一つになる瞬間がとても濃厚です。比較的癖が少ないように感じます。研いでいると、見学の方が増え、時には、刀を研いでいるのか? と言われる方もいらっしゃいます。それほど、輝きが美しいのです。
一度、包丁専門店などでご覧になってはいかがでしょうか。美しいですよ。
一般的に普及している柳葉包丁(正夫:しょうぶ)は、合わせと言って軟鉄と鋼を重ねて鍛造したものが大半ですが、時々合わせでなく全て鋼製の柳葉が持ち込まれます。いわゆる「本焼」と呼ばれる手間暇をかけて作られる高級包丁です。
全て、鋼なので細かい砥石で研げば切刃が見事に輝きを取り戻します。砥石仕上だけでも充分に切れ味を出す事はできますが、板前さんがお客様に包丁さばきを見せる時に包丁の美しさを際立てる為に「鏡面仕上」をリクエストされる方がかなりいらっしゃいます。
実施には、砥石等だけでは時間がかかりますので、最終的には革砥石も使用しながら細かな傷を無くします。
鏡面のメリットは、見栄えも去る事ながら、水気が残りにくいので錆にくい事です。それと切る時の心地よさもあるかなと思います。
![kyomen_siage.jpg](/togibose/file/kyomen_siage.jpg)
鏡面作業は、手間がかかりますが結構好きな仕上です。
近年は本焼包丁を作れる職人が数少なくなり、寂しいです。
本焼包丁は、包丁にもよりますが、砥石と研ぎ手の気持ちが一つになる瞬間がとても濃厚です。比較的癖が少ないように感じます。研いでいると、見学の方が増え、時には、刀を研いでいるのか? と言われる方もいらっしゃいます。それほど、輝きが美しいのです。
一度、包丁専門店などでご覧になってはいかがでしょうか。美しいですよ。
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