2017年05月14日
和包丁の柄交換と寿命
早めに交換するのが長持ちの秘訣
和包丁の柄交換。中子が腐食して小さくなっていたらどうする。
まずは、中子の修理から始める。
和包丁は柄交換を前提に作られています。
長く使用していると、口金部分からの水分浸透で中子(柄の中の金属部分)が腐食してゆきます。
放置しておくと、やがて中子の腐食で膨張し柄が割れ始めます。
![DSCN0924錆中子.jpg](/togibose/file/DSCN0924E98C86E4B8ADE5AD90.jpg)
中子が錆びると錆落としが必要です。錆がひどく中子本体も腐食している場合は、中子を削ると細くなります。細くなりすぎると、中子が折れる場合があります。そうなると柄を変えても使用中に折れることがありますので寿命となります。
修理するとすれば、平(ひら)とか腹と呼ばれるブレード部分を削り落として中子を作るという方法がありますが通常はまずしません。
![DSCN0981柄交換出刃.jpg](/togibose/file/DSCN0981E69F84E4BAA4E68F9BE587BAE58883.jpg)
柄交換に持ち込まれるほぼ全ての包丁は、錆がよく回っていました。
柄が割れるのは、中子が錆で膨張し柄を破壊するのが原因です。
柄にヒビが入ったら即柄交換するのが王道です。
柄の交換は、まず包丁に合った柄を購入することがポイントです。
包丁の刃渡りと種類ごとにに柄が販売されていますので、できれば同じ製造元の柄を買うのが一番ですが、手に入れにくければ刃渡りと包丁の種類が表示されている柄を購入します。
柄の交換は、とても危険ですのでプロに任せるのが一番ですが、自分でするときは刃を保護するなどの安全策が肝心です。口金を外したり柄を割ったり道具が必要です。
中子を焼いて柄を焦がしながら収める方法と、柄の穴のサイズに合わせて中子を削るなどしてボンドで収めます。詳しい方法はまたの機会に。
柄交換なら、包丁屋に持ち込めば、交換してもらえますが、刃が欠けたり、中子が腐食していると買い替えを勧められがちです。
しかし、写真のような木製柄の和包丁なら小さくはなりますが、修理すれば使い続けることが出来ます。
![](//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=B002W5G9YW&Format=_SL250_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=haruoajo-22)
![](https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=haruoajo-22&l=li3&o=9&a=B002W5G9YW)
和包丁の柄交換。中子が腐食して小さくなっていたらどうする。
まずは、中子の修理から始める。
和包丁は柄交換を前提に作られています。
長く使用していると、口金部分からの水分浸透で中子(柄の中の金属部分)が腐食してゆきます。
放置しておくと、やがて中子の腐食で膨張し柄が割れ始めます。
![DSCN0924錆中子.jpg](/togibose/file/DSCN0924E98C86E4B8ADE5AD90.jpg)
中子が錆びると錆落としが必要です。錆がひどく中子本体も腐食している場合は、中子を削ると細くなります。細くなりすぎると、中子が折れる場合があります。そうなると柄を変えても使用中に折れることがありますので寿命となります。
修理するとすれば、平(ひら)とか腹と呼ばれるブレード部分を削り落として中子を作るという方法がありますが通常はまずしません。
![DSCN0981柄交換出刃.jpg](/togibose/file/DSCN0981E69F84E4BAA4E68F9BE587BAE58883.jpg)
柄交換に持ち込まれるほぼ全ての包丁は、錆がよく回っていました。
柄が割れるのは、中子が錆で膨張し柄を破壊するのが原因です。
柄にヒビが入ったら即柄交換するのが王道です。
柄の交換は、まず包丁に合った柄を購入することがポイントです。
包丁の刃渡りと種類ごとにに柄が販売されていますので、できれば同じ製造元の柄を買うのが一番ですが、手に入れにくければ刃渡りと包丁の種類が表示されている柄を購入します。
柄の交換は、とても危険ですのでプロに任せるのが一番ですが、自分でするときは刃を保護するなどの安全策が肝心です。口金を外したり柄を割ったり道具が必要です。
中子を焼いて柄を焦がしながら収める方法と、柄の穴のサイズに合わせて中子を削るなどしてボンドで収めます。詳しい方法はまたの機会に。
柄交換なら、包丁屋に持ち込めば、交換してもらえますが、刃が欠けたり、中子が腐食していると買い替えを勧められがちです。
しかし、写真のような木製柄の和包丁なら小さくはなりますが、修理すれば使い続けることが出来ます。
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6266307
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック