2017年07月28日
「パフォーマンス変数」
運動する状況によって、パフォーマンスは"変動する"。だから、常に100%のチカラを出せるとは、限らないということだ。
「普段通りにやれば、負けるハズないのに。」という言葉は、よく聞かれる。
能力を「運動パフォーマンス」として、発揮するときに関係する「要因」を「パフォーマンス変数」と呼ばれている。
「パフォーマンス変数」の特徴として、状況に関係し、変化しやすい"一時的な要因"なんだそうである。
・天候、施設用具等(物理的要因)
・睡眠不足、疲労、体調不良等(生理的要因)
試合前の「コンディショニング」が大事ネ。
・精神状態(心理的要因)
運動中の精神状態は、「生理心理学」で大脳皮質の「"興奮水準"である「覚醒」」としてとらえられるという。
運動中の「精神状態(「覚醒」)をコントロールする能力」を高めておくことが出来れば、運動パフォーマンスは、状況に影響されずに発揮されると考えられる。
「メンタル・トレーニング」は、「「覚醒」をコントロールする能力」を高めるための"「練習」の一つ"ってことやネ。
具体的なトレーニング方法は、またの機会に
(引用文献)
杉原隆:新版 運動指導の心理学、大修館書店、2008
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6533995
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック