2017年07月26日
学習したことが、・・・
「学習の転移」とは、"以前に"学習したことが、後の"学習に影響を与えることを言う。
「学習の転移」には、「正」と「負」があるのだそうだ。以前の「学習」が、促進的に働けば、「正の転移(順向性促進)」、妨害するように働けば「負の転移(順向性干渉(抑制))」となると、言う。
では、どういう時に、「正の転移」が起こるのかナ?
「軟式野球」と「硬式野球」のようなものには、「類似性」が高く「正の転移」が起こるそうだ。(テニスもか)
しかし、これはレアケースなのだそうだ。ほとんどの運動は、それぞれ独自の「高い特殊性」を持つことから、「正の転移」は無いんチャウかと言っている。
野球が上手になりたければ、野球をすることが大事だと言うことなのだろうナ。
ジュニア期には、色々な「動き」を経験させることと、身体を「動かすことが"楽しい"」と思わせなければ、野球もサッカーもガバディ等のスポーツを始める、「きっかけ」はないと思う。
(嫌々でも、やってみて好きになることは"ある"だろうけド。)
(引用文献)
杉原隆:新版 運動指導の心理学、大修館書店、2008
(参考文献)
金子明友他:運動学講義、大修館書店、1990
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