2017年06月07日
メトリックス・・・
NHKの球辞苑などで、統計的にデータで野球を分析したりしている。とても、興味深い。
FIP(Fielding independent pitching)なるメトリックス(評価指標)が、ある。
真の防御率 を表した指標です。FIPは、投手の評価軸から「打球」という概念を取り除いています。つまり、ゴロアウト、フライアウト、単打、二塁打、三塁打、の概念がこの指標にはないということです。
FIP= {被本塁打 × 13 +(与四球 + 与死球 − 敬遠)× 3 − 奪三振 × 2 } ÷
投球回 + リーグごとの補正値
投手の責任範囲として、本塁打、四球、死球の3つに限定することで、より純粋な投手の能力を評価しましょう、という考え方です。
興味深い論文があります。
高校野球における試合の勝敗に影響を与える要因:投手力・攻撃力・守備力の比較
末木 新(和光大学)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjpehss/advpub/0/_contents/-char/ja/
投手力(FIP)と勝敗に与える影響が少ないとのこと。
ただ、考察にて、投手力と守備力の相互作用については、本研究で分析出来ないと。他のメトリックスでの分析も必要かと。高校野球なので、大会実施時期により、技術力の質の向上が影響するかもと。
感覚的には、「好投」しても、打線の援護なしとか、「守備のミス」での敗戦があるので。FIPと勝敗との関係は・・・。
どうかな?
防御率とFIPの差なんかは、勝敗と相関ありそうな"気が"する。
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