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2017年10月17日

運動技能

20160615_193845.jpg










「運動技能」を、個人、グループの"運動課題"を解決したり、ある状況のなかで"目的"を持って行動し、初期の目的を達成することができる能力と定義することがある。「達成力」と同じだと。



 「達成力」とは、合目的、合理的かつ経済的であることだそうです。



 ここで、議論したいのは、「習熟」(個人的に身についたスキル)の度合いと達成力である。




 初めて、野球をやる子どものボール投げのフォーム、バットを振るフォームはどうでしょうか?



 慣れてないから、「習熟」の度合いが低いと言えそうです。「反復練習」で、"習熟度"を上げていくしかないですよネ。



 しかし、「習熟度」が低くても、バットにボールを当てたり、フォームが悪くてもボールは、投げることはできます。


 プレイの"安定性"を考えると、フォームがまずくても、それを良しとは言えない。



 それを矯正するドリルを練習に取り入れる必要があるんですよネ。



 低い技能のままで、習熟を高めないためのコーチングも必要だと思います。



 ジュニア期に、技能を高めないと、"吹きだまり"、"古癖"となり、修正のきかないものとして残ってしまうとのこと。(マイネル:スポーツ運動学)



 毎回の練習で、「達成力」の確認を行えるように、現場で子どもたちを「観察する」ことが、必要だと思います。



(引用文献)


金子明友他:運動学講義、p.43-50、大修館書店、1990





posted by teruMAT at 07:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 学童野球
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