2017年10月16日
共感
小学校高学年で、"ゴールデン・エイジ"といわれている。誰でも、皆、この年代で、運動に関して、「即座の習得」出来るのだろうか?
公認スポーツ指導者養成テキストには、スキャモンの発育曲線があり、神経系の発育の臨界期といわれている。
イチャモンをつけるわけではないが、この曲線は、性差も現在の子どもたちで見直されたわけではない。若干の見直しも必要だと言われている。
しかし、成長期の子どもたちは、「個人差」があるにせよ、この時期でぐっと、技術てきにも成長しているのは、現場で感じる。
「即座の習得」は、豊富な運動と見た運動yに「共感」する能力が良く発達している子どもに限られるという。
"豊富な運動"は、幼児〜低学年の間に、身体を動かす機会を提供し、さまざまな「運動」させることができる。「遊び」を取り入れ、内発的動機づけでくれば、より「運動」に興味を持ち、自ら取り組んでくれる。
「共感」(他者の運動を興味深く観察しているときに生じる「同じ体験」)とは、なんだろうか?
21世紀になり、「ミラーニューロン」なるものが・・・。脳科学が、マイネルの理論(1970?)を証明したんだろうか。
この「共感」は、子どもたちにどうやれば、身につくのだろうか?
ちょっと、本でも読んでみよう。
(読書の秋だし)
(参考文献)
日本体育協会:公認スポーツ指導者養成テキスト、p.124-127、2014
子どもと発育発達、Vol.12, No.4, 2015
金子他:運動学講義、p.118-120,1990
マルコ・イアコボーニ:ミラーニューロンの発見、早川書房、2009
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