2017年10月13日
運動発達・・・
人間には、80を超える「基礎的運動パターン」があると言う。6〜7歳頃までに、全て習得されることが明らかになっている。だから、児童期の初期において、大人と同じ「基礎運動パターン」を持つのである、と。
この時期で大切なのは、経験する運動の「多様性」で、いろいろな「運動」を経験することが、"学習効果"は高くなるのだとか。「多様性練習から効果」と言うのだそうだ。
いろいろなことを「経験する」ことは、運動発達だけではなく、「知覚発達」、「知的発達」にも言われている。
大人と子どもの「運動発達」の質的な違いの代表的なものが、「運動コントロール能力の発達」です。
子どもは、大人のミニチュアではない。
運動指導も、大人が行っている運動を、子ども用に小型化して行わせる指導では、「発達に応じた指導」にならない。
このことを、頭に叩き込んでおくべきだろう
(引用文献)
日本体育協会:公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目T、p.128-130、2014
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